戻る

前ページ   次ページ

和書 508054 (105)



日経文庫A2 経済指標の読み方(下) (日経文庫)
販売元: 日本経済新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この本に興味を持たれる方は、きっと上巻はお持ちと思うので、
それを前提に比較しますと、、、目次を参照いただいて
「雇用はどうなっているか」~「海外経済統計を調べる」までは
上巻と同様の構成です。内容は、上巻より個人・企業に関した
指標が主です。

特筆すべきは、「各国経済の実態に迫る」の章で、各国の
データを調べる際のアクセス先を多数紹介しています。




経済人類学への招待―ヒトはどう生きてきたか (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

経済人類学という分野には明確な枠組みがなく論者によってかなり主張が異なるようだが、本書はサーリンズの名著『石器時代の経済学』の翻訳者である著者が、贈与交換・相互性(互酬性)等の概念を丁寧に説明していくわかりやすい入門書だ。例えば、相互性に基づく贈与に対して、必ず反対贈与が返されることについて、なぜなら贈り物にお返しをしないと、対等な水平関係が優劣の上下関係にかわってしまい、貰い手は贈り手に従属しなければならないからだと説明する。さらにイヌイットのことわざを引用して「鞭が犬をしつけるように、贈り物は人を奴隷にする」と巧みに表現するが、人情の機微をよく言い表していると思った。

著者はまた、未開社会の人々の心性を、人間の非物質的ニーズはかぎられており、物質的ニーズはそれを支えるための手段に過ぎないと表現し、生活の質や幸福の享受度に関しては、文明社会より未開社会のほうが優れているのではないだろうかと提起する。そのわけは、未開社会の、ヒトとヒトあるいはヒトと自然の関係が、資本主義的な競争原理に基づく奪い合いの関係ではなく、与え合い、助け合い、共に生きようとする愛他的な相互性の原理の上に成り立っているからだと説明する。さらに、環境問題をかかえる今後の人類社会にとって、後者の生き方のほうがサバイバル率が高いと考える著者は、相互性の原理にたった社会を築くために、私たちは未開の人々から多くを学ぶべきだと主張するがとても同感した。




経済数学入門―経済学入門シリーズ (日経文庫)
販売元: 日本経済新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

社会科科目選択だった落ちこぼれ(=授業についていけない)経済学部生はもちろん、文学部生や中学生にも理解できる画期的テキスト。線形代数をばっさりと切り捨て、微積分と確率のみに絞り、まさに誰にでもゼロからわかるように懇切丁寧かつ簡潔に説明してある。新書サイズなので通学・トイレ・お風呂で気軽に読むことが出来る。言葉で納得できるように説明してくれるので、数式アレルギーの方にもお薦め。

初等関数を復習し、この本を読んだ後、あるいは平行して線形代数の初歩的な本(たとえば小島寛之)を読めば片手間の趣味で経済学をやっている文学部生あるいはちょっと背伸びした中学生、そして単位さえ取れればいいという経済学部1・2年生にはとりあえず十分であろう。




経済対立は誰が起こすのか―国際経済学の正しい使い方 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

学者本ですが、わかりやすいです。
リカードの比較生産費説の重要さがわかります。あくまでも、貿易は「比較優位」に基づきWinWinを達成するために行うものであり、絶対優位を確保するための競争ではないという理由がわかります。日明貿易や日宋貿易など、日本は歴史上も貿易をし、貿易をした将軍や大名達は利益を上げたと習いました。(貿易赤字が発生するかもしれないのに)なぜ貿易が利益になるのかよくわかりませんでしたが、この本を読んで「蒙」を開かれた思いです。
基本的に、ポール・クルーグマン派(?)の論調であり、クリントン政権の経済政策(特に貿易政策)が経済学の常識を逸脱していた(=クリントンは政策プロモーター達の餌食だった?)、という話です。
これから、オバマ候補とマケイン候補のどっちかが大統領になりますが、本書の指針に基づいて彼らの発言を分析することにより、少し、未来が読めるかもしれない。




経済大転換―反デフレ・反バブルの政策学 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 グローバリズムの行き着く先はユニラテラリズム(一国決定主義)と市場原理主義と宗教原理主義の三位一体からできたブッシュイズムである。それがもたらすものは「終わらない戦争」であり「分裂と不安定の時代」である。日本経済はこうしたグローバリゼーションのもとで喘いでいる。「資本デフレ→消費デフレ→輸入デフレ」と進んだデフレ不況はついに地域デフレという最終局面へと波及し始めている。中山間地の集落崩壊、地方都市の崩壊(シャッター商店街)、大都市の空洞化(急速な高齢化と地権の細分化がもたらす「日本型インナーシティ問題」)。

 この七○年ぶりの世界同時デフレがもたらした現実に対して、戦後経済(インフレの時代)の経験が培った思考法は無効である。冷戦下の思考様式では現代の日本がかかえる三つの問題(不良債権処理の失敗による金融システム目詰まり、将来不安のもとになっている年金や社会保障の目詰まり、不良債権と化したゼネコンや不動産業救済が作り出した財政赤字)を解決することはできない。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。「われわれは、何よりも普通の人々が普通に生きてゆける定常状態を取り戻すことから始めなければならない。」──ただし、処方箋には乏しい。




経済データ〈’90〉 (日経文庫)
販売元: 日本経済新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






経済と文明 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ポランニーの理論(再分配/互酬/交換、資本主義社会の歴史的特殊性など)を民族誌をまじえて書いたらどうなるのか、という本。

未完ゆえの問題(たとえば註が不十分)もあるが、それなりに面白く読めるだろう。ただし、原書ならば、だ。

あまりにも訳がひどすぎる。訳者たちの言い訳は当たらない。ポランニーの文章は、「訳しにくい」という点では悪文かもしれないが、英語を辞書を引きながらなら読めるという人にとっては決して悪文ではない。関係節が長かったり、二重三重に説が入り組んだ文はあるが、読みにくい文章ではないと思う。

確かにこの手の文章は訳しにくいのだが、それを勘案してもこの訳はひどい。この一言に尽きる。これにだすなら、原書の”Dahomey and the Slave Trade”もしくは『経済の文明史』を購入したほうがずっといい。少なくとも初めてポランニーを読む人、ざっとでいいから読んでみたい人にはオススメできない。




経済の文明史 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

玉野井先生が訳者だったので、ポランニーを読み始めました。
文庫になったことは知りませんでした。
大枚をはたいてかった本が、文庫で手軽に読める現在はうらやましい限りです。
しかし、同じ値段の文庫で、その内容の価値が100倍も1000倍も違うものを、見分けられない読者には価値はないのかもしれません。
経済学を志す人だけでなく、社会学、歴史などを志す人達にもぜひ読んで欲しいと思います。

ps.
企業の経営者の方が、玉野井先生の「転換する経済学」「エントロピーとエコロジー」を含めて、読まれると、利益至上主義の経営がいかに経営の基本から外れているものかが掴めるかもしれません。




仏和・和仏 経済フランス語実務用語集
販売元: 第三書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






経済用語に強くなる本―ビジネス常識が身につく全キーワード (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ