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和書 508066 (62)



命のロウソク―日本人に救われたユダヤ人の手記 (祥伝社黄金文庫)
販売元: 祥伝社

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リトアニアのユダヤ人脱出劇...
私が知る限りではかなりレアな資料だと思います。

杉原千畝も少し出ます。
一時期、杉原千畝がTVで有名になりましたがそんなブームに惑わされずに
このような本を読んでいきたいです。




イヴァン雷帝 (中公文庫BIBLIO)
販売元: 中央公論新社

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 トロワイヤの本はすごい。絶大な権力をもつロシアの気まぐれな皇帝(ツァーリ)の残酷さが冷静な視点から表現されている。新たにロシアの皇帝になった男は、猜疑心が強く、恨みを忘れず、人の悲鳴と血の匂いが何より好きな男であった。そんな残忍かつ凶暴な皇帝を戴いたロシアの臣民は、どんな過酷な拷問やどんな理不尽な死も、神が下す天罰と同じように甘受する気質を備えていた。皇帝自らが強盗・強姦・殺人という犯罪を日常的に行い、罪もない数万人の市民が虐殺され、町が突然滅ぼされても、帝国の統治は揺らぎもしない。西欧の合理主義では到底理解できない現象が、ここでは当たり前のように次々と発生するのである。無抵抗なロシアの国民性は、スターリンの粛清を経験した現代にまで続く問題でもある。何ゆえロシアの民はここまで無抵抗なのか。本書の提起した問題はまさに読者の自問となり、それがそのままロシアの現代の問題として通用するのである。
 ロシアの君主が小説の主人公として扱われることはあまりないので興味深く読ませてもらった。翻訳が読みやすくて好印象であることも、あわせて記しておく。




私のスペイン歴史散策 (異文化を知る一冊)
販売元: 三修社

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イブン・バットゥータの世界大旅行―14世紀イスラームの時空を生きる (平凡社新書)
販売元: 平凡社

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他のレビュアーの方も書いておりますが、この本はあの浩瀚な「大旅行記」のそばにおいて利用するためのものだと思います。これを読んで「大旅行記」が読みたくなった!というものではなく、筋や全体像を見失うことなく「大旅行記」を読むための副読本ですね。

ちなみに、著者の結論ではイブン・バッツゥータは中国までは旅行してないということらしいです。




今なぜ戦後補償か (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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イメージを読みとる (講談社現代新書 (781))
販売元: 講談社

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イメージを読む (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 「マニエリスム」についての解説が秀逸である。いまやごく一般的に使われだしたこの言葉の本来の意義を我々素人にもわかるように解説している。もともと大学等の講義録をまとめたものであるだけに文章がとてもこなれていて、私にとっては非常に読みやすく理解しやすいものであった。
 「システィナ礼拝堂の天井画」「モナ・リザ」「メレンコリアT」「テンペスタ」の4作品について、その作品が意味するところを解説する書物であるが、いかんせんこの文庫本は、モノクロ写真を使っているので、本文で述べられている画面の色彩等を正確にフォローすることは不可能である。とはいっても、世はインターネット時代。画集を持っていなくても「ウィキペディア」等でカラーの画像を確認することはできる。若桑はこの4作品について、古今東西の碩学の解説を披露した後で、著者独自の見解を述べている。自他共に認めているらしいが過激ともいえる発言もあってなかなかのものである。
 最終章の「絵画が意味を持っている時代は過ぎ去った」とでも受け取れる発言は、情報発信の手段が種々様々な媒体に置き換わってしまった現代には仕方のないことかもしれない。オリジナル版は1992年に出版されたそうだが、若桑本人が言っているように「年月がたっている割には、内容的には古くなっていない。」




妹へ、弟へ、最後の詩―昭和の遺書〈3〉 (角川文庫)
販売元: 角川書店

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伊予小松藩会所日記 (集英社新書)
販売元: 集英社

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人口一万人の藩の江戸時代を通しての記録をまとめた本。財政窮乏の折には給料が百石から二十石に下がる。この過酷さ。十一年間続いたらしい。その一方大飢饉のときには、特に困窮している領民に一日一合の米を配っている。この善政。周りに敵を作らず、藤沢周平の小説によくあるような権力闘争はついに無い。(あったならばかえって幕府に目を付けられて、お取潰しに成っただろうから、これは自衛の知恵ともいえるのだか。)領民に不倫や心中騒ぎあり。(おそらく盗人上がりの)めあかし半平の華々しい活躍。これらは一つ一つが時代小説のネタみたいなものである。同様の小藩であった岡山・足守藩でも同じような会所日誌は無いものだろうか。




イラク建国 (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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「イラク建国」というタイトルでこの書を選ぶと失望するかもしれません。
 私なら「“中東”誕生」とでもつけたいです。 敗戦国・旧オスマントルコ領にイギリスが線引きして、今日我々が知っている「中東」がつくられていく。そのまさにど真ん中にいた女性ベルがいかにイラクに関わったかについては、もっと知りたいくらい記述が少なく、アフガニスタンやペルシャ(イラン)、サウジアラビアなどに話題が飛び、全体としてまとまりに欠いています。 また文章も、「詩」か「古文」を読んでいるのか、と錯覚するくらい、古風な漢語に溢れていて、歴史を表す文体ではありません。自分の好きなことだけを書きつないだ、という感じで、読んでいて退屈しました。


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