和書 508052 (297)
眠れぬ夜のラジオ深夜便 (新潮新書)
販売元: 新潮社
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200万人のリスナーを持つという人気番組『ラジオ深夜便』のことは聞いてはいたが、番組そのものは未経験の私である。
この本を手に取ったのは、ラジオというメディアの特性に、以前から興味があったからだ。ご多分に漏れず、私も若いころは深夜放送のファンで、よく聞いていたし、リクエストカードも書いた。その経験から、ラジオというのはネットのコミュニティに近い感覚のメディアだなと思っていた。ラジオのリスナーは、番組を聴きながら自分を聴く。そして語り出す。
毎晩11時10分から翌朝5時までという長丁場の放送を、パーソナリティ(この番組では「アンカー」と呼ぶが)は、台本なしでこなしていく。それはさぞかし濃密な時間であり、経験であることだろう。そして200万人のリスナーたちは、長い長い夜を楽しく語り明かして、明日という日にたちむかってゆくのだろう。
……というのは、センチメンタルすぎる感懐だろうけれど。
宮崎アニメの暗号 (新潮新書)
販売元: 新潮社
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単純に「宮崎アニメが好き」だけで読む本じゃないですね。
こじつけ的に感じるトコも色々あります。
面白いトコもあります。
読み終わったら
結局、宮崎さんが本当にそんなことを考えながら作っていたのかが
1番気になりました。
ジャズ―ベスト・レコード・コレクション (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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ジャズ・アネクドーツ (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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偉大なジャズミュージシャン達の、楽しく、気の利いた逸話集。
一見、偏屈者の彼らを、すごく身近に感じさせてくれる。
何より、ジャズの全盛期を過ごした人の書き物だから内容も真に迫るリアリティーがあり、
僕ら、後追い世代にもその凄さを伝えてくれる。
本書を読むまで知らなかったミュージシャン達の作品も聴きたくなってくるし、
知っていたミュージシャンも聴き直したくなったりもする。
ジャズファンなら、一度は読んでみてはどうだろうか。
ジャズCDベスト・セレクション (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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ジャズ・スタンダード100―名曲で読むアメリカ (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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ジャズ・ピアノ―ベスト・レコード・コレクション (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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ジャパニーズ・スマイル (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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中島みゆきには余り詳しくない新参者の私ですが、たまたま手にとったこのエッセイは文句なく面白かったです。
語り口調で、あっけらかんと自分の失敗や日常
(と言っても全国ツアーの話だったり、私にとっては十分非日常のことですが)が語られています。
それでいて、ところどころにはっとする言葉が潜んでいるのは流石。
言葉づかいが素敵な文章というのは、
例え内容がどんなものだろうと面白いのだなぁ、としみじみ思いました。
この人のラジオが聞いてみたくなりましたよ…。
スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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ウェイ・ワンが監督をした「Smoke」とオースターが監督をした続編「Blue in the Face」どちらも好きな作品だが,この本を買って改めて見つける魅力もある.とくに,オースターによって書かれたフィルムに映らない「思い入れ」の部分は実に面白い.映画の中の登場人物たちは(Blue~では一般の人から有名人まで様々なブルックリン子が登場)どんな背景を持っているのか,撮影秘話はもちろん,詰め込み切れなかったストーリー等もりだくさんだ.特に,強行軍だった撮影後にセットの店で起こった小さな小さな奇跡は本当かどうかは別としても,「オギー・レンのクリスマスストーリー」に並んで暖かいストーリーだ.ニューヨーク三部作とは似て非なる暖かいオースターに出会える.
青春ピカソ (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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岡本太郎がパブロ・ピカソを唯一尊敬する20世紀の芸術家と考える根拠が書かれている。
岡本によれば、芸術家とは、「もの」をより直接的に再構築(創造)するひとであり、「20世紀の」という形容詞句を冠することができるのは、19世紀のセザンヌのそれ以前の絵画芸術に対する否定に則りながら、そのセザンヌ自体も否定して、弁証法によって、20世紀ならではの回答を提出したからである、という。
上記をピカソ自身の語録から傍証するが、僕は説得力があると思いました。
また、岡本がほかの本で書いている伝統論や芸術論と照らし合わせると、岡本自身がいかにピカソに影響を受けているかがわかります。