戻る

前ページ   次ページ

和書 508066 (196)



騎馬民族国家―日本古代史へのアプローチ (中公新書)
販売元: 中央公論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 江上波夫教授の名高い「騎馬民族征服王朝説」を、一般向け新書としてコンパクトにまとめたものです。
 日本古代史上の諸々の歴史的な制度・慣習、たとえば「臣」と「連」の関係、渡来人の大量受け入れ、古代皇室における姉妹婚や女帝制度など、今日的な観点から違和感を覚える向きがあるにしても、我々は所与の歴史的な事実として当たり前に受け入れてしまっています。しかしながら、これを周辺諸民族との比較という視点から見つめ直すことにより、日本国家の起源や大和民族のアイデンティティにつき、新しいイメージがハッキリと浮かび上がってきます。いわゆる「古代のロマン」を探求するにも、やはり問題意識の持ち方というのが大事なのでしょうね。
 初版が刊行されたのは40年近く前という古い本でもあり、この学説への受容度も相当深まっているようですが、今読んでみても、主張のオリジナリティの高さや構想規模の壮大さには極めて新鮮なものを感じました。主張内容の妥当性についてはよく分かりませんが、少なくとも、読んでいて知的好奇心を大いに刺激され、ワクワクする思いで楽しめました。歴史愛好家にとっては、読んでみて損はない一冊だと思います。




騎馬民族国家―日本古代史へのアプローチ (中公文庫)
販売元: 中央公論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






騎馬民族国家の秘密―邪馬台国を滅ぼしたのは誰か!? (ワニ文庫―歴史文庫シリーズ)
販売元: ベストセラーズ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






騎馬民族の源流 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






騎馬民族の思想 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






君は弥生人か縄文人か―梅原日本学講義 (集英社文庫)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

梅原猛と中上健次の対談集。キーワードは、熊野、京都、アイヌ、蝦夷、言霊、闇そして、もちろん縄文と弥生。狩猟・採集から牧畜・農耕への発展は、縄文人と弥生人の混淆を促すとともに、縄文文化を辺境の地や地理的盲腸部へと追いやった。暦の概念は時間軸を直線から円環へと変え、人々の不安を取り除いた。ところが、科学的合理性ですべてを説明しようとする現代でも、縄文性は盲腸部に生き残っている。人々の意識の深い部分にも。民度を高めていくためには、「異なる」ことを受け止めていく鷹揚さ、「闇」を怖がる謙虚さが必要だ




君はレオナルド・ダ・ヴィンチを知っているか (ちくまプリマー新書)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ダ・ヴィンチの本は学術本のような硬派な本が多い(と思われる)が、この本はダイジェスト版という感じの軽い本。1日半で読んだ。
中味はほとんど知ってる内容なので、特にこれといって新味があるわけではない。ダ・ヴィが好きな人にとっては改めてお勉強かな、という程度です。
筆者は東京芸大を出て、東大の医学部助手も勤めていた人物らしいが、本の中の表現が若干稚拙に感じる。本を読まない現代人を対象に書いたのだろうか。




金正日への宣戦布告―黄長〓@57F6@回顧録 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

回顧録なのだが、それぞれの時代についてどのような意思決定プロセスがあったかどうかについて、あまり深く書かれていない。ひたすら政治闘争に「翻弄された」かのような印象である。自伝だからそれでもいいのかも知れないが。
「金正日への宣戦布告」らしき内容は巻末の訳者との対談で、ここだけで充分。




木村伊兵衛昭和を写す〈1〉戦前と戦後 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






木村伊兵衛昭和を写す〈2〉よみがえる都市 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ