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和書 507156 (289)



元禄無頼〈上之巻〉 (角川ルビー文庫)
販売元: 角川書店

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元禄無頼〈下之巻〉 (角川ルビー文庫)
販売元: 角川書店

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神奈川県札 (ハルキ文庫)
販売元: 角川春樹事務所

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金沢城嵐の間 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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田中忠政の家臣・藤崎六衛門を主役とする『残された男』
筒井定次の元家臣で隠居の中坊秀祐を主役とする『伊賀越えの道』
本多富正の家臣・大木十左衛門を主役とする『義によって』
前田利長の従兄で前田家家老の太田長知を主役とする『金沢城 嵐の間』
益田元祥の家臣・栗山三郎右衛門を主役とする『萩城の石』
細川忠興家臣の長岡宗信の妻・花江を主役とする『生きすぎたりや』
以上六編が収載された短編集。
かなりのマイナー武将や実在したかどうかも不明な武将が並びます。
そして舞台はどれも関ヶ原以後のお家騒動と、総じて地味。
そんな一見マニア向けの一冊ですが、実際はそうでもありません。
短編ながら導入部の書き方が秀逸で、時代背景に詳しく無くとも愉しめる事でしょう。
フィクション部分が強いからかもしれませんが…
どの話にも共通して語られるのは「武士の一分」。
(『生きすぎたりや』では「己れの一分」。)
どの主人公も謹厳実直で好感が持て、共感もし易い主人公らしい人物像。
それ故に悲しい結末が待っているのですが、意外にも読後感は良かったですね。
そして、これまたどの話にも共通する事柄ですが、結びがかなり独特。
若干肩透かしを喰った様な気分にもなりますが、消化不良感はありません。
巻末の解説で北上次郎氏が仰っている様に、記憶に残る終わり方と言えるでしょう。
出だしこそ全体像が掴み辛いものの、気付けば虜となっている見事な一冊。
短編集なので時間が無い方にも自信を持ってお勧め出来ます。




金沢城嵐の間
販売元: 文藝春秋

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彼方より
販売元: 講談社

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神の救いを求め、得られずに苦悩する、というストーリィは、決して少なくはない。
しかし、この物語の登場人物、フランチェスコが神に近づこうとする情熱は、他の物語に例を見ないほどに苛烈だ。
そしてこの作品は、その情熱の苛烈さを見事に描写した作品だと思う。
「神がその怒りでもって、自分の心臓を止めるまで悪行の限りを尽くす」そうすれば、自分はこの目で神を見ることができる。
そのために、フランチェスコはジル・ド・レすらも利用し、神を冒涜しつづける。
暗く妖しく、陰惨で、それゆえに、その中で描写される美しいものや、人間の激しい感情が、際立っている物語だと思う。
物語はフランチェスコの幼馴染、マルシリオの回想によって進められていくが、彼の存在もまた、この物語をただ陰惨なものにしないための、重要な要素になっている。
果たしてフランチェスコは求めるものを見つけられたのか・・・。
答えは、ぜひこの物語を読んで、ご自分で見つけてください。




カナダ侵攻―クリムゾンバーニング (C・NOVELS)
販売元: 中央公論新社

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金の成る木
販売元: 日本文学館

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蒲桜爛漫―頼朝の弟・義経の兄・源範頼
販売元: 秋田書店

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甲比丹(カピタン) (講談社文庫)
販売元: 講談社

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