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和書 503754 (276)



色はムラサキ―ちょっと気になる語源あれこれ
販売元: 遊タイム出版

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新版 いろは歌の謎―暗号で綴った死刑囚の遺書だった
販売元: 三笠書房

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「いろは歌」の謎に挑んだ書で、井沢元彦氏の乱歩章受賞作「猿丸幻視行」にも大きな影響を与えたと思われる作品。

まず、「いろは歌」の作者について、何の考証もなく柿本人麻呂と断定しているが、これは独断に過ぎよう。「結論先にありき」の論法である。「いろは歌」の成立は人麻呂以降である事が現在では定説だし、しかも複数存在した「重複無し仮名遣い」歌のうち、最も仏教思想色の強い現在の「いろは歌」が残った事も定説となっている。次に、「いろは歌」が罪人の怨念の歌であるという論拠は次の"わかち書き"から来ている。
   いろはにほへと
   ちりぬるをわか
   よたれそつねな
   らむういのおく
   やまけふこえて
   あさきゆめみし
   えいもせす
この各行の末尾の文字を繋ぐと「とかなくてしす」、即ち「咎無くて死す」となる。これが、無実の罪で死んだ「いろは歌」の作者の怨念の歌に解釈できるという訳だ。柿本人麻呂を対象としている点、無実の罪で刑死したという点は梅原猛氏の「水底の歌」と良く似ている。だが、江戸時代の「忠臣蔵」が「仮名手本忠臣蔵」として上演されていた事を考えると、昔から「いろは歌」に「とかなくてしす」の文字が隠されていた事は人口に膾炙していたのだ。

という訳で著者の説にオリジナリティが欠け、全体的に客観的な考証に乏しい事は否めないが、無垢な状態で接すれば面白い読み物である。前述の、「水底の歌」、「猿丸幻視行」と合わせて読むと、楽しみが倍化すると思う。




囲炉端歌百吟―大和言葉の奇蹟、無数の四十八字歌
販売元: 芸艸堂

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岩手・秋田両県境域方言地図
販売元: 桜楓社

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岩手のアイヌ語地名
販売元: 岩手日報社

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岩手方言の語源
販売元: 熊谷印刷出版部

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岩手県のことば (日本のことばシリーズ)
販売元: 明治書院

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言わないでおく―日本語を磨く
販売元: 近代文芸社

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岩波現代用字辞典
販売元: 岩波書店

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論文の書き方 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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論文の書き方だけでなく、こういったレビューのような短い文章でも役に立つ文章の書き方に使える考え方を示しています。
IIIには、「が」を警戒しようという章になっています。
「私は、こう思いますが、そうでない場合もあります。」
というよりは、
「私はこう思います。しかし、そうでない場合もあります。」
の方がよいと思われます。
自分でこのレビューを書いている最中でも、「レビューを確認する」時に、2つのことに注意しています。
一つは、文章を入れ替えて、論理的なつながりを分かりやすくすること。
もう一つが、長い文章を、短い一つの論理だけの文章にすることです。
前者は、
V「あるがままに」書くことはやめようという章に関係しています。

最初に読んでから、すでに30年経っていますが、今でも役に立っています。
というか、
最初に読んでから30年経っています。今でも役に立っています。
の方がいいと思います。いかがでしょうか。






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