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和書 507300 (2)



11文字の殺人 (光文社文庫)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

読み終えて思ったのは、「なんだが、二時間サスペンスになりそうな作品だなぁ〜」というものであった。物語のスケールや殺人の動機…etcが、二時間サスペンスを連想させ、少々チープな感があるのは否めない。また、犯人がなんとなく分かったという人が多いのではないだろうか?そういった意味では、代表作にはなりえない作品だと思う。ただ、そういった面を差し引いても、物語に引き込むだけの面白さがあり、中々読ませる作品であったと思う。
本作品の良いところは、単に「犯人はこいつ!」というラストにならないところである。様々な人間模様が交錯して、一つの事件があったことが、最後に明らかになる。それが、良く書かれていて、「犯人が誰それだ!」といったものとは別にまた面白い。
話の内容も分かりやすく、ページ数も300程度と、気楽に読める。読んで損はない一冊である。





12のトイレ
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

最初の方こそ、トイレの話がいろいろ出てきたものの、最後の方はこじ付けぽかった。水洗トイレしか知らない世代の人達が読むと、それなりに面白いかと思う。トイレに対する描写があるので、食事中に読むのは避けたほうがいい……。キツイ…。少女のほのぼの成長期としては、充分楽しめる。まったり感あり。




12モンキーズ (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






図南の翼―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

先王が亡くなって27年、恭国は荒れていた。
誰もが新王を望むがなかなか、現れない。
じゃあ、あたししかいない!?

って言うわけで蓬山をめざした珠晶12歳。

なんか、威勢がいいし強気でこういうキャラ好きだなーって、思ったのもつかの間、
なんて小賢しい。口が減らない。あぁ、生意気。
この子嫌い。
でも、読むのはやめられない・・・
歩きながら読んでたしね、実際。

少しずつ、少しずついろんなことがわかっていく珠晶。
それでもやっぱり、まだまだ子ども。
きっと、本当の苦労はこのあとなんだろうなぁって、思う。
まだまだ幼い考えの珠晶がこのあと、どう成長するのか
その続きに期待して、星5つにしたいところをあえて、4つに。
だって、ここで、星5つにしちゃったらこの先それ以上つけれなくなるものね。

このシリーズを1作読み終えるたび、小野不由美さんてすごいなぁって、感心します

それと、最後のほうで、懐かしいひとが登場します。
元気そうでうれしかったな。




月の影 影の海〈上〉十二国記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「十二国記」は総じて言えば、王と王の半身である麒麟の物語、彼らが収める十二の国の物語です。

 麒麟が王を選び、王は麒麟と運命共同体となの国を治めていくのですが、彼らがいかに仙(不老不死の仙人)や神獣であったとしても、心を持つ人間に近い生き物であり、彼らの生き方そのものが国を左右し、民の命を左右します。もちろん王の資質がなかったり、王になりたくなかったりする王が立つこともあり、そんな彼らがいかに王になってゆくのか、またたとえ名君と言われた王であってもいつかは終わっていくというのが、この物語の読みどころです。王と一蓮托生の麒麟もまた適切でない王を選んでしまう(天啓には逆らえないので。ただし天啓自体に実体はない)ことがあり、「選ばれた人間」であっても万能ではありません。そして、そもそも天啓とは何なのか天意とは…と深みのあるテーマを持っています。ちなみに、恋愛色は皆無でストイックです。
シリーズ第一巻は、蓬莱(現代日本)で高校生をしていた陽子が、突然自分を主と崇める無愛想に麒麟に出会い、異世界に吹っ飛ばされるところから始まります。上巻は新しい世界でなんのサポートも受けられず、裏切りにあったり、襲われたりと散々な旅となっています。こんなに苦労しているファンタジーも珍しい、です。たいていは新しい出会いなんかがあって仲間が増えていくのが横道なので(笑)。上巻は苦しい描写をひたすら追っていくことになります。







月の影 影の海〈下〉十二国記 (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「十二国記」は総じて言えば、王と王の半身である麒麟の物語、彼らが収める十二の国の物語です。

 麒麟が王を選び、王は麒麟と運命共同体となの国を治めていくのですが、彼らがいかに仙(不老不死の仙人)や神獣であったとしても、心を持つ人間に近い生き物であり、彼らの生き方そのものが国を左右し、民の命を左右します。もちろん王の資質がなかったり、王になりたくなかったりする王が立つこともあり、そんな彼らがいかに王になってゆくのか、またたとえ名君と言われた王であってもいつかは終わっていくというのが、この物語の読みどころです。王と一蓮托生の麒麟もまた適切でない王を選んでしまう(天啓には逆らえないので。ただし天啓自体に実体はない)ことがあり、「選ばれた人間」であっても万能ではありません。そして、そもそも天啓とは何なのか天意とは…と深みのあるテーマを持っています。ちなみに、恋愛色は皆無でストイックです。

 下巻になって、陽子はやっとふかふかしたかわいい鼠の姿の半獣、楽俊と出会うのですが、散々な目にあっていたので簡単には信じることができない陽子…。月の影影の海はファンタジーの中でも人間くさく弱い部分を容赦なく扱っている作品で、読み応えがあります。「王」にならずに馴染んだ蓬莱(日本)帰りたいと泣く陽子。どちらかというとおどおどしたおとなしい高校生だった彼女が、いきなり途方もなく大きな役割を与えられ戸惑う気持ちが丁寧に描かれています。後半に登場する頼もしい協力者である、陽子の国「景」の隣国「雁」の王様とその麒麟もなかなか魅力的です。蓬莱(日本)で育ったふたりは500歳…この物語だとほんと長寿のひとが多いので、自然とも大きくなります。「雁」の王様は元戦国武将なんですよ。現代を生きてきた陽子と戦国武将が協力し合っていくのがなんだか不思議と面白くて。下巻はよく読み返します。




1303号室
販売元: 河出書房新社

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正直、ほとんど恐怖を感じなかったし、どの場合も同じパターンだったため読み応えがなかった。怨念の元となった女性の過去についても、自殺した母親と一緒に暮らすところは気持ち悪かったが、それ以外は平凡だったため何も感じなかった。途中、怨念が叫ぶ「私の椅子を返せ」という意味が分からなかったのだが、幸せの数は人間の数より少なく用意されていて、それを椅子取りゲームのことに例えていたのはうまいと思った。





13のエロチカ (角川文庫)
販売元: 角川書店

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 男性の性は時空を越えて飛翔しているように見えても、実は卑小な想像力の表層に由来しますが、女性の性は身体の奥深くで異次元とつながっているような気がします。
 でも、それもまた男性が勝手に抱くファンタジーなのかも知れず、実は女性の性もその想像力に由来する部分が小さくはないのでしょう。
 坂東真砂子さんと言えば、『山妣』『蛇鏡』『死国』『狗神』『桃色浄土』『曼荼羅道』『善魂宿』『蟲』など、日本の土俗的な舞台を巧みに設定し、その中で抑圧されつつも昇華されていく性と生を描いた作品の数々で知られています。
 そうした作品群と並べると、現代的な舞台設定の中で展開する本書は少し異色で、ここに収録されているのは、自分の身体の奥底から湧き起こってくる性に戸惑いつつも受け容れていく若い女性たちについての13個の物語です。
 でも、よく読むと土俗的な脚色を利用した坂東さんの主だった作品群とも通底する部分が多く、逆に舞台設定における仕掛けが少ない分だけハッキリと、坂東さんの主題がよく見えるような気がします。




13のエロチカ
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 男性の性は時空を越えて飛翔しているように見えても、実は卑小な想像力の表層に由来しますが、女性の性は身体の奥深くで異次元とつながっているような気がします。
 でも、それもまた男性が勝手に抱くファンタジーなのかも知れず、実は女性の性もその想像力に由来する部分が小さくはないのでしょう。
 坂東真砂子さんと言えば、『山妣』『蛇鏡』『死国』『狗神』『桃色浄土』『曼荼羅道』『善魂宿』『蟲』など、日本の土俗的な舞台を巧みに設定し、その中で抑圧されつつも昇華されていく性と生を描いた作品の数々で知られています。
 そうした作品群と並べると、現代的な舞台設定の中で展開する本書は少し異色で、ここに収録されているのは、自分の身体の奥底から湧き起こってくる性に戸惑いつつも受け容れていく若い女性たちについての13個の物語です。
 でも、よく読むと土俗的な脚色を利用した坂東さんの主だった作品群とも通底する部分が多く、逆に舞台設定における仕掛けが少ない分だけハッキリと、坂東さんの主題がよく見えるような気がします。




1万分の1ミリの殺人 (広済堂ブルーブックス)
販売元: 廣済堂出版

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