和書 507216 (107)
文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
販売元: 講談社
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密室から失踪した青年医師。
その妻は妊娠20ヶ月の妊婦。
その産院で生まれた赤ん坊が3人行方不明。
文士関口と探偵榎木津が家族から依頼をうけ捜査をはじめるが事件は迷走し、陰陽師京極堂に助力をあおぐこととなるが。
さらさら筋を追っていくことができる読みやすい文章で、面白かったです。
最初においてある伏線が最後に収束していく過程を楽しみました。
分冊文庫版 姑獲鳥の夏 上 (講談社文庫)
販売元: 講談社
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初めてこの作者の本を読んだのは、中古書籍の「狂骨・・・」でした。
シリーズ物になっていたとは知らずに、この前作のキャラの顛末やら、
以前関わった事件がホニャララ・・・と語られては前作が気になるではありませんか(笑)
商売上手な作家だなと思いつつ新刊で購入したノベルズサイズの
「姑獲鳥の夏」を買ったのは、「狂骨・・・」を読み終えた翌日だったのははるか昔。
1996年の秋の事でした。
あれから10年くらい経過して映画化の話が出て、実相寺監督がメガホンをとるという事で、
個人的に異様にテンションがあがって、ノベルズを読み返そうと思った時に数々の
予想される出来事が脳裏をかすめ、
「あの分厚い書籍を持ち歩いて読むのはちょっと疲れるな・・・」と京極ファンが
ぶちあたる壁を軽くスルーさせたのはこの分冊文庫版です。
これ以前にも文庫はありますけれど、そいつもノベルズサイズの分厚さがコンパクトになっただけの、
小型辞書よりも分厚いモノ。(縦の長さが寸詰まりになっただけやん!と思いました)
ちょっと厚めの文庫を持ち歩く分には支障もなく、
「なにそれ?辞書読んでるの?」とは訊かれずに、普通の文庫を読んでいる風に
見えるのはありがたい。
以前の作品を読み直すのにはこのサイズが適当であり、おおまかなストーリーの流れも
把握していたり忘れていた事を補完したりと、実に活躍してもらいました。
もちろん、続巻も購入し仕事の合間や時間を作ってなんとか10日くらいで
上下巻を読んだのかな・・・あの2005年の夏は。
初めて読んだ時は止められなくて、読む時間を作りながらなんとか4日で読んだ記憶がありますけどね。
分冊だから一気に買ってもいいし、1冊づつ買ってもいいし、財布の中身をみながら買えるのが、ビンボー人には丁度いい。
余談ですが、「姑獲鳥の夏」の分冊文庫を読み終えたあと、その勢いで映画も観ましたし、
DVDも購入し、あまつさえ「魍魎の匣」の分冊文庫にまで手をだしてしまいました。
講談社と作家がニヤリとほくそ笑む姿が見えそうです・・・。
うまい犯罪、しゃれた殺人 〈クラシック・セレクション〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
販売元: 早川書房
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この物語に登場する人物はすべて個性派ぞろいです。
殺人鬼と文通する姪を持つおばさん。
競馬に全てをささげる「競馬狂」の夫人。
会社から大金を騙し取り、逮捕された男。
この個性はぞろいが織り成すそれぞれの短編は、その個人の個性以上にツイストが利いています。
一つ一つの話ごとに「あっ」と驚かされること請け合いです。
うらしまたろう (1977年) (日本むかしばなし)
販売元: 高橋書店
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うらぼんえ (あおばコミックス)
販売元: あおば出版
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うるさい人への手紙きまり文句―これを知るだけで何ンでも書ける (プレイブックス)
販売元: 青春出版社
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うわさ (光文社文庫)
販売元: 光文社
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うわさ
販売元: 光文社
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えちご恋人岬殺人事件 (カッパブックス)
販売元: 光文社
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えびす聖子(みこ) (幻冬舎文庫)
販売元: 幻冬舎
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出雲神話を元にした伝奇SFです。出雲神話といったらもちろん主人公はあの人しかいません。すぐにピンとくるでしょうが、そうでない人の楽しみを奪わないために名前は伏せておきましょう。その人物が王になるための試練の旅へと出かけ、出会った仲間たちと力を合わせ数多くの困難を乗り越えていく、といった内容。そこに、国造りや因幡の白兎の伝説、さらにはUFOや鬼といった著者得意の題材を上手に効果的に絡めて、超古代史の世界を描いていきます。
超古代史というと、眉をひそめる人も多いでしょう。UFOに乗ってやってきた宇宙人が人類に文明を与えただの、人類は核戦争で一度滅びただの、普通の人だったら何言ってんだかと胡散臭く思うのがあたりまえ。でも、小説だと割り切って一度読んでみてください。けっこうはまるかもしれませんよ。特に高橋克彦の伝奇SFは、本書をはじめハズレ無しといっていいくらいの秀作がそろっています。本当のことなのかどうかは別にして、そこには今まで気付かなかった新しい発見、未知の世界がきっと待ちうけていることでしょう。