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和書 508082 (159)



不安の概念 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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本書は『死に至る病』と並ぶキルケゴールの主著である。
両方を読むことでキルケゴールの全貌が明らかになる。
キリスト者(イエス=キリストのように受難の道を歩む者)であるキルケゴールの姿が垣間見える。




福沢諭吉教育論集 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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物質と記憶 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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文明論之概略 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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福沢の文明の定義はギゾーの文明論を下敷きにして成立している。文明は相対的であるが、それは野蛮あるいは非文明に対するものとして文明を考える点で構造的であると子安はいう。野蛮や非文明がなければ、文明もない。これがギゾーと共有する文明の定義である。また、家族は市民社会と対立し、家族は否定的前提として市民社会に対立する自然的結合体である。家族から国家へという人倫体の展開過程として捉えられる和辻倫理学とも違う。
文明は文明的な社会であり、国家である。それはつねに野蛮や未開、非文明と対置される文明である。ここで言われている非文明、反文明はなによりもまず東洋の文明である。西洋文明の成立は後進アジアとともにはじまる。だからその叙述も東洋をもってはじまる。その東洋とは、インドであり、中国であった。





ブーガンヴィル航海記補遺―他一篇 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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プラトン入門 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 第一部ではプラトンの出生から晩年までを扱い、第二部ではより具体的に著作の解説をしている。特にプラトン理解の基底をなす第二部第二章「イデア論の起源」は必読。プラトンがイデア論に到達した経緯や、なぜ対話形式なのかがポイントを押さえて書かれている。さらに個々の著作について簡潔な説明があり、効率的な著作紹介となっている。全体的に客観的で平易な文章なので、大変分かりやすい。巻末に索引があるのも魅力的である。




プロスロギオン (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 『モノロギオン』続編。
 神の存在・本質が追究した作品で、第2章から第4章で展開される「神の存在証明」はたびたび言及される。
 なお本書には「神の存在証明」の不備を指摘したガウニロの『愚かなるものに代わりて』と『聖アンセルムスの答弁』、さらには訳者である長沢氏のアンセルムス評伝がついており、アンセルムス思想をほぼカバーできる。
 もちろん同文庫に収録されている『モノロギオン』、『クール・デウス・ホモ』もあわせて読んでほしい。




プロタゴラス―ソフィストたち (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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徳などが人に伝えられるかということを主張するソフィストの主張にたいしてソクラテスが検証していきます。
これはメノンとの関係がありそうですが、メノンで掘り下げられたところまで話しは進まず、途中までであえて話を止めているような感じがあります。
場面構成が、非常に考えられています。イデアにまで話がいきそうな場面もありながら
あえてすぐに核心的なところには近づかずに、読者の思考を誘っているような感じがする構成をとっています。
ソフィストとは機械的になりがちな人間存在そのものでもあるのでしょうか。





弁論家について〈上〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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「かつて執政官まで務めた人が、打ちひしがれ、憔悴し、慟哭し、窮地に立たされているのを目の当たりにしたとき、他の人たちの心に憐憫の情を喚起しようとするより先に、私自身が憐憫の情にとらえられてしまった。
悲しみにくれる老人のその彼を促して登壇させ、彼の肌着を引き裂き、(人々の前に)傷跡を示してみせるという行為を、何かの技術によってというのではなく、わたし自身の、心の激しい情動、深い義憤によって行った」
 
 「ローマの現実」という現代人にとっての御伽噺といった事柄には収まらない。手にとる人が思いやすい、いわゆる「レトリックの教科書」ではない。

 僕は虜にされた。




弁論家について〈下〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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  晴れには喜びを、煩いには癒しを与えてくれた。

 キケロー自身の憧れ、理想とも言える弁論家、クラッスス・ルーキウス・リキニウスが解き明かす弁論の「飾り」「演示」についての詳細。

 舌と心の乖離から「飾らない」美学についてにまでも及ぶ。
「われわれの耳に快く響き、満足感を与えるのは、人間の肺が耐えうるものであるのはもちろんのこと、人間の肺にとって容易なものでもなければならない」
 物事の必然に立脚した、弁論という真実らしい真実の深遠。

 クラッススの自由は欲望の非を鳴らし続けてやまない。


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