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和書 507300 (4)



2050年は江戸時代―衝撃のシミュレーション (講談社文庫)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この作品はSFであるという事は著者も言っています。
しかし、本当にSFのままで終るのでしょうか?
この未来図は、江戸時代(農耕主体で自給自足社会)に戻ったら?
という設定から描かれていますが、極めて温厚な内容です。
多分、近い将来日本がSFではなく本当に陥るかもしれない社会は
このような美しい話では済まなくなると思います。
このような未来が来ないように努力しなければなりませんが、
私は個人的には、雨降りに備えて傘は用意しようと思っています。





2050年冷凍人間の朝
販売元: 青娥書房

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2055年までの人類史
販売元: 新潮社

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人類の緩やかな自滅を回避すべく、登場人物達が目指そうとするのは個人の欲求や企業の利益追求を制限した統制社会だった。当然、それに対して個人の自由(というよりエゴ)を守ろうとする戦いも起きる。多くの物語では抑圧する側が破れる展開だが、本書ではどのような結末に至るのか。
シミュレーション書と銘打ってはいるが、科学的なデータをひたすら羅列するようなスタイルではなく、むしろ物語性が濃い。シミュレーション書として手を付けない方がいいかもしれない。
基本的に時系列で綴っているとはいえ、スポットやテーマの切り替えに配慮もあるし、退屈せずに読み進める。




2061年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)
販売元: 早川書房

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宇宙の旅シリーズの第3弾です。本来ならシリーズ第3弾は『20,001年宇宙の旅』というタイトルの完結編になる予定でした。ところが、執筆準備をしていた1986年にハレー彗星の地球への接近というイベントがあった為に、クラークはハレー彗星についての作品を書きたいと思い立ち、完結編の前にこの作品が登場したとのことです。2061年というのはハレー彗星が次に地球に接近する年です。この為、クラークの興味はハレー彗星の表面がどのようになっているかの仮説を展開することに向いており、シリーズ本来の本筋からはちょっと外れている感じもします。

それでも、中盤からは木星の衛星エウロパを探査していた宇宙船が難破してしまい、ハレー彗星の探査をしていた別の宇宙船が急遽救出に向かうことになるというやや強引なストーリー展開によって、前作で謎とされたエウロパへと舞台が移ります。しかし、完璧に謎解きはされず、第4弾『3001年終局への旅』へと興味をつなぐエンディングとなっています。




20世紀のパリ
販売元: ブロンズ新社

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どうしても再読したくて、
古本屋で購入しました。
先見の明のヴェルヌに感服。
芝居でできるんじゃないかと。

1860年ころに、
ジュール・ヴェルヌが、
100年後のパリをイメージして書いた作品。
経済優先の資本主義の行く末を、
ペシミスティックに描いている。

“20世紀のパリ”では、
詩人、音楽家、そして兵士。
彼らには職はなく、
社会的に必要とされていない。
すべてが合理化され、
美的感覚も、変わってしまっている。

主人公は詩人にあこがれながらも、
職を転々とする。
“演劇専売公社”なるものまであり、
演劇まで、合理化されている。

彼は詩を書くことを決意し、
社会の落伍者となってしまう。
最後に残った1フランで、
パンを買うことを選ばずに、
好きな女性のために花を買う。
そして・・・。

全編に流れる、
ペシミスティックな薫り。
たまらなく、よい。




20世紀の幽霊たち (小学館文庫 ヒ 1-2)
販売元: 小学館

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完璧と称する書評などありますが、もちろん完璧ではありません。作品間の質のばらつきは見られます。しかし、「ポップアート」などの複数の作品は大多数の作家には逆立ちしても出せないクオリティーを持ちます。恐ろしくなるような才能が垣間見られるのは間違いない。訳のせいかもしれませんが、喚起されるノスタルジアやユーモアのセンスは父親に似た雰囲気があります。

この本はこれでいいと思いますよ。今後の要注意人物として登録します。




20億の針 (創元SF文庫)
販売元: 東京創元社

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この本の初版のほうを、読んだことがありますが…
主人公が少年なのにお爺さん口調という
難点は変わらなかったみたいです。

再販なら新訳がよかったですね。
しかし、慣れてしまえば異星人の刑事が人間の刑事のようで
異星人視点で書かれているところは、なかなか新鮮で
面白いです。
寄生型異星人の善良な警官の思考です。
20億の針の中から、
犯人である一針を見つけ出すことはできるのでしょうか。

訳さえ新しくなれば、今でも十分楽しめる名作の一つです。
たとえ少年がお爺さん口調でも、多少方言でも大丈夫と言う人は
続編の一千億の針もお勧めです。




2100年人口約一名―なぜこの国は亡くなったのか
販売元: 新風舎

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21世紀エデン
販売元: 文芸社

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25階の窓 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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本格ミステリからSF、ファンタジー、歴史小説に伝奇小説と、才能のおもむくままにありとあらゆる分野を手がけ、それらがまたとてもおもしろいときているのだから、まさしく鬼才と呼ぶにふさわしい都筑道夫。さらには短編の名手としても知られている著者の、ホラー短編25作が収録されています。

一口にホラーといっても、血がドロドロ、内臓グニュグニュのいわゆるスプラッターなものはなく、ちょっとおかしな話、あとからゾクゾクと怖くなってくる話、奇妙にみえたものがあとから合理的に説明のつく話(ミステリですね)、幽霊屋敷ものからナンセンス小説、人情話まで、いろいろと趣向が凝らされたラインナップで、1作ごとに摩訶不思議な空間が広がっています。まさしく短編の名手と呼ばれるのにふさわしい、都筑ワールドを堪能できる1冊になっています。


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