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和書 508052 (233)



現代アート入門の入門 (光文社新書)
販売元: 光文社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 民主主義社会の宿命とでも言おうか、どの分野でも多数の大衆の無知が様々な弊害を及ぼしている。現代アートの分野でもそういう現状があるのだということを、多数の無知な大衆に属する私でも理解できる良い本である。
 また現代アートに興味を持つ人ならばその分野を分かりやすく俯瞰するツールになるだろう。あくまでも筆者の視点からだが。しかし山口裕美という人物の現代アート、特に世界と比較して劣悪な環境に置かれている日本の若いアーティスト達を応援したいという情熱は充分に伝わってくる。私もできれば応援部隊の一員になりたいものだと思わされた。
「入門の入門」という謙虚な書名にもあるように、紹介されている作品やアーティストは多くはない。このように分かりやすい本で尚かつ更に詳しい入門書が望まれる。また金沢21世紀美術館が開館前であるという記載など情報に古さがあり改訂版が待たれる。




現代演劇のゆくえ―失われたドラマを求めて (丸善ライブラリー)
販売元: 丸善

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とってもメジャーな劇作家の作品群について、国内外の多くの劇団によって行われたパフォーマンスを当てはめて、その作品が現代において持ち得る問題点を指摘し、解説した本です。演劇は基本的に言語によるパフォーマンスであるからして、やはり海外劇団だと今いち足が遠のく部分があったのだけど、見とくべきだったとつくづく思い知らされる点もありました。

でも、もともとが雑誌への寄稿を集めたものという理由もあるのでしょうが、やはり分析が今ひとつ浅く、もっと書き込まれたものを読みたいな、と思いました。それから著者はどうも演出家の好悪が激しい方らしい。シェイクスピアはもちろんのこと、ブレヒト、ベケット、チェーホフとここで扱われた劇作家の作品を、とても新しい視点から取り上げ、かつ国内外で一定以上の評価を得ているにもかかわらず、名前すら挙げられていない方々が、私なんぞでも数人思いつく。やはり好悪に関わらず(現に本書でも批判的な批評はなされている)、「現代演劇のゆくえ」と銘打つからにはもっと広い視点から論じて欲しかったなあと思います。




現代絵画入門―二十世紀美術をどう読み解くか (中公新書)
販売元: 中央公論社

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産業革命を契機に急速に進展する市民社会とともに、絵画のありようも急激な変化を遂げる。重点は描かれたものそれ自体から、画家がキャンバスに対峙して何を為すかという行為へと移っていく。キュビズム、シュールレアリスム、ダダイスム、シュプレマティスム……形や理念は違えど、画家達が自分のスタイルや理想を求めて目の前のキャンバスと格闘した事を思うと、色彩や形のひとつひとつが急に人間くさく身近なものに思えてくる。人間は創造する事をやめられない生き物なんだなあ、と改めて思わされる良書。




現代画家へのメッセージ50人 (MADO美術文庫)
販売元: 生活の友社

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現代日本映画の監督たち (現代教養文庫)
販売元: 社会思想社

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現代ヨーロッパ映画の監督たち (現代教養文庫)
販売元: 社会思想社

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時代劇博物館〈2〉 (現代教養文庫)
販売元: 社会思想社

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十五夜お月さん―野口雨情童謡選 (現代教養文庫)
販売元: 社会思想社

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青春は築地小劇場からはじまった―自伝的日本演劇前史 (現代教養文庫 (1558))
販売元: 社会思想社

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世界映画俳優全史〈現代編 2〉 (現代教養文庫)
販売元: 社会思想社

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