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和書 508082 (151)



神信仰の生成―宗教の発端に関する研究 (上巻) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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神信仰の生成―宗教の発端に関する研究 (下巻) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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神の国〈5〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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アウグスティヌスは「神の国」第二十巻(岩波文庫の邦訳では第五分冊に収録)において、
終末の時代の一連のイベントをつぎのように要約しています。

「・・・・かの裁きとの関連において、私たちはこれらのことが起こるであろうことを学んだのである。
すなわち、テシベ人エリアが来るであろうこと、ユダヤ人たちが信仰を受け入れるであろうこと、

反キリストが迫害するであろうこと、キリストによる裁きがあるであろうこと、
死者が復活するであろうこと、善きものと悪しきものは分離されるであろうこと、
世界は火によって滅ぼされ、再興されるであろうこと、である。」(第三十章)

聖書および他の教父たちの見解を援用して、終末の時代の一連の出来事をまとめておくと、つぎのようになります。

(1)ユダヤ人が約束の地に帰る。(エゼキエル38:8)
(2)福音が全世界に述べ伝えられる。(マタイ24:14)
(3)人々の道徳的堕落(2テモテ3、2ペテロ3:4)戦争・地震・飢饉の頻発(マタイ24)
(4)背教と反キリストの出現、徴と奇跡による欺瞞(2テサロニケ2、1テモテ4、ダニエル7:24、黙示録13)

(5)エノクとエリアの帰還(マラキ3:23、黙示録11:3、ゼカリア4:12-14)
(6)反キリストによるエルサレム支配(マタイ24:15、ダニエル9:27)
(7)ユダヤ人の大改宗(ローマ11:26、ゼカリア12:10)
(8)反キリストによる大迫害(ダニエル12:8)・獣の印の実施(黙示録13)

(9)イエス・キリストの再臨(黙示録19:11-16)・反キリストへの裁き(黙示録19:20、2テサロニケ2:8)

 黙示録を読もうとする方には、かならず一度は目を通しておいていただきたい基本文献の一つです。




学問の方法 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 先哲の知恵の中から、レビューア自身の理解と解釈により再構成したものを、一つご紹介いたします。本書に出会うための一つのきっかけにしていただけたらと思います。

【論理の力にだけ頼ると、かえって真相が見えないこともある。】

 論理の力を使って「理性」によって理解されたことは、「真理」とか「事実」であると思われているが、もちろんそれは、対象そのものではないことには、注意しておくこと。論理の力を使って「本当である」とか「正しい」と判断できるのは、われわれがその一部を自ら創っているからに他ならない。数学的なことがらも、また同じである。

 もちろん私たちは、それを自由勝手に創れるわけではない。偽りのことと真理や事実というものは、確かに厳然と区別はされる。

 しかし目の前の、たった一滴の水といえども、完全に記述しつくすことは決してできないだろう。そんなことは、その一滴の水「そのもの」でなければ不可能である。いま、道端に生えている草一本、あるいはアリ一匹ともなれば、何を言わんかである。

 ましては、あなた自身の生き方に関すること、人とのかかわりに関すること、この複雑な社会に関することについては、「論理的な」方法だけに頼ろうとするなら、かえって真相が見えなくなってしまうこともある。注意せよ。

(ジャンバッティスタ・ヴィーコ(1668-1744))





学校と社会 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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古典ながら、今尚実践されようともしていなかったのではないかと思えるほど、現代の教育を受けた者としては、唖然とした。つまり、現代教育の理想としてそのまま通用すると素直に思えるからである。本書を読むと、一体教育者は何をやっているのかと遅ればせながら思う。それほどに、本書の確信をつく主張は曲げることができないものなのであろう。
 内容に至っては、極めてシンプルであり、小難しいところはほとんどない。
 見ようによっては、自己啓発書としても通用するのではないだろうか。もちろん、その際は現代教育の実体、在り方に失望することとセットだが。
 このように、思うと学校という教育の現場もいかに社会の大人の縮図たる、学校外の権力意識、に追従して成立していたのだろうことが思いやられる。
 いずれにしても、本書を読むことを通して、新しい自分の教師像が浮かぶような気がした。

 




キケロー弁論集 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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古代ローマにおいてNO1の弁論の名手、キケローの弁論集。「カティリーナ弾劾」他3篇を収録するが、出
来は断然「カティリーナ弾劾」が群を抜いている。他のはこれよりはるかに出来が劣っている。
「カティリーナ弾劾」でのアクの強い自画自賛の連続、いかに自分が空前絶後なことを成したか、国家の危
機をすくい、前例のないほどの賞賛を得たか、そして(ポンペイウスなどよりも)武器をもたない自分のやったこ
とのほうがはるかに偉大だ、ということを何度も何度も述べるあたりは秀逸にして大笑いしてしまう箇所でもあ
る。
構成に関して言うと、訳注が多いので、巻末ではなく小口注やページ注にしたほうが読むペースがくずれ
ないのでよいと思った。あと、背景を知っておいたほうがいいので、解説を先に読んだほうがいいと思う。




嬉遊笑覧(二) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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ラッセル教育論 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 この本では幼児教育から大学教育まで、ラッセルの考える教育論が展開されている。
 が、私が注目するのはラッセルの投げかけた言葉であるである。それは、「教育において、直接に役立つ知識を生徒の頭に詰め込むことを目指すべきか、それとも、それ自体よきものである知的財産を生徒に与えるべきか。」

 この本は1926年に書かれているが、現代にいたるまでこの問いに答えは出ていない。

 ここで問題とすべきは、この問いに対する私達の姿勢である。ラッセルは本書を書き上げた後に精力的に活動をつづけ、89歳の時に核兵器反対の座り込みをして拘留されている。あとがきにもあるとおり私達は本書から彼のこうした壮絶な「知行合一」の生き様から何を学び、何を行うかであろう。




金枝篇 (1) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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博識に基づいて、呪術の起こり、そして呪術を脱して宗教が誕生した、その原始の段階を推定している辺りが面白い。
無駄とも思える脱線的情報が、後に伏線として回収されて行くその手際の良さも小愉快である。
また、政治制度と呪術・宗教との関わりも審らかに検討しており、現代の人間も時折陥っているのではないかと思われるような蒙昧や誤解を、鮮やかに解明してくれる箇所が多々ある。
100年以上も昔(初版1890年)に書かれた本ということに照合して、情報量は圧倒的だ。




金枝篇 (3) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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欧州中心に話がシフトし始めた。
具体的事柄を論証する為になのだが、今までの博学的な光らかしを楽しみにしていた読者としては、その傾向は残念。
収斂してより洗練される文章や内容でもない。


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