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和書 508066 (26)



ひまわりの勲章―実録兵隊戦記 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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 「復員船の出来事」ではモルヒネ中毒の少佐が、「中隊長、夕陽の丘へ」では職責を果たすことができない中隊長が登場します。人の上に立つ者がこれでは悲惨な結果になってしまいます。
 戦場で戦死してもなんのために死んだのかわからないような死ばかりだったと思います。「ひまわりの勲章」をはじめ全編にそんな戦場の死にも意味を持たせようとする著者の人間的な温かみを見ることができました。




ひめゆりの塔をめぐる人々の手記 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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他でも書いているが、証言のみで真実ありとすることは法廷においては認められない。
しかしながら法廷ではないし、証言はそれが束になればなるほど真実性を帯びる。
本書においては、ひめゆり部隊(他にも●●部隊という女生徒からなる臨時の看護婦
をやらされた部隊が幾つかあることも知っておいて欲しい)がいかに過酷な中果敢に
看護を行い、日本軍兵士はどのようにして死んでいったのかがわかる。
これらの人々や遺族に国は特別に年金支給等をちゃんとやっているのか非常に
疑問がある。
ひめゆりの塔は、沖縄に行ったら是非とも寄るべき場所である。
もう一ッ箇所は、麻文仁にある沖縄戦の組織抵抗の終わりを告げる、司令官自決の地で
平和公園になっている。
ひめゆりの等には手記が展示されているが、これを全て読む。日本人であれば当然である。
二時間はかかるので、足腰を鍛えておかないときつい。
それから生き残った元ひめゆりの女性たちが各人5分位づつ当時を証言しているFILMを
流しているところがある。不思議なことだが、このブースには余り人がいない。
3人分くらいの証言を見ると皆去ってゆく。よろしくない。このFILMは、3時間近くある。
全部見るべきである。
私も沖縄に遊びに行ったが、これだけのことをする時間が予想もしてなくて、二度目に訪問
してこれらを完了した。
つまり、若者も含めて、遊びに行くとして、この塔を訪れる目的を達成するには丸一日を
余分に設けておくべきだ。
壕が何時から作られ、どれぐらいの広さで、何人収容し、食事はどうしたのか、排泄は
どうしたのか、彼女たちは何をしたのか、よくわかる。
壕の中は真っ暗に近かったという。その中で聞こえる音は何なのか。それは患部に巣くう蛆虫
の蠢く音なのだ・・・。
何としても手記、FILMの完全制覇を勧める。特攻隊員にしても、グアム、サイパン、アッツ、
硫黄島等々の負け戦を闘った者たちも民間人の死者たちも、天皇の命令により、今の日本の
礎となって死んでいった(と現代の我々からはそううしか鎮魂できないだろう。無駄
死にとするか否かは戦後に生きる我々が責任を負ってこの国をどうしてゆくかにかかわる事項で
ある。)のだ。遊びは構わないが、これらに向き合う責任がある。
私はどうしても最後に自決した司令官を許すことはできない。理由は2つ。
ひめゆり学徒を軍に付き従い転戦させながら、ある日突然に解散命令を出したことが一つ。
各員思うままに動けという。どちらの方向に逃げたらいいのか(彼女らは非戦闘員である。)
教えず(伝令により同司令官は状況の大枠は知っていたはずだ)、護衛の部隊もつけない、
そのため各員バラバラに逃げ、行方不明者、米軍に殺されるもの多数が出た。
次に、この男は、あろうことか自決の前にスコッチなどという軍でしか手に入らない洋酒を
飲み切腹し、最後の一兵まで戦うよう今まで言っていたにかかわらず、本人は敵に対し攻撃を
しかけて戦闘において死んだのではないこと、の2点である。
海軍の船が沈むとき、艦長や艦隊司令官は、身体を船に鎖で縛り付け(万一浮かびあって助かれば
不名誉だからだ)、艦と共に死んだのと比べて情けない。
私は特攻と言う命令を出したこと、民間人も巻き込んでの戦闘を可としたこと、その他当時の
内閣および海軍軍令部、陸軍参謀本部の命令に明らかに不合理で許せないものがあり、それらの
者達は責任をとるべきであり、大日本国憲法において統帥権を有している天皇が自決しなかった
ことも許せない。




ひめゆりの沖縄戦―少女は嵐のなかを生きた (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店

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毎度のことだが岩波のこのシリーズは非常に読みやすく分かり易く書かれております。
ただ裏を返せば小中高向けの内容とも言えます。
「ひめゆり」はどす黒い戦争において、戦争を美化しようと、きれいに表現しようとしている感がある。
「ひめゆり」はあくまで沖縄戦のごく一部にすぎないのです。
この書では軍隊は沖縄の人たちにやさしく接している。だが実際はそうでない場合が大半であったろう。
沖縄戦はもっと陰惨であり、住民に対して日本軍は残虐であったのだ。

ですがもちろん沖縄戦を知る上で「ひめゆり」は通るべき道でもあります。
入門書として最適な一冊になることは間違いありません。




歴史にはウラがある (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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「仏教とキリスト教」「キリスト教とイスラム教」「禅がわかる本」など、多くの著作で、ユニークで分かりやすく宗教を説いてこられた氏の本ということで、非常に期待していたのだが、意外に面白くなかった。

それでも、四箇所大変気に入ったところがあった。一つはペリー来航の事情のところで、アメリカがかつては散々鯨の濫獲をしておきながら、今は日本の捕鯨にばかり文句をつけている。それだけで済まさないのが氏の良いところで、アメリカは自分のところで原水爆を作って、日本に落としておいて、最近ではよその国が原水爆を所有しているのをけしからんと非難する、勝手な国だ、という辺り、私はスキッとした。
二つ目は太平洋戦争に関して。日本の真珠湾攻撃は確かに国際法違反であるが、アメリカの方がよっぽど酷いことをしている、広島・長崎への原爆投下である。非戦闘員を殺すのは明らかに犯罪である、という件。確かに、今のイラク戦争の無差別殺戮ぶりを見ても、本当にアメリカという国は恐ろしい国である。

三つ目はニュートンがドアに穴を開けた話。
四つ目は、マハトマ・ガンディーのイギリス政府の塩税法に対する「非暴力不服従運動」について。
結局、面白くない等と言った割には、ちゃんと読了しているのだが。氏の本にしては、という但し書きを付けておこう。




まぼろしの邪馬台国 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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ずいぶん昔の本だから読んだ事のある人は少ないかもしれましせん。

私にしても23年前(自分で、今、驚いてしまった!)に中学の先生のすすすめで詠んだのですが、もう思いきりヤマタイコクにヒミコにはまりにはまってしまったのはこの作品のせい。著者は失明という不幸を乗り越え、盲人だからこその「音」によって魏志倭人伝を読むという離れ技をしてくれました。曰く、スイコウサンジュウニチ、リクコウハチジュウニチ…。書物研究で文字の虜になってしまった学者にはまさしく天地がひっくり返る発見です。考古学の本でありながら、中学生にもわかりやすく古代への道案内をしてくれる名本。余談ながら、「オロロン、オロロン…」という切ない歌詞の五木の子守唄も、この人の作品(?)。
乳飲み子を抱いて離婚した直後の筆だったそうです。




まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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中学1年生の息子が興味をもったので入門として購入しました。2日ぐらいで読み終えて随分理解できたようです。3つの宗教とパレスチナの現代政治に興味を持つようになりました。




まんが必修年代暗記法日本史 (シグマベスト)
販売元: 文英堂

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歴史が好きなので、受験とかは全く関係なく、語呂合わせの本も買って読んでみたのだが、シンプルですごく覚えやすいです。現時点で、語呂合わせ本の中では一番優れているでしょう。値段もお手ごろで良心的。イラストも、なんかほんわかしていて好感が持てる。ただ、解説が簡潔すぎるので、その辺は歴史の本や、受験参考書を読むなどして知識を補っていけばいいでしょう。日本史ももちろん良かったのだが、世界史もとてもいい本なので、そちらもぜひお薦めです。私は日本史、世界史同時に2冊買いました。両方とも星5つです。





みんな生きてきた―戦後50年〈1〉 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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もうひとつのイギリス史―野と町の物語 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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もうひとつの太平洋戦争―戦時放送記者がいま明かす日本の対外宣伝戦略 (二十一世紀図書館 (0039))
販売元: PHP研究所

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