和書 507156 (81)
明智光秀 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋
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天海説を架空の人物を織り交ぜて小説として書き上げた著書ではあるが、実に説得力があります。著書に書かれた不自然さを上げると、
光秀を知らない単なる村人に光秀があのタイミングで殺された。
首も見付かった事にはなっているが、死体発見当時に何物かに既に首をはねられていた。
しかも光秀を殺した人間の存在を村人が誰も知らないということから架空の人物を秀吉らが作り上げた可能性すらある。
比叡山には光秀死後なのにも関わらず、何故か光秀が献上した物が残されている。
見付かっている天海の鎧も坊さんが所有しているものとしては不自然。
家康が大阪城決戦の時に天海を大抜擢したのも不自然な事。
家康は豊臣家を救おうとも考えたらしいが、天海が豊臣家を滅ぼすことに異常にこだわった。少なくとも坊さんの発想ではない。
と多数不自然な点はあります。天海の全半生が不明なのも疑いの余地ありです。
筆跡鑑定で天海と光秀が別人と判断した人がいるけど、あの当時は筆跡を見てその書状が本物かどうかを見極めなければならない時代です。天海が何も考えずに光秀当時の筆跡で書状を書くわけがありません。
この本は天海説をとなえた非常に読みごたえのある本でした。
明智光秀
販売元: 廣済堂出版
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明智光秀―老の坂わかれ路
販売元: 恒文社
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明智光秀の妻 〓子(ひろこ)
販売元: 紀尾井書房
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明智光秀の密書 (ノン・ポシェット)
販売元: 祥伝社
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井沢氏のお得意の歴史を題材とした短編集7編を収録。本書内三番目の作品を題名にしているが、正直それはあまり面白くなかった。しかし他の6編はまあまあ面白いし読みやすい。
短編集なのでちょっとした移動の時間にも楽しめるかもしれません。
明智光秀 なぜ「本能寺」に向かったか (PHP文庫)
販売元: PHP研究所
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織田信長が礼賛されることに違和感を持つ人や、実際のところ、信長に勝った武将といえば、明智光秀でしょ、とか、そういう考えがどこかにある人は、かなりハマるであろう一冊。
急に話が飛んで、その後で、思い出したように、説明開始する筆者のスタイルについていくには、多少の歴史モノの知識がないとついていけないかもしれない。そういう意味で☆3つ。
ルイス・フロイスは、明智光秀は阿諛追従の名人で腹黒の極悪人だ、みたいなことを『日本史』の中で書いていたが、この小説の光秀は、何も信長に取り入ってどうこう、という卑しい人物として描かれてはいなかった。このあたり『明智軍記』とかも読んでみないとダメですな。
巻末に光秀ゆかりの土地紹介もついているので、その辺も参考になります。
明智光秀物語 浅き夢見し (廣済堂文庫)
販売元: 廣済堂出版
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明けもどろ〈上巻〉―琉球尚貞王一代記
販売元: 弘済出版社
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明けもどろ〈下巻〉―琉球尚貞王一代記
販売元: 弘済出版社
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朱紋様
販売元: 朝日新聞社
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皆川博子は長篇もいいが、本来短篇作家だと思う。
死者と生者が交錯する、甘美な世界。
年齢を重ねるごとに小説がうまくなっていく稀有な作家。