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和書 508062 (170)



人間知性論 2 (2) (岩波文庫 白 7-2)
販売元: 岩波書店

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人間知性論 3 (3) (岩波文庫 白 7-3)
販売元: 岩波書店

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人間知性論 4 (4) (岩波文庫 白 7-4)
販売元: 岩波書店

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塩原多助一代記 (岩波文庫 緑 3-3)
販売元: 岩波書店

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 購入前に注意すべき点は、旧字体の漢字、旧仮名遣いで記述されているため読み難いこと。最近の文庫と異なり文字も小さいため、現物を手にとって、読み下せるか確認してから購入すべきだろう。また落語の台本なので、ト書きに当たる部分が省略されていること。台詞と台詞をつなぐ言葉が無いのに違和感を感じる方にはお勧めできない。
 内容は名人三遊亭円朝作の人情噺。江戸本所の分限者、塩場多助が身代を築くまでの波乱万丈の物語。講談や歌舞伎の世話物を観るような楽しさがある。偶然というよりも数奇な運命の廻り合わせに、因果応報を感じる。これが現代に書かれる時代小説ならばご都合主義で切り捨てるところだが、そうは感じさせないのは名人の手によるものだからだろう。
 この本を楽しめるか否か、大きな分かれ目は読者の想像力に懸かっている。文章からどれだけ情景を思い浮かべられるかでこの本の真価が極まると思う。歌舞伎の世話物を何度かご覧になったことがあれば、本書の挿絵を頼りに物語の世界に入っていけると思う。




江戸売り声百景 (岩波アクティブ新書)
販売元: 岩波書店

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この新書の値打ちは、本文よりも、主として付録のシングルCDにあります。これは著者が舞台で口演した「昔の物売りの声」を収録したものです。

CDの面白さと反対に、本文の140ページ余りのうちで、売り声に関する記述はわずか90ページ分くらいしかなく、さびしい。その他のページは著者の芸歴などの話で、貴重なものではありますが、売り声について知りたい読者にとっては、直接関係がないともいえます。

売り声についての文章をもう少し詳しくしてほしかった。例えば、一つ一つの売り声がそれぞれいつごろのものなのかといった基本的なことが書かれていない。江戸時代の文献から拾ったのか、それとも著者が子どものころに実際に聞いたものかで、話がまったく変わってきます。もっとも、著者はあくまで「芸㡊??として売り声を演じているわけで、売り声の研究者であることを要求するのは筋違いかもしれません。

その一方で、「これは編集者が調べて書き加えたのではないか」と思われるような、不自然に詳しい部分もあったりして、どこまでが著者の肉声なのか、分かりにくい。著者の談話と、編集者が調べたことはきっちり分けて書いてくれたほうが、後世、この本を史料として生かすことにもなるでしょう。

売り声に興味のある読者は、室町京之介『新版 香具師口上集』(創拓社)をお勧めします。これには、大道芸の大家、故・坂野比呂志の1982年の口演が75分のCDとして付けられています。新旧の芸を聴き比べてみるのもおもしろいでしょう。




怪奇俳優の演技手帖 (岩波アクティブ新書)
販売元: 岩波書店

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ホラー映画の魅力―ファンダメンタル・ホラー宣言 (岩波アクティブ新書)
販売元: 岩波書店

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ホラー映画については、これまで世界各国でいろんな研究や紹介がおこなわれてきた。本書はそんな流れから無縁の、ホラー映画を時代精神全体のなかで分析してみようという気のない狭まい心の持ち主によって書かれたバッタ本か。




宴の身体―バサラから世阿弥へ (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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ベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」も巻末に所収されており、それと引き比べながら多木氏の論考をみていくことができるが、多木氏の論考自体は参照程度に思っていいと思う。
ベンヤミンをはじめて読む人には道しるべくらいにはなると思う。




魔女ランダ考―演劇的知とはなにか (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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