和書 507300 (251)
奇跡の少年 (角川文庫)
販売元: 角川書店
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カードは,SFよりもファンタジーの方がとくいなのではないでしょうか。「Ender's Game」を例外として,SF作品もファンタジー的ですしね。Alvin Makerシリーズも後半はだれてきますが,1作目は大傑作です。
キロ・クラス (角川文庫)
販売元: 角川書店
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面白いことは、面白いです。
ただ、後記を読むに、作者本人も、材料を消化し切れなかったのでは?と思いました。
この作品では、やたら無駄で長く、ダラダラとした情景や、説明が続き、
物語の中心へ行くのに、物凄く遠回りをするので、テンポが悪いのです。
しかも、それらに何かの伏線や、物語の重要性を含んでいることも、殆ど無い為、集中力を持続させ難い。(あったとしても、これだけの長大な文章に付き合わされる意味を感じない。)
この作者の手法を取れば、部屋から玄関に出るまでの間に、平気で10ページもの無駄な説明を、読まされる事になるでしょう。
そこに引き込まれる物も少なく、読むのが作業に近くなる為、苦痛を感じる事も。
何となく、映画の脚本仕立てな感じがするので、読み手には関係のなさそうな事が、多い気がしました。
オマケに、登場人物たちの台詞が、やたらと説明に走っているのも不味いかも。
この為、途中から、それが人物の台詞なのか、説明文なのかを確認する為に、時折、逆戻りする事もあったので、余計にテンポよく読めなかったです。
山場があるところは、引き込まれもするが、それらは非常に少なく、特に序盤は、退屈極まりない。
オマケに、ラストはあっけなく、あれだけ無駄な文章に付き合わされた自分としては、置いてきぼり感があった。
張上将は?台湾の連中は?
そこは、読者が想像してくれよ。というのだろうが、最初からその手法をとって欲しかったなぁ。
他にも、著者の作品があるらしいけど、この手法なら、読む気はしないかな・・・
星二つくらいの評価ですが、頑張った人には救いがあったので、オマケで星三つ。
銀河の約束 (角川文庫)
販売元: 角川書店
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黒猫の眸(め)のほめき (角川文庫)
販売元: 角川書店
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軍の反乱 (角川文庫)
販売元: 角川書店
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非常に面白い本です。
1944年7月20日のヒトラー暗殺計画およびクーデタ計画にまつわる記録的小説として素晴らしいデキです。
エンターテイメントとしても面白い。アクション的な要素は少ないですけど。
特に人物が、上手に描けてるんですね。
ヒトラー暗殺のために爆弾を破裂させたシュタウフェンベルグ伯。
ドイツ社会民主党の大立者だったユリウス・レーバー。
元参謀総長で反ヒトラー派の軍人のベック上級大将……
まあ実在の暗殺&クーデタ計画の首謀者はもちろんなんですが…。
架空人物の主人公とそれを支える名脇役
ブラックベーデ伯と、その親友であるマイヤー上等兵の掛け合いがいい味出してます。
ちとラブロマンスの要素もあるんですが、そいつがちとうざいかも知れず、それが星ひとつ減点の理由。
最高に読ませるのは、暗殺失敗後にブラックベーデ伯が逮捕されて裁判(民族法廷)に引き出されるわけですが、そこでの弁舌が非常に惹き付けられます。
あとがきで、このブラックベーデ伯が、シューレンブルグ伯という実在の人物のモデルがあることも明かされ、簡潔にそのプロフィールがまとめられています。これまで日本で出ているヒトラー暗殺計画関連の史書で、この人物にスポットを当てているものはありませんから、非常に勉強にもなりました。
特に、民族法廷での審理内容なんて、他の史書じゃ伝わってきませんからね。資料としてもいい。
マイナーな背景設定ですけど、お奨めの一作です。
ゲーム・プレイヤー (角川文庫)
販売元: 角川書店
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1万数千年先の遠未来、人類の生存圏は銀河系に広まり、人類といくつかのエイリアン種族、自律型AIとがお互いの独立性を尊重しながら共存しあう<カルチャー>と呼ばれる宇宙文明圏が形成されており、その<カルチャー>世界きってのゲームの達人である主人公のグルゲーがある日<カルチャー>とは異なる文明世界アザド帝国にて実施される全帝国規模のゲームへの参加依頼を受け、これに参加する事となるのだが、そのゲームは帝国の社会構造や皇帝までを決定させるほどの想像を絶するゲームでもあり、帝国から選りすぐられた達人達との対決を勝ち進んでいく中でグルゲーが見たものは・・・・・、というのが本作の主な展開になります。
最後まで読んでみたところ、作品の隅々にまで用いられているSF的ガジェットは勿論の事、アザド帝国の世界の描写やストーリーの中心を占める「ゲーム」の描写といったものには惹き込まれるものがありました。主人公グルゲーが帝国きってのゲームの達人達との勝負に勝ち進んでいく様は痛快に感じられ、やがてラスボスである皇帝ニコサールとの対決がいわば<カルチャー>とアザド帝国という異なる文明同士の対決へと姿を変えていくストーリー展開には面白さを感じました。宇宙冒険活劇とは異なる異種の文明世界同士の邂逅をゲームというものを通して描いた異色のスペースオペラといえるのかもしれません。それを思うと、松本零士先生が担当されたカバーイラストは全くのミスマッチ以外の何物でもないと思います(笑)。
この<カルチャー>世界を舞台にした作品は本国イギリス等を含め海外ではいくつか出ているようなので、こちらの作品も翻訳され我が国でも広く紹介してもらいたいと思っています。
恋に唄えば (角川文庫)
販売元: 角川書店
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とにかくおもろい!!!!
読むべきやでっ!!!!!!
映画も絶対見ますっっ。
とにかく「恋に唄えば♪」サイコ→→★なんで読んでみてや→!!
巷説百物語 (角川文庫)
販売元: 角川書店
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◆「小豆洗い」
越後の難所・枝折峠。
旅の僧・円海は、雨宿りの小屋で奇妙な一行と出会う。
その中のおぎんという女が百物語として語った、
山猫に化かされる哀れな花嫁の話に、
なぜか平静ではいられない円海は…。
〈京極堂〉シリーズが、謎を妖怪と名付けて祓い落とす、という趣向
であるのに対し、本シリーズは、その完全な裏返しとなっています。
真っ当な手段では対抗できない世の悪に対し、妖怪という神秘を
演出することで裁きを与え「怪異(≒完全犯罪)」を創造していきます。
◆「白蔵主」
甲斐の国、夢山。
狐釣りの弥作は、普賢和尚という僧に殺生の罪を
戒められ、猟師を辞めたことをおぎんに告白する。
しかし本当は、人には言えない、
忌まわしい事情を抱えていた…。
狐の妖かし「白蔵主」に重ねられていく人々の思惑と欲望―。
「弥勒三千」と嘯く又市が、結末で思わず漏らす倫理観にも注目です。
殺しのインターチェンジ (角川文庫)
販売元: 角川書店
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殺しのバンカーショット (角川文庫)
販売元: 角川書店
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