和書 508076 (217)
クレヨン王国 超特急24色ゆめ列車 (講談社 青い鳥文庫―クレヨン王国シリーズ)
販売元: 講談社
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クレヨン王国の作者さん「フクナガ」さんがこのお話の主人公です。350匹のおたまじゃくしを育てているフクナガさん。キジバトのブースケとも仲良しです。金魚のA金先生にいろんなことを教わりながら、おたまじゃくしたちはどんどん大きくなります。彼らを田に放すときがやってきましたが、日照りつづきで田んぼの水がどんどん干上がってしまいます。このままではおたまじゃくしたちの命があぶない!そんなフクナガさんの目の前に24色クレヨンで描かれた「ゆめ列車」がやってきます。それは太平洋戦争中、フクナガさんがまだ子供だったころ、友達の林少年が書いた列車でした。ブースケとA金先生とともに列車に乗り込んだフクナガさんを待ち受けていたのは…。
読み終わって、とてもやさしい気持ちになれる一冊です。主人公がフクナガさんというのもなかなか…。ブースケやA金先生と自由にお話ができるのもとてもうらやましい。さすがはクレヨン王国の作者さんです!
もっとも、ただ楽しいばかりではありません。戦争中の悲しい体験も、つらかったことも、苦しかったことも、ここには書かれています。生きたくても生きられなかった友達たち。忘れられない、忘れてはいけないことですよね。
それにこの本を読んでいると、自分がいかに「自然」というものを普段忘れてすごしているかということに気づかされます。ちょっと目を向けてみれば、そこにはいつも彼らがいてくれるのに…。明日からは、ちょっとゆっくり歩いてみたいと思います。
クレヨン王国 月のたまご〈PART1〉 (講談社 青い鳥文庫)
販売元: 講談社
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子供の頃、なんとなく手に取って読みました。
あれから20年近く経ちますが、未だに忘れられません。
それほどに印象的な本でした。
まだ、恋とはどういうものかもわからなかった頃ですが、恋心ってこういうことなんだと教わった気がします。
すごく切ないお話だったなぁ。
こんなに続いてた作品なんですね。
また読みたいです。
クレヨン王国 月のたまご〈PART3〉 (講談社 青い鳥文庫)
販売元: 講談社
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やっと再開できた二人のシーンから、物語はスタートします。しかし、その感動もさめやらぬうちに、三郎が倒れてしまいます。地底から脱出してくるときに飲んでしまった「にくしみの青い水」のせいです。まゆみとストンストン、アラエッサは必死に看病をし、三郎を助けようとがんばります。
ここへきて、話は単純な「愛と冒険の物語」から一歩先へ踏み出します。ダマーニナの登場、そしてダガーら一味の台頭。それだけでもややこしいのに、勘違いナルマニマニ博士まで出てきて。もうジャマしないで!勘違いやめて!あぁ、そうじゃない!と。もう大変です。
どんどん先が読みたくなります。
クレヨン王国では死んだことになっている三郎とまゆみを祭るための神社が建立されることになり、その起工式にカメレオン総理が出席するというニュースが一同のもとへ飛び込みます。状況を知らせるため現地へひとり向かったまゆみに迫るピンチ。ど、どうしよう!と思ったら、もちろんそれはちゃんと三郎に伝わるのです。指に走る激痛として。
「おい!すぐ出発だ!まゆみがあぶない!」
つながっている二人ってすばらしい…。
しかしこのへんからほんとに政治やら人間の黒い側面やら、そういうぐるぐるした話になってきて、いわゆる「クレヨン王国シリーズ」としてちょっと異色の感じがただよいはじめます。初めて読んだのは小学生か中学生のときだったから、なんだかちょっとおもしろくないとい思ってしまった記憶が。今はまた違った読み方もできるようになりました。年をとるのも悪くないものですね。
クレヨン王国 月のたまご〈PART6〉 (講談社 青い鳥文庫)
販売元: 講談社
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クレヨン王国月のたまご (Part 4) (講談社青い鳥文庫 (20-17))
販売元: 講談社
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指の痛みでまゆみに危機が訪れたことを察知した三郎は、ストンストン、アラエッサと共に助けに向かいます。でも、歩いていては間に合わない。ヘリコプターを借りることにした3人の前に、ナレンナーさんが現れます。このナレンナーさん、最初はなんていやな人(豚?)かしら??と思ったのですけれど、読んでいるうちにだんだん好きになってきました。愛のある人です。
まゆみの身だけでなく、カメレオン総理にも伸びる魔の手。三郎は間に合うのか??またまたもりだくさんのどきどきさせる展開です。ついつい先が読みたくてページをめくる手にも力がはいってしまいます。
2巻でナルマニマニ博士につれさらわれそうになったまゆみは、運良く脱出し、目の見えない馬、ピーターと出会います。このピーターとまゆみのツーショットの挿絵がものすごくすきで、昔たくさん書いて練習した記憶があります。なにやってたんでしょう、自分…。
さぁ、まゆみと三郎は無事再び出会うことができるのでしょうか?
続きはまた次の巻なんですよね…。
クレヨン王国月のたまご〈PART 2〉 (講談社 青い鳥文庫)
販売元: 講談社
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1作目で三郎はまゆみを自分の国に帰してしまい、二人は別れ別れになってしまいました。家に帰ったまゆみは、クレヨン王国での記憶をいっさい失っていました。でも、その記憶のない期間に、自分がかけがえのない体験をしたのだということ、その記憶がとても大切なものであるということはわかっていました。そんな、心のどこかにぽっかり穴があいてしまったような状況で生きるまゆみ。そして、まゆみと別れて、月のたまごのそばで苦しむ三郎。
お願い!二人を会わせてあげてください!!
という願いがかなったのがこの2作目。二人が再開するまでの、月のたまご探検隊のそれぞれのメンバーのすごした日々が語られます。(これのラストが再開シーンなんですもの。うーん、じらされました。)
みんな、苦しい日々を送っているのですが、とりわけ三郎の苦しみが切なくて、涙が出そうになります。「ひとめ、会いたい」と思い、その「ひとめ」という言葉の意味をまざまざと心に思い描くシーンは、何年たってもずっと心に残っていました。
だから、二人がまた会えたときは、ほんとにほんとにうれしかったです。
よかった!
そしてまた物語りは続く…。
クレヨン王国月のたまご〈PART5〉 (講談社 青い鳥文庫)
販売元: 講談社
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月のたまごシリーズで、5巻はレビューがまだ無いようですので書かせて頂きます。
5巻がでた当時はまだ小学生でしたので、まゆみと三郎の愛に感動というよりも、その世界の美しさと、キャラの面白さ、おはなしとしての面白さに、私は惹かれていました。
正直長編は小学生には少々気だるいものだったのですが、この5巻は1巻と8巻以外で、お気に入りな一冊でした。
ネタバレもどうかと思いますので書けませんが、一言でいうと「おいしそう」な一冊。
もちろん丸ごとおいしそうなシーンではありません;
むしろ時間はゆっくりと流れています。中間地点ですし、まだ登場人物たちはそれぞれで、話がつながっていく後半に向けて動いています。
あーエビとかね。。。食べたくなるんですよ。。。ほんと。
クレヨン王国月のたまご〈PART7〉 (講談社 青い鳥文庫)
販売元: 講談社
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クレヨン王国月のたまご〈PART8〉 (講談社 青い鳥文庫)
販売元: 講談社
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ハウルの動く城はこの本のストーリーにすごおおく似ていますねえ。この本傑作ですから。
クレヨン王国 デパート特別食堂 (講談社 青い鳥文庫)
販売元: 講談社
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7つのお話のうち、中でも特に「キツネおやじの店じまい」をお薦めします。
自分の店で働いているカナブンのカナちゃんという若くてきれいな女の子にイイ年してホレてしまったキツネおやじ。カナちゃんにはれっきとした婚約者がいる。それはわかっているんだけど…。意を決して結婚を申し込むことしたキツネおやじだったが……
恋に悩むキツネおやじの描写がなんとも言えずイイです。とても子どもむけの話とは思えない(そのあたりのことについては「あとがき」にも書かれていますが)。大人が読んでも、いや、大人が読むからこそキュンとくるものがあると思います。