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和書 508052 (300)



美の呪力 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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なにかの本で横尾忠則氏が岡本太郎のことを、認めたこっちの見識が疑われるほど美術界から徹底して嫌われていた、あれほど世間から認知されているにもかかわらず美術界から無視されていた人も珍しいと述べていました。確かに美術全集なんかに岡本太郎が収められていることは皆無で、以前それを不思議に思ったこともあります。ただ、大宅壮一の「売れないポスターみたいだ」の発言の通り、絵についてはキャラクター抜きには鑑賞できないものも中にはあるかと思います(僭越ですが)。すこし話がそれるようですが、二子新地のかの子の実家近くにある「誇り」は、近所に住んでいたこともあり、何度も見に通いました。すばらしいモニュメントです。同様に、岡本太郎の著作と写真にはそのキャラクターから独立した作品がいくつもあり、本書は「沖縄文化論」「今日の芸術」と並んで著作の代表と言えると作品だと思います。




ビートルズをつくった男―ブライアン・エプスタイン (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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ポップミュージック史上最も成功したグループ、ザ・ビートルズ。
彼らの出現と後の音楽革命はまるで、歴史的必然であったかのような印象
を与えるが、そもそもブライアン・エプスタインという一人のマネージャ
がいなければ『ビートルズ物語』は第一章さえ存在しなかっただろう。
華やかなビートルズの成功の陰で献身的、いや、文字通りビートルズに

身を捧げた男の壮絶な人生の記録である。
読んで楽しい内容ではないかもしれない。特にエプスタインが破滅に向かって
いく後半はかなり辛い。
しかし目を離すことは出来ない。ビートルズの軌跡とエプスタインのそれは
切っても切り離せないものだからだ。
ビートルズの真の姿に迫りたいのなら、Let It Be Nakedよりも
こちらをお薦めする。




ピアニストを二度笑え! (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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ピアニストに御用心! (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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ピアニストに手を出すな! (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 山下洋輔の面白さは、大いなる常識人であるということだ。
エラソ過ぎることなく、怒りも悲しみも共感できる。彼ぐらい
実績があれば尊大になっても不思議はないと思うのであるが。
山下洋輔も「主催者様」あっての稼業であることから、お客様
主義が培われたのだろう。
 特に面白いのが、ゲロとハリの話。こういうことで悩んで
いるのは私だけではなかったのだ、という光明を戴いた一冊。




フランス映画旅行 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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フランス映画は好き、そして池波正太郎の文章も好き。そんな私には、ぴったりの本でした。でもいわゆるフランス映画(例えばJ.L.ゴダールとか)ではなく、戦前の古きよき時代のフランス映画を追い求めて行くような旅行記でした。この旅行記を通して、そのころの映画が見たいという欲求が増してきます。でもきっとレンタルビデオ屋さんにはないだろう、大昔の映画。そして池波正太郎氏の好きなやジャン・ギャバン、若き池波正太郎氏を魅了して止まなかった何人ものフランス女優。あぁ、そんな映画に、俳優に会いたかった。




仏像は語る (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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 著者は、国宝級の仏像の修理者であると同時に僧侶である。そして戦争を体験した人である。話題の構成も非常にうまくできていて、読み進めていくうちに、著者の経歴や人柄、どうして仏像修理者と僧侶の二足のわらじを履くようになったのかがわかってくる。

もちろん、本題は仏像のお話なのであるが、著者の歩んできた道のりを知ることによって、仏像が優れた芸術品・歴史的な遺産であるとともに、信仰の対象であることに対する理解が深まってくる。

仏像というと、若いときには、優れた歴史的遺産として見る方が多いと思う。私にもそうであった。しかしながら、年齢を経ていくと、仏像を精神的な拠りどころとしても感じるようになってくる。
そんなときに、本書のような本に出会うと、一言一言が心に沁みてくる。

また書かれている内容だけでなく、著者の人柄が表れてくるような語り口に魅了される読者も多いと思う。仏縁や超常現象を扱っているくだりも幾つか見られるが、「そんなあほな」とはあまり思わない。何故だろう。その語り口のせいかもしれない。




ブルック・シールズ―私のライフスタイル (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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ブルーノートJAZZストーリー (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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ブルーノートレーベルの解説本は何冊も出ているが、この本がいちばん推薦できる。
理由は2つある。
網羅性が高いこと、各ミュージシャンごとにコンパクトにまとめられていることの2点だ。
特に、網羅性については、後期ブルーノート(アルバム番号4265以降)もしっかり解説しているのが評価できる。
後期ブルーノートは、創業者のアルフレッド・ライオンが引退したという理由で、黒歴史あつかいされ無視されがちだからだ。
確かに、後期ブルーノートは、デザイン担当だったリード・マイルスがいないので、ジャケットデザインは格段にダサくなるけれども、
依然大物ジャズマン(エルヴィンやショーターなど)の作品はあるわけで、当然解説されてしかるべきなのだ。
さらに、1985年以降の新生ブルーノート盤まで解説してくれているという嬉しいおまけつきだ。





ヘヴィ・メタルの逆襲 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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いとうせいそく氏が渾身の力を込めて著した一冊。個人的主観に伴い記しているので内容自体は賛否両論に分れるだろうが、ここまで、日本人で海外アーティストと交流があり、深くH/R、H/Mについて書き込める人物はそうはいない。80年代らしいカラー写真も今ではとてもなつかしい。それだけで星5つ。


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