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和書 503754 (277)



日本の方言 (岩波新書 青版 307)
販売元: 岩波書店

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漢字―生い立ちとその背景 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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漢字が如何にして生れ、またどのような呪的思想を持ち合わせていたのかがよくわかる。

ただし、本書は文中における漢字の引用が別ページの写真で何行目、何文字目という形で表記してあるが、この点が少々初学者にはわかりづらいと思われる。「漢字百話」のように同じページのすぐ上に記載してあるような方がわかりやすいので、初めて白川静に触れるには「漢字百話」や「白川静さんに学ぶ漢字は面白い」などがいいだろう。「常用字解」などを眺めてみてから、漢字に興味を持つのもいいかもしれない。

内容は大変面白いので評価5であるが、一般的に言うと少し読みづらい点があると思うので、それを差し引き4にする。




日本語の文法を考える (岩波新書 黄版 53)
販売元: 岩波書店

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 日本語文法の大家による日本語文法の論考。
 中高の国文法、古典文法で丸暗記させられていたり、なんとなくすっきりしていない疑問点などを、学術的に、しかしできるかぎり平易に解き明かし、目からウロコが落ちることが多い。さらに、我々の意識しない日本語の文法に対する繊細なセンスを自覚させてくれる内容である。国語学専攻以外でも多くの人に読むことを薦めたい。
 特に、助動詞「れる」「られる」が「受身」「可能」「尊敬」「自発」と多義的である点を歴史的に説明した部分などは知的興奮を感じさせる。




日本語と女 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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恋の歌、恋の物語―日本古典を読む楽しみ (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店

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 日本の最古の歌集『万葉集』恋の歌「あかねさす」は額田王と大海人皇子との相聞歌。この歌の「袖振る」は恋を確実なものにする呪術であったと指摘する。和歌は本来、声に出して朗々と歌う『古今和歌集』の情緒纏綿。『新古今和歌集』の藤原定家の絶唱に象徴されるエロス。それら祖先たちの感性が現代の歌謡曲やポップスの歌にまで引き続いてくる豊かな「歌の鉱脈」であったとみる。また、恋の教科書だった『伊勢物語』、恋の文学の最高峰『源氏物語』、歴史的悲運に弄ばれた女性の「あはれ」を語る『平家物語』の著名なところなどが紹介されていて、興味深く読める一書である(雅)




日本文法 口語篇 改版 (岩波全書 114)
販売元: 岩波書店

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日本文法 文語篇 (岩波全書 183)
販売元: 岩波書店

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蝸牛考 (岩波文庫 青 138-7)
販売元: 岩波書店

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日記をつける (岩波アクティブ新書)
販売元: 岩波書店

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筆者自身も含めて、いろいろな人の日記を例に上げながら、日記のフォーマット、内容、書き方等、日記にかんする、あれこれを書いた本。「がんばって書け!」という本ではなく、こんなに簡単で、楽しいよ!という感じで、随筆っぽく書かれてます。

古文や文語調の日記は、あまり出てきません。そのためか、読みやすかったです。例も、不思議な哲学者の日記や内田百閒の食事メモなど「へんてこりん(?)」で興味深いものが、ありました。

「よしやるぞ!」という気には、なれませんでしたが、「ま、3日坊主になるかもなぁ」という軽い気持ちがおきました。それが、良いのかも??




岩波 いろはカルタ辞典
販売元: 岩波書店

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 昔のいろはカルタがほしいとかねがね思っていたところ、本書を手にして溜飲が下がった感じである。
 江戸・明治・大正・昭和にかけて、いろはかるたの歴史を厳密に追跡して、その代表的なものを手際よくまとめてくれている。
「夜目遠目かさのうち」の「かさ」は江戸・明治は「笠」、その後は「傘」になっているとのこと。
「蛙の子は蛙」は使われ始めた江戸時代から、子は親に似てくる意味だったが、最近では優秀な子に対する褒め言葉になっている。
「先んずれば人を制す」は鎌倉時代軍記物語から多用されていたもので、現代〈弱肉強食〉の意味で使っているのは誤用と手厳しい。
「病は口から」は古く「万葉集」に「病は口より入る」と記されているという。
「光陰矢の如し」はTime flies like an arrow の翻訳のように思われているが、実は南北朝時代の「曾我物語」にすでに出ている。
 このように、根拠となるものを述べて納得がいく説明をしてくれている。各種のカルタを比較検討して、〈江戸系〉〈上方系〉〈戦後〉に類別するなど本格的である。
 子供じみたものとして軽くみなす人もあるが、大げさに言えば日本が世界に誇る文化遺産だとみなしたい。長く日本人に親しまれたことわざを使ってわずか48枚組の小さいカードにすぎないが、今も日本人に生き続けている。特に本書はその歴史的流れがコンパクトにまとめられており、座右の書にして愛読したい。  


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