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和書 507300 (76)



ものいふ髑髏
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

奇妙な話、不思議な話など10個の短編が載ってます。
怖い!という作品ではないですが、話の奇妙さや、人の情念がにじみ出るものが多かった印象です。舞台は、平安時代が1つをのぞいて、現代でした。

話の雰囲気や内容、語り口が、この筆者の短篇だなぁぁ、と感じさせる話が多かった1冊です。やはり、この筆者の短篇は、冴えてます。




もののけ化石の物語
販売元: 新紀元社

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言い伝えられてきた伝説のもののけ達が実際に存在していた時期があり、
これらの化石が存在するのかと思うほどの文章と細密な絵が印象的です。
いないだろうなぁと思うものたちがいたらいいなぁって思える人には特にお勧めです。




やがて、君も僕も
販売元: 銀貨社

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やがてヒトに与えられた時が満ちて…
販売元: 河出書房新社

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この本と出会って十年が経ちますが、本の中の一編である「L氏の幽霊」には未だに心が捕われています。現代に住まう私たちは主人公の立場にあり、L氏の憂いはまさに私たちに向けられているのだと思います。
全てが素晴らしく非の打ち所の無い作品であるとは思いませんが、玉石混交の中から玉の意を汲み取ることの出来る人なら、手を伸ばしてみても損の無い作品だと思います。




やし酒飲み (晶文社クラシックス)
販売元: 晶文社

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20世紀世界文学の最高峰のひとつ。セリーヌ『夜の果ての旅』、ルルフォ『ペドロ・パラモ』、ガルシア=マルケス『コレラの時代の愛』などとおなじリーグに所属しているものとして、最大の敬意をもって扱うべき傑作だと思います。土屋哲による翻訳が、またすばらしい。冒頭を見ると「わたしは、十になった子供の頃から、やし酒飲みだった。わたしの生活は、やし酒を飲むこと以外には何もすることのない毎日でした。当時は、タカラ貝だけが貨幣として通用していたので、どんなものでも安く手に入り、おまけに父は町一番の大金持ちでした」。その父に与えられた専属の「やし酒造り名人」が死んでしまい、「わたし」は彼を呼び戻すために死者の町へと旅に出る。その途中でなんとも面妖な事件が次々に勃発。それに対する対処ぶりも奇妙奇天烈だけれど、じつはわれわれの論理とはちがった神話的思考法がストレートに表現されている部分が多い。それが強烈にアフリカを感じさせる。「さて、<ドラム>が打ちはじめると、それは、まるで五十人の男が一斉に打っているような音をたて、<ソング>が歌いはじめると、まるで一〇〇人の人間が一緒に合唱しているようで、また<ダンス>がおどりはじめると、半体の赤ん坊もおどり出し、妻もわたしも精霊たちも、<ダンス>と一緒におどり出してしまった。つまりこの三人を見聞した者は誰でも、そのあとをどこまでもついて行かないではおられない気持に誘いこまれるのだった。わたしたちもみなその例にもれず三人のあとをついて、一緒におどっていった」。そして読者であるぼくたちもいつしかそのあとについてゆき、帰還なき不思議な大地への旅をつづけることになる。とにかく似たもののない、唯一無比の作品です。英語の奇怪さはヨルバ語からの直訳表現のせいだとか。土屋訳の楽しい奇怪さは、それをよくうかがわせてくれます。




やつらは大乱調! (富士見ファンタジア文庫―ソーサル・ブラスバンド)
販売元: 富士見書房

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やみなべの陰謀 (ハヤカワ文庫JA)
販売元: 早川書房

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確かに「時間SF」で「傑作」かも知れないが、この2つを合わせて使うのはどうだろう、というか、本書の著者田中哲弥もこの表現を見て絶対に噴き出したはず。

そこまでカッチリとした、燦然と輝いていそうな表現は決して当てはまらない。冒頭の数行を読んだだけで「ああ、あの商品説明は読者と作者の両方をおちょくってるんだな」と分かるのだが、しかし嘘をついているわけではないし、かといって誇張でもない。あくまで“おちょくっている”のであって、もしかするとその外見と中身の温度差も、本書の最大の特徴である「関西の笑い」にのっとった「フリ」と「ボケ」なのかも知れない。

要するにこの本は、一見すると(タイトルと表紙が既に怪しいのだが)ドラマチックな娯楽映画の原作にもできるくらいのカッコイイ超大作‥‥ではなくて、基本的にめちゃくちゃ笑える喜劇なのである。

田中哲弥はもともと吉本興業で舞台の脚本を執筆したりしていたので、ノリというか手触りは関西的なお笑いの魅力が詰まっている。だから昨今のお笑いブームを受けて復刊されたのかなという気もする。
その魅力の理由の一つは文体。口で話すのではなく文章で笑わせることに関して、田中哲弥の右に出る者はあんまりいないんじゃないかと思う。並々ならぬセンスと知性を必要とするこれらの文章は、ほとんど馬鹿馬鹿しいこと(ナンセンス、ではなく馬鹿)の表現ばかりに費やされているのだが、その筆致がひとたび人間的な魅力の表現に向けられると、これが不思議なくらい胸を打つのである。

本当に可笑しいとは、本当にカッコイイとは何であるか。この「時間SF」の「傑作」には、現代の作家、読者が忘れかけている“本物の”何かがある。
深く考えず、お笑い芸人のコントでも見るつもりで読んで笑って、ついでにホロリとして欲しい。




影の中の都 (コバルト文庫)
販売元: 集英社

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蒸気人形とロンドンの怪―ロンドン蒸気気譚 (コバルト文庫)
販売元: 集英社

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世界の果ての城 (コバルト文庫―人知らずの森のルーナ)
販売元: 集英社

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