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和書 508054 (101)



グローバリゼーションとは何か―液状化する世界を読み解く (平凡社新書)
販売元: 平凡社

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 現代世界を覆うグローバリゼーション。本書はその全体像を多角的に描き出そうとしたものだが、そのことによって、かえって内容が分かりにくくなっていることも否めない。しかしよく読めば、論点の中心がつぎの二点にあることが分かる。
 (1)グローバリズムとナショナリズムが相補的な関係にあること。
 (2)グローバル化には世界の統合化と差異化(差別)の二面があること。

 (1)では、ナショナルな領域性を侵すグローバリズム(特にグローバル資本)が、国家自体を崩壊させるのではなく、国家の機構や制度を、民営化や規制緩和によって変形・再編し、そのことが市民権までも侵害していることが指摘され、(2)では、グローバル化による世界の統合化が、世界的な規模での経済的・文化的格差を拡大させ、発展途上国の人々を低賃金で働かせるというかたちで、新たな人種差別、性差別を惹き起こしていることが指摘されている。

 いまナショナリズムが国家主義的に唱導されると同時に、国民の間で反米あるいは反中国が叫ばれている。そこにあるのは他者の排除である。しかし重要なことは、こうしたナショナリズムに陥ることなく、グローバル資本への抵抗の場を築いていくことだ、と筆者はいう。
 本書が出版された時期は、前年発足した小泉政権による民営化・規制緩和の大号令が喧しく叫ばれていた時期に当たる。そのときにあって、すでに政権の本質を見抜いていた本書のような主張がもう少し国民の間で共有されていれば、今日の状況はかなり変わっていたかもしれない。





グローバル・ビジネスの戦略 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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限界革命の経済思想 (有斐閣新書 B 6)
販売元: 有斐閣

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経営革命大全―世界をリードする79人のビジネス思想 (日経ビジネス人文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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学生、もちろん実務家にも、経営というものを俯瞰的にみるにはいい材料になると思う。かなり情報量は多く、参考文献も多いため、これを手がかりに経営学にはまる人も多いかもしれない。

ただ経営学なので、実務への応用は、やはり本人の工夫次第だろう。




経営がわかる会計入門 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

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会計の基本的な考え方から始まり、貸借対照表、損益計算書などの解説があって、最後に会計による企業経営の分析方法が記されています。

投資のための企業分析について知りたいと思って会計の本を読んでいるのですが、私にはこの本は少し難しかったです。この本は新書なのですがボリューム感があり、教科書的な印象を受けました。それでも、コーヒーショップチェーンのスターバックスとドトールのビジネスモデルの違いの解説などは興味を持って読むことができました。じっくり会計についての本を読みたい人には良いのではないでしょうか。もっと気軽に会計に触れたければ、「バランスシートがやさしくわかる本―決算書がわかると経営分析までかんたん理解」といった本がおすすめですね。




経営心得帖 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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さすが『経営の神様』ですね。

会社が成長を続けた理由がよくわかります。

書かれている内容はとてもシンプルで、
現在でも通用するものだと思います。

…というより、
お金が価値尺度の中心となりつつある現在だからこそ、
実践すべきものであるともいえるでしょう。

ただ、
立派な考えすぎて普通の人にはついていけないような気が…。

ともかく、
経営者や、
経営者を目指す人にはぜひ読んでもらいたい本です。

私の評価は、
星4つとさせていただきました。





経営戦略 (日経文庫―経営学入門シリーズ)
販売元: 日本経済新聞社

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 経営学修士課程の友人から勧められて読んだ。わかりやすくまとめてあり、一気に読めた。経済学では点にすぎない企業の中に無数の物語があることがわかる。経済学ほど抽象的でもなく、私の働く現場ほどには多様でもなく、ほどよい抽象度が経営戦略の持ち味かなあと感じた。経営管理とかMBAとかこれまでまったく興味のなかった領域に興味が湧いてくるようないい本である。ちなみに私の理解では経営戦略とは「企業の最適な人的資源配分を考えること」となったがいかがだろう。ひょっとしたら、今年にでもMBAを受験するかもしれない・・・なんて考えながら読んだ。自分の周りを考えるのにちょうどいい入門書である。




経営組織―経営学入門シリーズ (日経文庫)
販売元: 日本経済新聞社

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著者は有名なミクロ組織学者。
働く個々人に焦点を当てた内容をあてたミクロ組織・個人の行動志向の基本が分かる。
マクロ組織学者の沼上幹『組織デザイン』 (日経文庫)も同時に読めば、マクロミクロからの両方の視点で組織というものがわかって面白い。





経営に終わりはない (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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言わずと知れた世界のホンダをつくった本田のオッサンの名脇役。実際に、会社を育てたのは紛れも無く藤沢氏です。部品屋からはじめて、世界に羽ばたくまでの苦労や経営者としての哲学が綴られておりました。




経営のコツここなりと気づいた価値は百万両 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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松下幸之助が昭和9年元旦に社員に贈った言葉を紹介した表題をはじめ、大きく「商売のコツ」「経営者の心得」の2部構成で、幸之助自身が語る理念を紹介します。
他の松下本と比べると、少し抽象的な話が多く、この本単独では幸之助の良さを深くまでは理解できないような気がします。たくさんの松下本を読んできただけに、私には少し物足りませんでした。そういう意味でむしろ、松下本を読んだことのない人にとっての入門本として読みやすいかもしれません。
同じくPHP文庫の「心得帖」シリーズなどと併読すると、より幸之助が語る話の有難さが分かると思います。


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