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和書 508082 (158)



人間の使命 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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人間の頭脳活動の本質―他一篇 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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人間不平等起原論 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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この書は、「社会契約論」より早い時期に書かれています。そういう意味で「社会契約論」に通じるルソーの哲学の通過点として、「社会契約論」より先に読む価値はあると思います。また読者は本書を学問的に、そして歴史的価値として精読するべきというよりか、それを通り越して、率直に読み物として力をぬいて楽しめるのではないかと思います。

本書は、人間はいかに原始状態で、つまり自然状態において自由で平等であったのか、そしてそこから人間や文化の進歩にしたがって、どのように私有財産や法律などの概念を生み、不平等化による奴隷などの弊害をつくりながら国家を創出するにいたったのかの過程を論じています。その中でルソーは、理性、感情、欲求、自尊心といった人間の性質から、動物、農業、食事、病気、健康、恋愛、アフリカの未開人の生活様式、家族、教育といったものまで、様々な具体例をとりあげつつそれらを組み合わせて人間について熱く述べており、タイトルは堅苦しいですが、ルソー版人類学の側面としておおいに注目できます。個人的には、後半の政治や社会制度の進化と成立の過程論以上に、多くを占めるそういった人類学的な論述の方が興味深くて種々の発見と共に楽しく読めました。少し長いですが原注も必読です。
最後に、もちろん「社会契約論」とセットでお勧めします。






人間的自由の本質 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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シェリングの主著。
スピノザの説明として、実体をA、その帰結をA/aとする表現が見られる(p35-6)。
これはラカンの「4つのディスクール」に使われた表現方法でもある。
従来はソシュールの影響といわれていたが、ラカンにおいてもシェリングと同じく上辺が大文字で主体であり、ラカンはシェリングをスピノザ研究の一環で読んでいたに違いない。
ヤーコブへの暗黙の批判、バーダー(この訳書ではバーデルと表記)への賛同がみられ、当時のドイツの言説界が垣間みられる。
カント批判は今となっては陳腐だが、潮流としてショーペンハウエルなどに受け継がれたのではないだろうか?




認識の対象 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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眠られぬ夜のために〈第1部〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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当たり前のことであるが、世の中にはいろいろな考え方がある。哲学、思想関係の書物はとかく敬遠されがちだが、ものの見方、切り方等を知る手段としてひも解くと参考になることがある。本書もそうした、考え方を紹介した書物としてひも解くと非常に学ぶところがある。あるいみ自己啓発の類かもしれないが、それを超えるものがあると考える。




反時代的考察 (上巻) (岩波文庫)
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反時代的考察 (下巻) (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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パイドン―魂の不死について (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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ソクラテスが刑死する直前に、弟子達に語った「魂の不死について」の話。

「人間は魂と肉体からできており、死ねば肉体は消滅し、魂は消滅せずに冥界へ行く」というソクラテスの考えに対し、弟子達が「肉体が消滅すれば魂も消えてしまうのではないか」とか「肉体が消滅した後魂が残っているとしても、それが不滅かどうかはわからないのではないか」といった問いかけと共に鋭く反発し、さらにソクラテスがそれに対して自説を証明し、弟子達を納得させるという構成。
ただ、この人達は細か〜いところまでおかしいと思ったところは何でも考えこむのに、人間は魂と肉体でできているっていうところだけは何の疑いもなく信じてしまってるところは可愛らしい(笑)

自分が毒杯を仰がなければならないまさにその日に、弟子達と「魂の不死について」を語り合うとは流石ソクラテス(笑)
そして、その状況を対話篇にしたプラトン。
プラトンの文章は本当に上手だと思う。
ソクラテスが実際に語ったことと、プラトンの想像(創造)と、両方混ざってるんだろうけど、とてもわかりやすい。哲学をかじったことがない人でも大丈夫だと思います。

ソクラテスが毒杯を仰ぎ、死んでしまうところで文章が終わるので、最後は少し悲しいかも(ソクラテスは全く悲しいことでもなんでもなく、弟子達が悲しむ必要も全く無いと思っているのだが、その理由は本書を読んで下さい)。

「死んだ後、人間の魂はどうなってしまうんだろう?」と考える人は、ソクラテスに説得されてみて下さい。





人及び動物の表情について (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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