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和書 508066 (29)



われに万古の心あり―幕末藩士小林虎三郎 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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小泉元首相の「米百表」のルーツである小林寅三郎の半生を中心に、米百表の語源となった逸話より、小林の思想と行動を考察する。
幕末の長岡藩関連であると、河井継之助のアンチテーゼとして小林寅三郎が引き合いに出されるが、彼自身は決して河井政策のアンチという訳ではない。但し、河井が先鋭すぎ、小林が漸進すぎと言うぐらいに政治信条が違ってきている。同じ佐久間象山門下でも、考えが違う両人が、戊辰戦争を前後に長岡藩をどのように導いたのか。結果論だけでは河井も小林も批判できない。

戦後の長岡を導く小林と、米百表の関係について、作者は小林の持つパトリオット(愛郷主義?)に行き着くとしている。
個人的には、河井継之助の持つ陽明学的行動力は嫌いではない。だが、現在の偏狭なグローバリズム世界を考えると、小林寅三郎の持つ裾野の広い思想に共感がもてるが、河井の切捨て的な実学主義には組しがたいところがある。




われレパルスに投弾命中せり―ある陸攻操縦員の生還 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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愛と鮮血―アジア女性交流史 (光文社文庫)
販売元: 光文社

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愛と欲望の日本史―思わず話したくなる意外な真実 (ノン・ポシェット)
販売元: 祥伝社

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続編の「夜つくられた日本の歴史」を先に読んで、この本も是非!と思いました。とかく学校教育ではタブー視されている“夜”の部分が表の歴史のスキマをピッタリと埋めてくれる感じがします。流石に現役の受験生にはお薦めできませんが、秋の夜長に読むには丁度良いのでは…




会津鶴ケ城―物語・日本の名城 (成美文庫)
販売元: 成美堂出版

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会津白虎隊―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)
販売元: 成美堂出版

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会津落城―戊辰戦争最大の悲劇 (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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会津は京都にのぼった浪士隊のうち後に新撰組となる者たちを
召抱えた藩、ということで会津藩には興味津々な私だが、
他にも偶然だが会津(今の福島県)に何かと縁があって
会津について、特に、幕末〜明治にかけて起こった戊辰戦争(会津戦争)に
ついてはもっとよく知りたい、と思うようになり手にした。

これまでにもいろいろと会津戦争(戊辰戦争)の書籍は読んだが
この著書は特に会津攻めについて詳しく書いてある。
少し見にくいけれど、当時の藩とその情勢なども図にして載っているし
会津攻めについては地図が載っていて本文と照らし合わせながら読むと
官軍(主に薩長を中心とした連合軍)の進路と戦闘の具合、
それに対し、会津を中心とした奥羽越列藩同盟軍の戦闘の具合など
日にちやおおよその時間なども入っていてリアルタイムで進む。

著者は「どこそこ村(または町・市)史」というものも参考にしており、
何日の何時にどういうことがあったという村民の供述も載っていて
戦闘の行われた周辺の状況も詳しく知ることが出来る。
また、官軍(薩摩、長州など)の資料からも記してあるので
攻められた会津藩の情勢だけでなく、あわせて官軍の動きも緻密にわかる。

有名な話としては、会津白虎隊(二番市中隊の一部)の飯盛山での
集団自決だが、これについてはあまり長く詳しくは書かれていない。
だが、会津国境の戦い、会津城下の戦い、篭城、降伏までは
とても詳しく書かれ、また殉難者の名前も羅列してあり涙をさそう。

この書籍では、降伏した会津藩の人々がどうなったかについては
さわり程度しか書いていないが、もっと詳細にわたり知りたいと思った。
更に、同じ著者の同じ中公文庫刊、「敗者の維新史」「幕末の会津藩」
「奥羽越列藩同盟」も読んでみたいと思っている。





会津藩最後の首席家老 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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会津藩始末記―敗者の明治維新 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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 幕末というと薩長側からの視点の本が多い。まさに勝てば官軍、勝った側の英雄の話が多いかと思います。
 しかし、この本は、負けた会津側から幕末を描いた本。幕末の英雄たちも敗者から見ると違って見えます。

 まさに正直者が馬鹿を見た会津藩。その悲劇と、戦後、会津藩の人たちが受けた仕打ちなど、今まで知らなかった事実が満載。自称歴史マニアの私も、単なる「勝てば官軍側の歴史マニア」に過ぎなかったことを実感しました。歴史を多面的に見る、その重要さを再認識させてくれる、そんな一冊です。




会津藩はなぜ「朝敵」か―幕末維新史最大の謎 (ベスト新書)
販売元: ベストセラーズ

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