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和書 507216 (365)



アサシン (カドカワ・エンタテインメント)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

殺人マシーンの殺し屋が、無垢な少女と出会って人間らしさを取り戻して行く、という話です。
レオンは言うまでもなく、全体的にどこかで聞いた話です。
使い古されたネタであってもそれを上回る構成力やリアリティがあれば良かったのですが、殺人現場で少女を連れ去るシーンや、少女と過ごすうちに取り戻すという人間性もどこか不自然で、物語に没入することができませんでした。
他にも殺人者として警察、ヤクザなどに追われているにもかかわらず少女のわがままに付き合って顔をさらしたりと、不自然に感じられるシーンが多数ありました。
文章はすごくうまく、まるで映画をみているようにあっという間に読めてしまうのですが、上記の点が残念でした。




アサシーニ―コンクラーベ・ヴァチカンの陰謀
販売元: 清流出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

コンクラーベ(教皇選出)を巡る教皇庁内部の闇を暴こうとした一人のシスターが無惨に
殺されたことから全てが始まります。

事件を追うのは、元イエズス会修道士でありながら俗世に戻ることを選んだシスターの兄。
カトリック教会に対して不信感を持ち続ける彼が、妹を殺した犯人である神父を追ううちに
浮かびあがってきたのは、40年前の第二次大戦中、占領下パリを舞台とした教会とナチス
の複雑怪奇な関係と、現代に甦った教皇庁暗殺団(アサシーニ)との関連性だった・・・

舞台はアメリカの一都市からアレキサンドリア、ローマ、パリ、アヴィニョン、アイルランド
の辺境、とめまぐるしく変わり、語り手も都度変わるので最初のうちはとまどいがありました
が、慣れてくれば一気に読んでしまえるスピード感があります。
ミステリとしては、犯人は途中で分かる人には分かってしまうであろうヒントがちりばめられ
ていますが、普段あまりミステリを読まない自分は、最後まで楽しくストーリーを追うことが
出来ました。

途中、主人公が行きずりの美女と一夜の恋に落ちたり、シスターへの禁断の恋に悩んだりする
部分は正直だるいし不必要と感じたのですが、アメリカの作家ですからきっとお約束なんで
しょうね。

教皇庁に関する歴史解説もされていて、歴史に詳しくない人でもちゃんと物語に入っていける
ように工夫がされているので、西洋史に馴染みのない人でも十分に楽しめると思います。

これを読んだら、ヴァチカン市国に行ってみたくなること、間違いなし!?

物語に関係ないですが、「ダ・ヴィンチ・コード」で名を知られたオプス・デイが関連集団
の名称として出てきて驚きました。ちゃんと認められた集団だったんですね・・・




浅田次郎新選組読本 (文春文庫 あ 39-8)
販売元: 文藝春秋

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 浅田次郎さんが、自作「壬生義士伝」や「輪違屋糸里」について解説した文章や、対談を集めた本です。
 「壬生義士伝」、「輪違屋糸里」が好きなので、それについての作者の解説はとても興味深いものでした。
 とくに
「27歳のときに書いた小説を、『壬生義士伝』として週刊誌の連載小説としてリメイクした。」
という箇所には
「そんなにお若いときにこの作品を書いたんだ」
と驚きながら読みました。

 作中に出てきた京都や盛岡の案内図もあり、2作の案内図として楽しみました。




浅田次郎とめぐる中国の旅 『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』『中原の虹』の世界
販売元: 講談社

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浅田次郎 新選組読本
販売元: 文藝春秋

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 「壬生義士伝」は傑作でした。「新撰組」を、新たな視点で切り込んだことについては、「壬生義士伝」のレビューでも書きました。
 でも、そこから、この本に至ってしまうとなると、ちょいと調子に乗りすぎじゃあ、ありませんか?といいたくもなりますよね。
 これは、浅田氏の本意なんだろうか?
 そうだとすると、彼は、自分の作品を、貶める行為をしていることに気がつかない「熟れてるときに儲けておこう」と言う人だと思わざるを得ない。
 「きんぴか」の「口上」を思い出してほしいですねえ。いいこと書いてるのに・・




暗殺心(アサツシン) (トクマノベルズ)
販売元: 徳間書店

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暗殺心(アサッシン) (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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家族を殺され、その敵討ちを誓う少女、真晝(マヒル)と、彼女に雇われたスゴ腕の殺し屋、鹿毛里(カゲリ)。日本のような中国のような東洋をベースにした世界で、二人の復讐の旅が幕を開けた!

チャンバラあり、恋愛あり、笑いあり。二人に立ち向かってくる敵が摩訶不思議な技を使ってくるあたり、山田風太郎の忍法帖シリーズや、著者自身の傑作「なめくじに聞いてみろ」や「三重露出」のような味わい。これでもかとばかりにエンターテイメントに徹した異世界冒険活劇です。

これから読む人のためにアドバイスを。この徳間文庫版、話の内容とは別なところに大きなミスがあります。文庫の後ろ、作品のあらすじ紹介のところに、物語も中盤にさしかかってからハッキリしてくるある事が堂々と書いてある。これは読む楽しみを一つ奪ったにも等しい、取り返しのつかない致命的なミスです。なぜに気付かなかったのでしょう・・・。全く・・・。そんなわけで、これから読む人はこのあらすじのところを見ないでください。どうしても気になってしかたがないという人も、ブックカバーをつけてでも読まないようにしましょう。より楽しめますので。そんなところを読まずとも、おもしろさは保証します。




朝日殺人事件 (講談社文庫 う 5-34)
販売元: 講談社

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朝日のあたる家〈1〉
販売元: 光風社出版

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朝日のあたる家〈2〉
販売元: 光風社出版

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