和書 508082 (281)
教養としての「死」を考える (新書y)
販売元： 洋泉社
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口述筆記を一冊にまとめ上げた本のようで、あちこちで話が散漫になったり、危なっかしい話し方になっているくだりが見られる。そういう意味で、「人間存在の意味を問い続ける哲学者・鷲田清一の達成点を見よ！」というカバー折り返しの宣伝文句には「何だかなぁ…」と思わないこともない。
（この新書のシリーズには、売り込み方を間違ってるとしか思えないこうした例が散見される。惜しいことである。）
しかし、そうした留保をつけた上でなお、この本には読むだけの価値が十二分にある、というのが私の結論である。ここで著者が提示しようとしている「死」の議論は、「私の死」から「死」を考えようとする近代的な議論が見落としている、死の他者起源性や二人称の死者といったテーマをすくいあげようとしている。そこに評者は強い共感を覚えるし、内田樹や末木文美士といった論者の議論とも通じるものを感じる（いっぽうで、文中で言及されている森岡正博については、若干微妙かも知れない…苦笑）。
ともあれ、「試行錯誤とためらいを含んだ哲学者・鷲田清一の通過点を垣間見る」ように読むのが、個人的にはお勧めの読み方である。読み進めやすさについては保証できるので、興味がある方は気軽に手に取ってみては？
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恐竜大絶滅の謎と木星ネメシス―年代測定法の崩壊が導く結論‐4500年前、恐竜は生きていた!! (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス―ネオ・パラダイムASKAシリーズ)
販売元： 学習研究社
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恐竜が絶滅？した理由をきっちりと教えてもらえます。
「なるほどね～」と思うことしきりです。
もしほんとだったらこれからどうなるんでしょ？
読んでいて怖くなってしまいました。
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極北のインディアン (中公文庫)
販売元： 中央公論社
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虚構の時代の果て―オウムと世界最終戦争 (ちくま新書)
販売元： 筑摩書房
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95年当時、私は慄然とした。彼等の仕出かしたことについてではない、それをきっかけとして暴露されることになった、彼等を取り囲んでいる社会心理に対する、マスコミの、そして自分の身の回りの人々の、余りの鈍感さにである。これは誇張でも何でもない。「自分は今までこんな国に住んでいたのか」と、急に異邦人の様な気分に陥り、身を震わせていたのだ。まるで気狂いばかりの国に迷い込んだ様な日々であった。
そんな中で本書を読んだのであるが、最初に思ったのは、細部はどうあれ、この本が書かれることになった背景を実感として感じ取れるかどうかで、現在マトモに正気の批判をする準備が出来ている者と、そうでない者とを分けることが出来るのではないか、と云うことであった。感情に委せたタワゴトばかりがまだ幅をきかせていた中で、比較的真っ当な意見を纏めてくれた数少ない一冊である本書によって、多少なりとも元気づけられたことは確かである。少なくとも、オタク世代に生まれた者で、ちょっとは気の利いたことに頭を使いたいと思っている連中ならば、スンナリ理解出来て当然の内容だと、そう思えた。だが、その後の日本は果たして冷静に自分を見詰めることが出来る様になったのか。現実と呼ばれているものを支えているものが、如何に脆く壊れ易いものであるかを、理解したと言えるのだろうか。あれから数年経った今でも、私は時々、当然の如く大手を振って世をのし歩いている諸々の狂気の徴候に、当時のことを思い出して身を竦ませることがある。
拒食症と過食症―困惑するアリスたち (講談社現代新書)
販売元： 講談社
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考え方が一点張りナところがある。この本を読んだ限りでは患者が困惑してしまう。とても患者のことを考えているのが、患者本人には、刺激が強すぎる。家族が病気を理解する上で読んだらいいと思う。
巨樹と日本人―異形の魅力を尋ねて (中公新書)
販売元： 中央公論社
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巨人 出口王仁三郎 (現代教養文庫―ベスト・ノンフィクション)
販売元： 社会思想社
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巨人 出口王仁三郎
販売元： 天声社
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巨人 出口王仁三郎の生涯―大本教大成者 (勁文社「大文字」文庫)
販売元： 勁文社
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巨富を築く13の条件―ビジネス・コンデンス版
販売元： 騎虎書房
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