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和書 508066 (322)



サン・シモンの鉄の夢 絶景、パリ万国博覧会 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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歴史の学び方について―「近現代史論争」の混迷を超える (Xシリーズ)
販売元: 窓社

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 在野の思想史家関曠野は、『プラトンと資本主義』(1982)そして、『ハムレットの方へ』(1983)において、1980年代の日本の読書界に、静かに深い衝撃を与えた。その波紋が未だに続いていることは、この二書が90年代に入り、新たな後書を付し、改訂新版として世に問われ現在に至っていることが雄弁に物語っている。ただ、その後書が示唆するものは、著者関曠野の決定的な転換だ。それも、変節や転向ではなく、自己の思想に忠実に、学び直し成長したことによるのだ。
 この小さな本は、現在の関曠野の成長した思想を率直かつ大胆に述べる。その副題から、「つくる会」筋を腐らせるための時論の書と即断してはならない。それどころか、現在の関曠野の思想的到達点が、ここに凝縮されていると言ってよいと思う。「人間とは何か」、「なぜ人間は歴史を持つのか」。この問題の、著者による設定理由と回答が、哲学的晦渋さとは無縁の平明簡潔な言葉で収められているからである。
 人間を自然から歴史へと追放する根源的ディレンマ。それ故の根源的な人間の自由。その自由のため、制限された存在である人間は、善をなし、同時に悪をなす。事実、歴史は人間の過ちで満ちている。しかし、そこにこそ、過ちを認め、学び直し、成長する、自由な人間の可能性と未来がある。この人間存在に関する思索を、ロック、カルヴィニズム、ユダヤ教、と政治思想史的淵源をたどりながら記述しているのが、理論的心臓部である第II部である。続く第III部では現代日本人に、明治以来しくじり続けている政治的権威の創出を、歴史を学び直すことと市民改憲を通じて民族的課題として訴えている。
 かつて著者は、「革命とは他者を変えることではなく、自らが変わることである。」と喝破した。私を含めた読者が、この書における著者自らの学び直しとしての革命の実践を、一つの範例と認めるかどうかは、私たちがお互いを善意ある隣人として信じられるかどうかにかかっていると思う。




雑学 日本の合戦66の謎―将門の乱から西南戦争まで 合戦にまつわる「66のなぜ?」 (ラクダブックス)
販売元: 日本文芸社

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雑学 日本史こぼれ話
販売元: 読売新聞社

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座頭市から新選組まで―歴史浪漫紀行 (双葉文庫)
販売元: 双葉社

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南京大虐殺の被害者数が30万人では、南京の人口を超えてしまうなどと書いてある。
実際は、推定人口が20万人だったのは南京内の安全区という一区画に過ぎない。
このことに関しては他にも色々と突っ込みどころはあるが、煩雑なのでそれだけを指摘しておく。
友人の宮崎政弘あたりから聞きかじったのかもしれないが、まともに調べればわかることである。
「満州国」を「偽」と呼びながら「満州」に関する偽物の碑を設置している、と中国側を揶揄しているが、著者も偽史を指摘しながら偽史に騙されているとは笑えない話である。
この著者は史料に当った割と誠実な著作業を続けている作家かと思っていたが、本書で全く信用が無くなってしまった。




ザビエルの謎 (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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『ザ・タイムズ』にみる幕末維新―「日本」はいかに議論されたか (中公新書)
販売元: 中央公論社

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英国議会の論議を克明に追っている箇所
など、実に興味深い。
当時の英国事情や、大英帝国全体の動き
をあわせて考えると
もっと面白いかも。
なんだか薩摩中心だなあと思ったら、
「南日本新聞」連載だった由。




死海写本 (文庫クセジュ)
販売元: 白水社

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史記〈1〉本紀 (ちくま学芸文庫)
販売元: 筑摩書房

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 誰かが「史記と十八史略を読めば中国史は分かる!」と宣っていました。それが本当かどうか分かりませんが、小生も東洋史ファンを自認しながら史記をきちんと読んでいないことに思い当たり、この際一念発起して読み始めることにしました。
 さて、史記の邦訳にも様々なものがあるようですが、ちくま学芸文庫の本シリーズは、ほぼ完訳に近い内容であり、訳文も東亜同文書院系の小竹兄弟によるもので比較的読みやすいと言えると思います。
 本書は、歴代皇帝等の事績を紹介する「本紀」の部分です。五帝から漢の武帝に至るまで、大まかな政治史の流れを概括しています。いろいろな見せ場が登場しますが、やはり項羽と劉邦の楚漢相争の物語は中国史上の一大クライマックスと言え、「鴻門の会」のくだりなどは手に汗握る迫真の描写です。
 他方、致し方ないことながら、マイナーな地名・人名がやたらたくさん出てきますので、一気呵成に読み進む、というわけにはいかないようです。
 史記は言わずと知れた天下の名書であり、評価を下すのは畏れ多い限りですが、一般の歴史ファンが読んだ方が良いか否かという観点から、星を4つ付けることとします。




史記〈1〉覇者の条件 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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