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和書 508066 (124)



エリザベスとエセックス―王冠と恋 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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エリザベス一世―大英帝国の幕あけ (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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現代のイギリスを知るためには、その国の隆盛を為し遂げたエリザベス一世の治世にその根本的な理由があるはずだと考え、本書を手に取りました。

幾多の苦難を乗り越えて名君主となり得た一人の女性の生涯はまさしく波乱万丈とも言える目まぐるしさで展開していきました。
ロンドン搭に幽閉されたり、宗教改革というルター派のプロテスタントとローマ教会のカトリックの対立という荒波を乗り越え、英国国教会の独自性を保ったこと、自分の死後、処刑したメアリ・ステュアートの子であるスコットランド王ジェイムズ6世を王位継承者に指名したことなど読むに連れ、素晴らしい治世者として改めて評価したいと思います。

エリザベスは沈思熟考型の性格と見えて、非常に冷静で結論を急ぐことはなかったようです。ただ、その考えた後の決断は素早く、アマルダ戦争におけるティルベリーでの演説は君主の鏡のような言葉が続きます。本書の153頁にある防衛軍である全将校への演説を少し引用します。
「私はこの戦いのただ中で、あなた方と生死をともにする覚悟であり、また神と私の王国のため……塵の中へ命も投げ捨てる覚悟である。」と。
このように前線で鼓舞する女王は、まさしく強いリーダーのあるべき姿として神々しく輝いていたことでしょう。
当時のヨーロッパでは小国であったイギリスは、ターニングポイントとも言うべき時代に必要な女王を擁いた幸運があればこそ現在までの発展があったのだと理解しました。

筆者青木道彦氏の記述は分かりやすく、門外漢でもスラスラと読める平易さで記されていますが、学術的にも史料にしっかりと裏付けられたものです。添えられている地図、系図、写真、グラフは本文の助けになるような有用なものでした。新書版でエリザベス一世の時代を知る類書がないだけに本書の価値は高いが故に、版を重ねているわけですから。




エロイカの世紀―近代をつくった英雄たち (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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エロスの涙 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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バタイユの最後の本だったような気がします。
『エロティシズム』では、「禁止」(法)とその「侵犯」という弁証法(ヘーゲリアンですから)が強く前景に出ていましたが、本書では「死」と「恍惚」についての考古学とも呼べるものが展開されます。
本書で提示される「小さな死」、「中間項」といった概念は、思想的にも注目されるべきものだと思います。
ただしバタイユの思想史への位置づけは現代でも悩みどころでしょう。
本書は、読みやすいという点では良い本だと思いますが、『エロティシズム』での自身の考察を背景に書かれているため、『エロティシズム』を一読してから読まれると内容を整理しやすいはずです。




鳶魚で江戸を読む―江戸学と近世史研究 (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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艶説おもしろ日本史 (広済堂文庫―ヒューマン・セレクト)
販売元: 廣済堂出版

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円仁 唐代中国への旅―『入唐求法巡礼行記』の研究 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 天台の高僧である円仁は、838年の最後の遣唐使節に参加し、唐代末期の中国において9年間に亘って教学の研究に勤しみます。大陸での歳月は旅また旅の連続であり、各地における物情騒然たる状況や中央政府による仏教弾圧という厳しい試練の中、彼はさまざまな人と出会い、教えを求め、そして思想を熟成させていきます。

 円仁自身によるこの旅の記録が「入唐求法巡礼行記」であり、本書はこれを下敷きとしてライシャワー博士が中国における円仁の冒険を一般向きに分かりやすく語り、円仁の中国行の意義と成果を解説するものです。

 本書には、唐朝廷における熾烈な権力闘争や地方における政情不安、あるいは僧侶・官吏・庶民の風俗・習慣など、唐代末期の世相が鮮やかに描かれています。また、当時の中国における朝鮮人コミュニティーの実態や、我が国遣唐使節団の構成や出発までの各種手続・儀式など、歴史ファンの目から見て興味をそそられる記述がちりばめられています。

 それにしても、米人でありながらあの「入唐求法巡礼行記」を原文で読みこなし、こんな素晴しい歴史ドキュメンタリーに仕立て上げるとは、ライシャワー博士の学識の深さには驚きを覚えます。
 また、本書の翻訳は現代天台学の泰斗によるものであり、たいへん読みやすく、かつ正確なものとなっていることを特に申し添えたいと思います。




艶本紀行東海道五十三次 (河出文庫)
販売元: 河出書房新社

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エヴァ・ブラウンの日記―ヒトラーとの8年の記録 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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エヴァ・ブラウン(ヒトラー愛人、後夫人)の日記を掲載した本。
この日記、どうも信憑性がないんじゃないかと思っておりました。
内容が週刊誌的というかスキャンダラスな内容ばかりで
しかもどこかの小説家が書いたような類型的な内容。
スキャンダルの部分もWW2の資料をあさっている人間なら想像がつく内容。

・・・と思ったのだが
エヴァとヒトラーがお忍びでドライブをした時に暗殺者に襲われた日記はかなり意外で
ヒトラーを小心者の小男と思われている一般常識を覆す内容だった。
正直言って度肝を抜く展開。
この一日の日記が載っているだけで
もしもフィクションがあったとしても部分的にはこの日記本物では?・・・と確信した。




御家騒動―江戸の権力抗争 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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