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和書 508066 (153)



古人骨は語る―骨考古学ことはじめ (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

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聖徳太子と日本人 ―天皇制とともに生まれた<聖徳太子> 像 (角川文庫ソフィア)
販売元: 角川書店

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 厩戸王はいたけれども聖徳太子はいなかった、十七条憲法も聖徳太子が作ったとは言えないという説はここのところ盛り上がっている学説のひとつです。聖徳太子の数々の功績は教科書にまで書かれていて一般的には誰もが実在を疑わないわけですが、実はその話も結構あやうい根拠に基づいていて、深くつっこまれないまま定説化してしまっているのも事実です。
 著者の大山誠一さんは先陣を切ってこの虚構説を提唱されている先生なのです。現在の聖徳太子論は、ある意味「大山誠一説をどうとらえるか」ということに対してああだこうだといろんな人がもの申しているのが現状で、肯定派と否定派にぱっくりとわかれてしまっているような状況が続いています。
 面白そうだからちょっと読んでみたいなと思われる方もいらしゃると思いますが、実際この聖徳太子の話には数多くの文献の引用と登場人物が出てきて、ある程度の知識がなければ半分以上ちんぷんかんぷんという難しい本が多いのです。そんな中、この本は比較的やさしい文体で書かれていて、初めてトライされる方にもおすすめできます。それでも十分にわかるかといえばそうではないのですが、なぜ聖徳太子がいなかったといえるのか、その根拠や問題点は十分にこの本で知ることができると思います。
 また、この本が面白かったら「聖徳太子の真実」と「聖徳太子の実像と幻像」を次におすすめします。




聖徳太子はなぜ天皇になれなかったのか (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

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聖徳太子の皇位継承についての本と思い、手に取ったが、まずは継体天皇から本書は始まる。何で?と思うが読み進めていくと納得がいった。
皇位継承に関して、また蘇我より出でたる女帝推古天皇への流れに行きつくのに、それまでの時代の皇位継承、豪族などの記述が必要だったからだ。

聖徳太子自身についての記述と言うよりも上宮家、太子の親兄弟、子、また仕えた家臣団について述べられており、世に溢れている太子だけの本ではないのが新鮮だった。太子虚構説に対しては、研究者らしく的確に矛盾点を指摘している。

上宮家は太子の子、山背大兄王で滅亡するが、ここで中大兄皇子も登場する。先に著者の「中大兄皇子」を読んでいたので重複する部分もあった、著者は、太子と中大兄を似た立場として記述していた。本著とその続編としての意味合いを持つと思うので、両著を読むと「何故」の理由がより顕になっていく。

1冊にまとまっていると良いのだけれど、太子の時代の推古と、中大兄の時代である舒明、皇極、孝徳、斉明の時代とはやはり趣きが違うので、重複部分は仕方ないとしても、充分楽しめる。




長江文明の発見―中国古代史の謎 (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

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長江文明に少しでも興味があるなら、この本がお勧めです。
内容、ボリュームとも満足のいくものです。
長江文明を代表する良渚文明から、呉越の時代まで、幅広い時代背景がなんとも魅力的です。歴史好きであるならば、この本を読んで、興奮し、いろいろ空想力が高められること確かです。




鳥の詩 死の島からの生還 (角川文庫ソフィア)
販売元: 角川書店

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中大兄皇子―戦う王の虚像と実像 (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

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光さす故郷へ―よしちゃんの戦争 (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

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戦争関連の本というのは、とにかく凄惨な描写が先行しがちで、読むと
息苦しいものが多く、普段は余り進んで読む気になれません。
けれど、この本は次々に困難で悲しい出来事を描きながらも、語り口が
優しく、言葉も平易なものを選んで書かれているからか、状況の悲惨さ
よりも主人公「よしちゃん」の気持ちの方が胸に迫ってきて、それが

却って静かにこころに響くように感じられます。
押し付けがましさや説教臭さがないので、多分素直な気持ちで読み終え
ることができるはずです。

なんだかんだ言いながらも今は気楽で甘えた毎日を送っていて、今更
それをやめたくはないけれど、せめて年に1回、例えば8月や12月に
読んで戦争の愚かしさについて考えるための本として、とてもおすすめ
!です。




僕が歩いた古代史への道 (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

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マンガ韓国現代史―コバウおじさんの50年 (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川書店

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人気の新聞連載マンガを通して知る韓国の生の歴史。
主人公のコバウおじさんが世情をチクッとさすのは新聞マンガならではの面白さ。
絵とハングルを見ながら学ぶ韓国の現代史。おすすめです。
訳者の韓国に寄せる思いの深さも感じられる一冊です。




美保関のかなたへ―日本海軍特秘遭難事件 (角川ソフィア文庫)
販売元: 角川学芸出版

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本書は旧海軍における海難事故によって父親をなくされた筆者が、忠実に史実をかきつづった書物であり、事故の真相をきわめてリアルに読み知ることのできる。戦争をしらないわたくしなどにとって、戦争とはいかなるひとびとがたずさわり、どのように働いておられたのかというきわめて基本的ながら真実を知りにくい時代をよみしる貴重な書物である。わたしは本書を舞台である美保関の白い灯台にて入手した。飾ることの余地もない史実をかたることのおもさをも学んだ気がして有り難い。


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