戻る

前ページ   次ページ

和書 508052 (282)



無言館ノオト―戦没画学生へのレクイエム (集英社新書)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

信州上田の小高い丘の上にこの美術館はある。ただひっそりと。
有名な画家の作品ではなく、収蔵作品は戦没画学生が残した作品や手記である。
この本にもあるが、この美術館は遺族や全国からの寄付で成り立っている。入館料は一切取らず、帰りに共感した人に寄付を求めるだけである。

それ故、戦争を正当化していると思われる節があるのだろうか。
2005年、この美術館にある慰霊碑に赤いペンキがまかれていた。
いたずらか、何かを訴えたかったのか。

僕はココを美術館と呼ぶが、実際のところどうなのだろうか。
画学生が残した「戦争記録」を展示した博物館かもしれない。
いや、「遺品」をおさめた慰霊館なのかもしれない。
純粋な芸術を残そうとした彼らの「作品」を展示した美術館なのか。

若い二十代の僕はもちろん、筆者も直接は戦争を体験していない。直接体験者ではないから筆者は収集してきたことに対して「何か後ろめたさ」を感ると言う。
でも、僕らはその作品の前に立ちすくみ、きっと何かを感じるだろう。
どんな芸術だって、もしそこに純粋な意志があれば人間や社会の根本的な何かを突き動かす力がある。たとえ「直接的に銃弾を防ぐ楯にはならなくても」だ。

氏はまかれた赤いペンキの一部を慰霊碑の一部に残した。決して1つだけの考えが正しいことを忘れない為だという。一方的な表現は銃弾と同じだ。だけどその朱を残して防ぐことができなくても、向き合う気持ちはわすれてはいけない。




余白の美 酒井田柿右衛門 (集英社新書)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






読むクラシック―音楽と私の風景 (集英社新書)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

私小説の作家として地位を築いている作家による、クラシック音楽と身辺雑事にまつわるエッセイ。電気工、作家としての日常ができすぎではないかと思わせるほどにクラシック音楽と絡んでくる。流石は私小説作家と思わせるが、同工異曲のエピソードも多い。しかし、そのあたりが私小説の肝なのかもしれない。
1年間のノルウェーでの滞在記では、かの国の日常がしっとりと描かれている。ムンクの国の少し間違えばおかしくなってしまいそうな気候。それとバランスを取るべく、折に触れ登場するクラシック名曲。オスロの秋には、武満、細川といった日本の作曲家に回帰していく。ここはリアリティがある。
クラシックを巡る私エッセイであり、創作の疑いが見える部分もないではないが、まずは堂に入った芸で読ませる。名曲案内の体裁ではあるが、実用性は乏しい。
2001年本書の刊行後、作家佐伯一麦はさらに旺盛な活動をしているのは周知の通り。ノルウェー滞在も糧になったようである。




ローマの泉の物語 (集英社新書)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

泉に絞って書かれているので読みやすくよくまとまっていると思います。写真付きなので説明がより理解しやすいです。泉の一つ一つにその土地の歴史があるんだなあと思い、旅行時には注意して見てみようなどという気にもさせられました。




若き女職人たち (集英社新書)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

職人の世界は厳しい。その世界に飛び込んでいった女たち。厳しい世界の中で彼女たちがはいることにより、また違う感性が出る。私には勇気はないけど、デジタルの世界の中で職人の世界がいつまでも残って欲しいと思う。




笑いの経済学―吉本興業・感動産業への道 (集英社新書)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

読み飛ばした部分も多いが、読む価値があった部分については、新たな視点・発想のヒントを多く与えてくれた。
「感動産業」、「ライバルはウォルト・ディズニー」といったキーワードから、さんま・ダウンタウン・99らの有名タレントを抱える芸能プロダクションとしての吉本興業ではなく、一部上場企業としてのユニークな戦略を垣間見る事ができる。

但し、読み飛ばした部分、著者の信じる仮説が自分には納得できない部分も多く、星3つ(3.5に限りなく近い)にしました。




ハーブを楽しむ12ヶ月 (集英社be文庫)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

最近でこそ、ハーブティがやっとスーパーマーケットでも並ぶようになりましたが、この本を読むとさらにハーブを身近に取り入れることが出来る、四季折々のアイディアがいっぱいです。

実際にハーブを取り入れた生活をしている著者ならではのエッセイは非常に自然で、説得力があります。
文章だけでなく、写真も多用されているところが、目にも優しく楽しいハーブの魅力をさらに際立たせていると思います。
文庫サイズなので、非常にコンパクトです。




僕が笑っている理由(わけ) (集英社be文庫)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

友人に勧められ読んだのですが、いつも笑顔の金子君の辛い過去を知り、とても強い方だと思いました。
私の人生の一冊です。




知られざる芸術家の肖像―伝記映画に見る (集英社文庫)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






スターと私の映会話! (集英社文庫)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

簡単な英会話を使って映画の紹介。英会話は日常では使えると言う感じはしませんが、思わず載っている映画が見たくなってしまうような本でした。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ