戻る

前ページ   次ページ

和書 507378 (221)



岩波茂雄への手紙
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

岩波茂雄。
岩波書店の創業者だ。
だが、意外にこの人物は
知られていないのではないか。

この本には、岩波茂雄と近代日本を作り上げてきた
人々との間の書簡が集められている。
つまり、この本を読めば
日本を作り上げてきた人々にとって、岩波茂雄が
果たしてきた役割がよくわかる。

岩波茂雄という人物は、日本の背骨を支えてきた人物、
言い換えれば、近代日本文化のパトロン
という言い方もできるかもしれない。

大正から昭和にかけて、まさに教養の発信源であった
岩波書店に感謝。





地中海の史跡めぐり (シリーズ 世界の美術案内)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






エヴェレストをめざして (岩波少年文庫)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ヒマラヤ登攀史 (岩波新書 青版)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






モゴール族探検記 (岩波新書 青版)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 人類学/探検記の傑作として名高い一冊。
 アフガニスタンの辺境地域へ、モンゴル人の生き残りを求めて旅をした記録。当時、モンゴル人は日本人の祖先ではないかとされ、注目を集めていた。そしてアフガニスタンのモゴール族は、チンギス・ハンとそれに続く西方への大遠征時代に取り残された人たちとされ、古いモンゴル語を留めている点が貴重だったのである。
 この旅では、著者はサポート役に徹している。交通手段の手配、現地役人との交渉などを務めている。しかし、そのぶん客観的に「モゴール族」が眺められたようで、その歴史や周囲の部族との関係などが推理小説のように解き明かされていく。そのあたりは、さすがと思わされる。
 しかし、いまとなってみると、それほど優れた本ではないように感じられた。研究としては成果を残さなかったし、探検記としても魅力に乏しい。また、文章に難のある点が引っかかった。
 少し残念。




三国志の風景―写真紀行 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

主に写真を中心としていますが、
三国時代に栄えていた都市や、戦場と
なった土地に、今住んでいる人の表情や
生活を撮っている感じになっています☆
今と昔を比べるためには良いかも知れま
せんがその土地の写真が見たい人にはお
すすめしません。




西域探検の世紀 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

西域探検の歴史と日本の大谷探検隊の関わりを描いた本書は、
あまり類がない作品になっている。特に、グレイトゲームの話は
興味深い。大谷探検隊の正確な記録は無いという事実は初めて知った。





ドナウ河紀行―東欧・中欧の歴史と文化 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 著者によれば、「中欧」とは単なる地理的概念(=中央ヨーロッパ)ではなく、「ドナウ河にのぞむ国々、…“ドナウネットワーク”によって結ばれたきた国々」(p.76)であって、ミルン・クンデラを引用して「『中欧』の“境界を正確に引こうとすること無意味であろう。中欧は国家ではない。それは文化であり、運命である”」(p.74)と言う。
 ドナウ源流のドイツから、オーストリア、チェコスロバキア、ハンガリー、ユーゴスラビア、ブルガリア、ルーマニア、ソ連と黒海に至るまでが紹介されていく。
 ハプスブルグ帝国領としての結びつき、オスマン・トルコの支配と独立の歴史、両大戦による変動等により、「中欧」が発展し、また阻害されいった歴史が理解されるとともに、バルカン諸国の民族問題の根も明らかにされる。
 こうした「中欧=ドナウ世界」の案内である本書は、1991年刊であるため、ソ連邦は未だ健在、ユーゴスラビアの内戦は勃発したばかり、チェコとスロバキアは分裂前であり時事性に欠けることは否めない。しかし、それを割り引いても、十分に新鮮で興味深い好著と言えよう。





日本縦断 徒歩の旅―65歳の挑戦 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

北海道の宗谷岬から沖縄県の那覇市まで3300Kmを徒歩で縦断した石川文洋さんの記録。
日本の良さと悪さ、大きさと小ささ、美しさと醜さ、色んな景色や出来事や人の出会いを
彼の写真と文章を通じて紹介している。
旅の行程の所持品や出会った人を詳しく掲載しているし、旅の記録としても優れているし、日本の現状を知るためのニュースとしても素晴らしい。
「えー歩いて日本縦断した人がいるんだ!」って人は、ぜひとも読んで欲しい。
毎年5人くらいが挑戦しているのですよ(経験者は語る)。




農の情景―菊とメロンの岬から (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 渥美半島の日常、農業の状況を綴る。1987年から翌年にかけて新聞に連載した物をもとにしていて、四季それぞれの様子が平易な文章で語られる。
 年収が一千万をこえる農家もめずらしくなく、高級車を乗り回し、カラオケに興じる人も多い。

 しかし、嫁不足、婿不足は解消せず、高校生のうちに何とか相手をつかまえるよう、子供にそそのかすという。大変なことは大変だ。
 花も野菜も換金性重視なのは当然だが、毎年同じ物を作っていくわけにもいかない。キャベツについては見切りをつけていく様子がわかる。

 機械化が進み、老人はすることがなくなり、小遣いはあるので遊ぶしかないのだが、ゲートボールのグループと、カラオケのグループに分かれるという。
 コーヒー好きが多く、喫茶店が多いというのは意外だった。
 おそらく、日本中どこででも同じような情景が見られるのだろう。

 あれこれ論評するわけではなく、日常の会話で知った話をまとめているだけだが、かつて宮本常一がかいたような、一地域の風俗誌にもなっている。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ