戻る

前ページ   次ページ

和書 508052 (119)



正倉院 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

木簡学に造詣の深い著者が独自の立場で正倉院宝物のことを述べた本であり、正倉院宝物の概論的な解説書ではありません。
宝物は日本製か中国製か新羅製、かという問題。日本までの輸送ルートの問題が多く論じられています。南海ルート、中継貿易としての新羅ルート、渤海ルートの重要性が強調されています。




ジャズと生きる (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

エリントンやマイルスがバリバリの現役だった50年代に渡米して、彼の地で音楽活動に身を捧げてきた秋吉女史の自伝。たかく経営が難しいといわれるビッグバンドを存続させ、且つ何度も賞を受賞するなど、その活躍には目をみはるものがある。しかし、それは表面的なものであって、その音楽活動の裏には非常に厳しい現実が隠されている。本書はそんな裏舞台についても赤裸々に語られている。




女優という仕事 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






人生を肯定するもの、それが音楽 (岩波新書 新赤版 (888))
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

小室等さんはこの本を読むまで全く知らなかったのですが、
なんとなくタイトルに引かれて読んでみました。
様々な人との出会いや経験の中で、彼にとっての音楽が
どういうものかが形作られていく様子や、
音楽とはこうあるべきだというようなことが書かれています。
それはそれでなかなかおもしろかったのですが、私はミュージシャンではないので、
聴く側にとっての音楽というものについても書いてほしかった。




戦争と美術 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 太平洋戦争中には国民の総動員が行われ、画家も戦争に協力させられた。戦意を高揚する画法、戦争を美化する画題が要求され、大東亜戦争画と呼ばれる作品が生み出された。藤田嗣次ら著名な画家も積極的に参与したことで知られる。
 本書では、そうした画家の戦争責任が追求される。戦争画は弁護されることが多い。戦時中で仕方なく協力させられたのだとか、戦争画であっても芸術性には変わりないというものである。しかし、だからといって許されて良いものだろうか。
 著者は戦後の画家であり、戦争画に直接関わったわけではない。しかし戦時中のつらい体験を抱えており、戦争画を糾弾する姿勢には真摯なものがある。




宝塚というユートピア (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

非日常と言う点で、タカラヅカ以上にそれといえるところがあろうか。
舞台に現れるのはまさに絵に描いたような美男・美女、それも全員が未婚の女性で演じられている。
絢爛豪華な衣装や舞台装置に加え、くりひろげられるドラマは悲恋であろうがめでたしめでたしであろうが、どれもめくるめくロマンス!!

銭勘定や、上司の叱責や、ダイエットのストレスなどはみんな忘れられるその不思議さ。

それもこれも、みんな生徒一人ひとりの精進の賜物であると思えば、涙も鼻水もすすりあげてしまうのはオバサンのなったあかしであろうか?!




滝廉太郎―夭折の響き (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

私たちが、普通に歌っている「荒城の月」は、実は、瀧廉太郎が作曲したものとは異なる山田耕筰編曲になるそれであることが多い。この本を読んで、もっともビックリしたのはそのことでした。確かに、原曲の楽譜を見ると、第2小節の8分音符のひとつに♯が着いています。それに対し、山田耕筰編のそこには♯がありません。そして、私が無意識に歌う「荒城の月」のそこには♯がないのです。さらに、原曲はロ短調、アンダンテで8小節からなっていますが、山田編ではニ短調、レント・ドロローソ・エ・カンタービレ(痛ましくも悲しみ歌うようにゆっくりと)で16小節、したがって前者が8分音符が基本のところ、後者は4分音符になっていて、ゆっくりした感じなのです。

また、その他、新しく知り得たこと:瀧が留学した街、ライプツィッヒに、没後100年の2003年夏、彼の記念碑が建った、ということは、偉人のゆかりの地を訪ねるのが好きな私には興味深い情報でした。

さらに、瀧に限らず、モーツアルトもシューベルトも、私たちは若くして死して残念と思うのですが、当時としては決して夭折とはいえないという当時の平均寿命を考えさせられる記述もあります。

その他、瀧の伝記的エピソードを、モーツアルトなどの研究で有名な著者海老沢さんの蘊蓄をかたむけてたっぷりと書いておられるこの本は、瀧の全体像を、特に当時の音楽界を中心とした情勢の中で得ようとするには格好で手軽でありがたい本です。「荒城の月」の他に、「花」「箱根八里」などを愛唱する時、この本を読んでいるとその歌の理解がより深くなって興趣が増そうというものです。




中国の音楽世界 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 著者の東京芸大客員研究員時代に書かれた著作であり、日本との音楽的・文化的比較もしばしば行われ、日本人にとってわかりやすい内容になっている。
 中国の音楽を太古から現代まで網羅した入門書であり、音楽の専門知識がなくても読めるよう配慮されている。特に民衆における音楽に重点が置かれ、演劇における歌や、各地の民謡が取り上げられる。民衆の音楽はしばしば楽器を伴わない歌である。音そのものを伝えることは出来ないが、歌詞の紹介によって、いくらかなりとも雰囲気が伝わるよう努力されている。
 ただ、反面で音楽というよりも、文学や民衆誌に近くなっているようにも思える。音楽を文字で伝えるのは大変なことなのだろう。




彫刻家―創造への出発 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






日韓音楽ノート―「越境」する旅人の歌を追って (岩波新書)
販売元: 岩波書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

日韓の歌謡が、相互にどう影響しあったかについてよくまとまった貴重な書。「韓国歌謡史 1895‐1945」朴 燦鎬 (著)が絶版なので、より貴重さが増している。

「学ぶための本」としての価値も高い一方で、文章の香り、そして紹介されている現在の歌手達、姜 信子の迫ったこの世界とその香りに、読者も漂うよう。。。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ