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和書 508066 (286)



中華帝国志〈下 離合集散篇〉 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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中華帝国志〈中 権謀術数篇〉 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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中国帝王図 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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●絵がいいですね、ほとんどおっさんを描いてるのに清涼感があって、でも少女漫画のような美化過剰ではなくリアリティーもある。装束や手にしている物・姿勢に風情があっていいですね。古の人物まで描いていたのは驚きでした。しかも工具を手にして土木作業、泥臭い仕事をしているのやっぱり風格と品がある趣で大変惹かれました。●本書を手に取るまでまったく知らなかったり概説だけで読んで大して興味も涌かなかった人物について深く考える端緒が開かれて良かったです。●功罪長短両方描いているので余計に魅力的に思えました。特にドルゴン、絵も解説もかっこいい、本当はハゲなのに。これ読まなきゃ世界史の用語集で得た印象「ギラギラしてそうないかにもヤリ手のオヤジ」でおしまいでした。とにかくこの絵と解説を目にすると想像力が膨らみ無性ににもっとその人を調べてみたくなります。●どちらかというと世界史学習中で中国史が苦手な高校生にお薦めです。たぶん無味乾燥な勉強がいくらから楽になると思います。絵が想像力を狭めるのではなく私の場合は余計に想像と妄想と夢想に駆り立てられました。




中国の歴史〈1〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
販売元: 講談社

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やはりこの作者の中国史の本は素晴しい。小説仕立てで語り口が面白かった小説十八史略に比べると、豊富な資料に作者の論理的な思考を加えて作成された本書は本格的な本という感じを持ちますが、読者に中国史の醍醐味をわかってもらおうという作者の熱意が感じられ、学者の本のような読みにくさは微塵もありません。中でもこの第1巻は小説十八史略では物足りなかった古代史を考古学の時代から詳しく書き起こしており、その記載は実に豊富です。小説十八史略(一)では同書の半分足らずで春秋時代までをカバーしていますが、本書は丸々一冊を費やしています。本書の冒頭には青銅器・殷墟などのカラー写真、本文中にも土器の写真、殷周・春秋戦国期の青銅器の絵、甲骨文や金文の図解・写真が含まれ、それらを眺めているだけでも楽しくなります。詩経や竹書紀年などからの引用も多く、読者を古代史に的確に案内してくれます。圧巻は、ト辞と史記とで、殷の王統図がほとんど一致するという事実。中華民族はいかに歴史を大切にする民族であるかを改めて認識し、感服しました。本書が記されて以降も考古学上の発見は数多くありますから、もし本書を改訂する機会があるとすれば、もっと凄い本になるでしょう。




中国の歴史〈2〉 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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中國の歴史に関して書かれた本を読んでいて、いつも残念に思うのは、周王朝の歴史物語が(その初期を除いて)たいそう少ないという点です。

秦の始皇帝によって統一される迄の中原の歴史は、その実態が何であれ、「周王朝を宗主国とした封建制社会の歴史」であったはずです。しかるに、周王室を中心に据えてその興亡を描いた作品が余りにも乏しいのは、はなはだ遺憾な次第。たいがいの史書が春秋五覇から戦国七雄へと話題をメイン・ストリームに移してしまうので、たいてい似たような内容の作品ばかりになってしまうのです。もちろん、史料上の制約や歴史的重要度のバランスといった問題があるでしょうが、「周王室から眺めた春秋・桊国史」という様な歴史読み物を繙いてみとうございます。




中国の歴史〈3〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
販売元: 講談社

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中国の歴史〈4〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
販売元: 講談社

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中国の歴史〈5〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
販売元: 講談社

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 著者の同シリーズの5冊目にあたる。時代は、宋の滅亡から元の中国席巻、そして明の興隆までを描く。筆致はいよいよ円熟味を増し、このシリーズの一つのピークを迎えている。特に、元による「非」漢民族王朝の中国史上における異質性、特異性についての記述は、近代の清の理解への大きな架け橋になるはず。また、元寇に関する中国史側からの記述は、中高生の日本史の知識しかない方には、ぜひ一読をお薦めしたい。読み物として楽しみながら理解が深まります。
 個人的に心を打たれたのは、元の支配に屈しなかった文天祥の「正気の歌」に関するところ。フビライ=ハンの帰順のすすめに決して応じることなく果てた”漢(おとこ)”です。その屈強な精神は、日本の幕末の吉田松陰らにも強い影響を与えたのです。
 




中国の歴史〈6〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
販売元: 講談社

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陳舜臣の中国の歴史第6巻、明初から清乾隆帝没後19世紀初頭までだが、中国史のみならずときおり見せる日本の姿がこれまた興味をひく。
足利義満の日明貿易の本質と勘合をもとめてたびたび寇する日本。陳円円と呉三桂のロマンスが明を滅ぼしたという「円円曲」の歴史的解釈。「国姓爺合戦」で奮闘する鄭成功と日本に帰化した朱舜水との確執。雍正帝の職務に精励する姿。淡々と読み進めながら、そして何度も読み直していくことになる。歴史は面白い!




中国の歴史〈7〉 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
販売元: 講談社

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中国の歴史シリーズ最終巻。阿片戦争以後の中国大陸は新たなるきびしい時代に覚醒することとなるが、僕が注目したのは中国大陸ではなく日本の存在。維新を経て近代国家に昇格することができた日本がアジアの未来をになう大きな希望として存在したということに、僕は日本人として感激を覚える。そして中国は? 内外多々の試練に対し、中国人はみずからをどのように定義し、闘争し、そして如何にしてふたつの革命を勝ち取ったのか? そしてその結実は? 僕達が読もうとしているのは歴史であると同時に生きている時代でもあった。


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