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和書 508066 (274)



素朴と無垢の精神史―ヨーロッパの心を求めて (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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太平洋戦争の歴史 (上) (講談社現代新書 (778))
販売元: 講談社

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太平洋戦争の歴史 (下) (講談社現代新書 (779))
販売元: 講談社

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戦うハプスブルク家―近代の序章としての三十年戦争 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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30年戦争に関する日本語による一般歴史ファン向けの本を私は寡聞にして他に知らないから、本書の価値は依然として高いと思う。作者は近代の序章としての戦争であったという観点に立つ。意味するところは、宗教対立とハプスブルク家などの自分が帝国になって単一の秩序・正義を打ち立てんとする普遍主義とが結びついた正戦がいつ果てるともしれない消耗戦しかもたらさないという本戦争の結末から、多数の秩序・正義の並存を認めるシステムを認め、これ以降欧州では戦争は限定戦に合理化され、「宗教のドグマから逃れ」、領主が集合離散を繰り返す非常備軍中心の戦争から、常備軍を維持する徴税制度を備えた国家間の戦争に移行したということ。佐藤賢一氏著「英仏百年戦争」を読んだ者としては、英仏に遅れて他の欧州でやっと国民意識が芽生える契機が訪れたのだなという感想を持った。(もっとも、独・伊を統一する国民国家の成立はもっと後。本戦争はそのドイツからオーストリアが外れる遠因になった。)それにしても、日本の応仁の乱の如く何と錯綜した人物・領邦間の関係であることか。本書をよく理解するためには同じ新書の江村洋氏著「ハプスブルク家」と本書と同じ著者の「神聖ローマ帝国」を事前に読み、同帝国のかたちとハプスブルク家の関わり、長い両者の歴史での三十年戦争の位置づけ及び前後を含めた概略に親しんでおくことを薦める。いきなり本書を読んでも、普遍主義・帝国理念等で始まる第1章でつまずく人が多いのでは?第2章で実際の戦争の展開の記述に入ってからは、傭兵隊長ヴァレンシュタインやスウェーデン王グスタフ・アドルフ等歴史を飾る一級の人物たちの活躍やエピソードに魅了される。しかし、これだけ複雑な経過を辿り登場人物の多い戦争なのだから、もっと地図が欲しいし、系図・年表・索引を付けて欲しかった。最後に、いつもながら戦争の惨禍には粛然とする。




大英帝国―最盛期イギリスの社会史 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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 大英帝国といえば7つの海に覇を唱えたグローバルな一大帝国ですが、ヴィクトリア朝時代を境としてその覇権と繁栄に翳りが兆し、20世紀前半には帝国システムにピリオドが打たれることとなります。
 本書は、そのヴィクトリア朝を対象に、帝国の繁栄を支えた当時のイギリス社会の実態を説明するものです。当時における各階級の生活スタイル、貧困層の生活実態と福祉国家への転換の契機、一般庶民の生活向上に伴う全社会的な大衆化現象などが簡潔に語られています。
国家ないし帝国の興亡プロセスと本国における社会的変化の関係を考えさせるという意味で、それなりに面白いものを感じました。
 なお、「大英帝国」というタイトルは政治的・外交的な内容を感じさせますが、基本的に社会学系統の本です。




地名で読むヨーロッパ (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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 同じ著者の”世界人名ものがたり”がとても興味ぶかかったので、これも買いましたが、タイトルにヨーロッパとある割に、ほとんどがイギリスの地名で、ここにあまり興味がない身には、読むのが苦痛の一冊でした。どうせなら、イギリス一つに限定するべきでは?著者の情熱はわかりますが。




中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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この本は「盗賊」を「キーワード」にして中国の歴史を描いた本です。

歴史を描く場合、主人公を「美化」して「英雄」物語として描く場合と、「欠点」のある人間として描き「悪漢」物語として描く場合がありますが、この本は後者にあたります。
それにより「毛沢東」を「美化」し「神格化」する中国共産党を「批判」し、中国共産党を「盲信」する「進歩的文化人」を「皮肉」った本になっているのですが、それとは別に、単純に歴史の本として読んでも十分に面白い本だと思います。

この本を読めば、よく言われる中国人は国家を信用しない、ということの意味もなんとなく理解できるのではないでしょうか。




中国文明の歴史 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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岡田さんの本は初めて読むが、これまでの中国史の本にない新発見がいろいろあった。
○漢民族とは純粋なものでなく、古来の漢民族激減後、北方民族が何度も入ってきたもの。典型的漢民族王朝とされている宋も実は北方系であり、新北方民族に圧迫され、中華思想が出現
○始皇帝の焚書は漢字の統一という目的のため 
○支那の語源となぜ中国とよぶのか(呉智英の支那を使うべしという主張は必ずしも正しくないことを知った)
○明・洪武帝は名ばかりの皇帝だった(本当か?)
○日清戦争以後は日本の影響下にある
素直にうなずくかは別にして、知っておいて損はない本。




中世シチリア王国 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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 著者の専門であるシチリア王国について、新書として分かりやすく書き下してくれた本。シチリア王国なんて、詳しく知る人は少ないだろうし、関心を抱く人も稀だと思うが、読んでみて損はない一冊だろう。
 中世にフランス系ノルマン人によってつくられたシチリア王国。西ヨーロッパ、ビザンツ、イスラムの混淆した世界であったというのも面白い。西洋史上でも特異な位置を占めており、従来とは異なった視点が導入できる。
 複雑な歴史をきちんと腑分けして見せてくれる点が貴重。
 ただ、文章を書くのは、あまり得意ではないようだ。




超国家EC―ヨーロッパ合衆国への道 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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