和書 508052 (183)
河童が語る舞台裏おもて (文春文庫)
販売元: 文藝春秋
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もともとは大判の書籍だったようですが、
文庫化に際してもいろいろ注意を払ったらしく、
ビジュアル要素とテキストが乖離していないので、読みやすく、勉強になる。
ふだん見ることのできない舞台の裏側が(デッサンや装置の解説など)見られるのは、
すごく面白い。
演出家や舞台監督といった人々の生の声が聞けるのも貴重。
七福招来の建築術―造り、棲み、壊すよろこび (カッパ・サイエンス)
販売元: 光文社
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歌舞伎の名セリフ―粋で鯔背なニッポン語 (カッパ・ブックス)
販売元: 光文社
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歌舞伎となると、名ゼリフとはいっても『網模様灯篭菊桐(小猿七之助)』あたりが出てくるのが素晴らしいところ。収録されているのも「許してくだされ」と哀願する奥女中の滝川を土手に連れ込んで「蝗(いなご)やばったと割床に、露のなさけの草枕、おぬしとしっぽり濡れる気だ」といたしてしまう場面のセリフだったりする。この滝川、ことが終わった後は《恥ずかしそうににっこり笑いもし、暑うござんしたなあ≠ニいうセリフにいたっては、ぼくは最初ひっくりかえりそうになった。さっきまで許してくだされ≠ニ言ってたのは何なんだ》(p.29)というあたりの解説はいいですね。
この芝居、ことが終わって、七之助が川で手を洗うところなどが生々しく、戦前は上映禁止だったそうです。いやー、ホントなかなか素晴らしいですね、歌舞伎ってのは。
『曾根崎心中の』の道行きの「この世のなごり夜もなごり。死にに行く身をたとふれば、仇しが原の道の霜、一足づつに消えてゆく、夢の夢こそあわれなれ」というあたりを《ほんと、声に出して読みたい日本語です》と語る勘太郎さんは素晴らしい。
里中満智子のマンガ入門―人よりちょっとうまく描くテクニック (カッパ・ブックス)
販売元: 光文社
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三毛猫ホームズの音楽ノート―耳にも素敵なごちそうを! (カッパ・ブックス)
販売元: 光文社
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名画読本〈日本画編〉どう味わうか (カッパ・ブックス)
販売元: 光文社
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前作の「名画読本」のレビューでも書いたように、美術家としての視点から読者を導いてくれる好著だと思う。書き出しの、秀逸な第一印象も健在であり、気持ち良い。
日本画はむしろ洋画よりも馴染みが薄いのだが、それを払拭してくれる。私は日本画における「空間」の重要性というのを教えられた。日本画や日本文化そのものへの無知、無関心というのは、もったいないことだなと反省した。
ところで絵画の鑑賞は、多くの場合美術館やデパートの会場で行われるが、あの行列は何とかならないだろうか。小さな絵も大きな絵も一定距離の行列から眺めるのはつまらない(上野のパンダ並だ)。美術作品はスケールも重要だと思う、大きな絵は離れて、近くの絵は目の前で、彫刻はぐるっと廻って観てこそ、作者の意図も分かるだろうに・・・。
芸能界「入試」問題集―オーディションに強くなる本 (カッパ・ホームス)
販売元: 光文社
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スターダスト メモリー―芸能事件記者日誌 (カッパ・ホームス)
販売元: 光文社
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敦煌歴史(とき)の旅―シルクロードに法隆寺をみた (カッパ・ホームス)
販売元: 光文社
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美の値段 (カッパ・ホームス)
販売元: 光文社
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