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和書 508082 (111)



総理の資格
販売元: 文藝春秋

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福田和也は、その読書量と執筆量で他の評論家を圧倒している。どの本を読んでも、古今東西のありとあらゆる文献が引合いに出されていて、読むといつもその幅広い知識とに感心する。その意味で、信頼できる評論家である。ただし、感心はするがあまり感動はしない。多分、良くも悪くも基本的にノリが軽薄だからだろう。勝手なことを言えば、父親にはしたくないが友達には是非欲しいタイプである。うがった見方をすれば、同じ文筆業者仲間でも、田中康夫をこきおろして石原慎太郎を賞賛しているのは、当人に若干欠けているが石原知事に顕著に見られる Paternal な側面を評価してのことかもしれない。自分にないものに人はえてして惹かれるものである。

まあしかし、相変わらずキレのある立派な文章を書いている。小泉論は特におもしろかった。新聞の「首相動静」を見ると分かるらしいのだけど、小泉って、昼も夜も全然人に会わないらしい。家でぼーっと音楽聴いているのが好きらしいのね。あとはせいぜい時代小説。福田が言うには「目立ちたがり屋のひきこもり」である。これってちょっとイマドキっぽい。でも、政治家が人に会わなかったらほんとにどうしようもないよな。政策について勉強してるならいいけどさ、マーラー聞いてても政治は全然よくならないぜ。




怒りについて 他一篇 (岩波文庫 青 607-2)
販売元: 岩波書店

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「あなたがたも聞いているとおり、昔の人は『殺すな。人を殺した者は裁きを受ける』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける。」(マタイ福音書第五章)
 これは、セネカと同時代を生きたイエスのことばである。本書は、この教えについての詳しい解説だと言えよう。怒ることがどれだけ醜い、自分を傷つけることであるか、その理由が書かれている。徳のある者ならば、たとえ侮辱されても殴られても怒ることはないということが、多くの例によって示されている。
 もう一篇の『神慮について』もすばらしい内容で、ぜひみんなに読んでもらいたい作品である。セネカの著作は岩波文庫で二冊出ているが、この二冊の価値だけでも、世界の偉大な作家十人のうちに数えられるだろう。とにかく、生き方についての名言が多いのである。

《君は言う。「しかし、神はなぜ善き人々に何かの災難が起こることを許すのであろうか。」しかし実は、神はそれを許さないのだ。神はあらゆる災難を善き人々から遠ざける。罰も恥も、非道な企みも、強欲な計略も、陰険な欲望も、人を困らす貪欲も。だが、神が護り、また救うのは善き人々自身なのである。善き人々の荷物までも監視するように神に要求するものがあろうか。むしろ、善き人々自身が、この心配を神から解放するのである。彼らは外的なものを軽蔑するのだ。》(『神慮について』より)
 




音楽療法―一精神科医の実践の記録 (医学教養新書)
販売元: 南山堂

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志賀貢の保健体育―学校ではココまで教えない
販売元: 関西テレビ放送

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生き方を変える大法則 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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周りの人を変えようと思ってもなかなか変わるものではないから、まずは自分が変わることとよく聞かされるが、待てよと思う。何でもかんでも自分が変わらなきゃと思うとつらくなる一方だ。
「自分の性格に合わない生き方をしようとするのは、自分を追い詰め、つらくするばかりです。まず自分を十分に知ること、そしてそんな自分に合った生き方をすること、それが本当の幸せを見つけたり、前向きに生きることができるポイントなのです。」
この本は『自分を変える大法則』ではなく、『生き方を変える大法則』を、優しく温かく教えてくれる。手に入り難いのが難点。




生き方のコツ 死に方の選択 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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生き方の人類学―実践とは何か (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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ちょっと長すぎるが、いい本だと思う。そもそも、(文化・社会)人類学の一般書というのは最近かなり少ないので(「カルスタ系」にもっていかれている、という話がある)、けっこう貴重なのだ。流行の話題をサラリと分析する社会学者にくらべると、人類学者の、人間の本質をじっくりと考えていこうとするスタイルは、いまどき、肩身が狭いらしい。だから、人類学、今はこんなことやってますよ、という情報を手軽に得られることの出来る本書は、とりあえず、一読するに値する。
「実践」という、ほぼ80年代くらいからの、構造主義や象徴人類学(日本では、山口昌男などに代表される)以後の人類学業界(毎度の事だが、日本は欧米の動向に追従的なので、時期が少し遅れる)の最も重要な概念のひとつを軸にして、主に理論的な話がなされている。別の評でも言及されている福島正人の、よりシャープな語り口をすでに知っている人間が読むと、たしかにまどろっこしい印象を受けるのだが、実践共同体論に対する批判的でオリジナルな見解など、きいておいて損はしない。著者のフィールドであるタイの実践的な運動の紹介も、ごく現代的で、おもしろかった。




生き方の美学 (文春新書)
販売元: 文藝春秋

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生きがいシェアリング―産業構造転換期の勤労意識 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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生きがいの創造―“生まれ変わりの科学”が人生を変える (PHP文庫)
販売元: PHP研究所

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学校の先生から薦められて読みました。

これこそ私が求めていたことだ!という反響が多いとのことですが、
それだけ精神が脆弱になっている人が多いんだなぁ、と
むしろそのことに驚いています。

良いか悪いかは人それぞれ感じ方が異なるのでなんとも言えませんが、
「求めるところに救いあり」とだけ感じました。



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