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和書 508082 (338)



保田与重郎 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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夢と夢解釈 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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本書は、フロイトの夢に関する諸論文が集められたものです。
読みやすい本でした。
薄い本ですし、フォントが大きい。
それだけで、「よーし、読むぞ!」なんて気分になります。
、、、いいえ、大事なのは中身ですよね。

フロイトの夢解釈を読むと、なんでも男根や女性器に結びついてしまうような気がして、一瞬???と思うのですが、よく読んでみるとそのシッカリとしたセオリーに頷くことが出来ます。
民話の中に出てくる「夢」の解釈は、とっても楽しかった。
思わず笑ってしまいました。
それから、この本の中にも、ゲーテの「自然」の引用が出てきたので、そっちの方も今度読んでみたいと思いました。




羊毛文化物語 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 期待して読んだが、がっかりだった。読者に対する誠実さがまったく感じられない。自分に都合の良い事実やたまたま得た知識を並べているだけで、よくわからない部分にさしかかると、いい加減な推測をしたり、説明を省いてしまう。事実誤認や自己矛盾も多い。完全に西欧至上主義で、日本文化を全面否定して語る態度も鼻につく。「高位高官の役人」など日本語もひどい。
 本書は国際羊毛事務局の月刊広報誌に執筆したものであり、西欧・イスラム社会における羊毛文化がほぼ時代をおって説明されている。じゅうたんの話なども紹介されている。
 山根氏には疑問を感じるが、内容は興味深い点も多く、単に悪書として退けることも出来ない。




乱世に生きる中国人の知恵 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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リヴァイアサン―近代国家の思想と歴史 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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本書は三つの部分から成る。国家概念の変遷を綴った第1部、ホッブズ、ケルゼン、シュミットという三人の思想家の国家論を比較・分析した第2部、そして超全体主義の可能性をSF的に考察した「付 国家の未来」である。各部はゆるやかに関連しており、本書に通底する著者の問題意識は「はじめに」と「あとがき」において語られる。

本書第2部での三人の思想家の比較・分析は、まさに専門の研究者ならではのもので、そのレベルの高さは評者のような門外漢にも伺い知れる。他方、本書第1部や付章、それに「はじめに」と「あとがき」での著者の国際政治への洞察は、戸惑うほどに素人的で、ナイーブとの印象を否めない。本来、前者の分析が後者の主張に説得力を付与するはずなのだが、どうしてもそうなっているようには思えない。

実は、こうした読後感は本書に限ったものではない。学者が国際政治について行う言説全般に共通するものである。

おそらく、現在進行形の国際政治というのは、学問的に語り得る領域ではないのだろう。学者がどれだけ優れた理論を構想したとしても、それを現実の問題に適用して提言を導くためには、三段論法における小前提としての諸事実が必要である。しかし、国際政治が為政者間のゲームとしての側面を有する以上、国際政治における諸事実は決して十分には公開されない。相手に手の内を明かししてしまってはゲームにならないからである。公開されるのは、相手の行動に影響を与えない重要でない事実(遠い過去の事実を含む)か、あるいは相手の行動への影響を期待した操作された事実のみである。結果、国際政治についての学者の言説は、必然的に机上の空論となる。

結局のところ、国際政治について学者が行い得るのは、既に公開された過去の諸事実について史的分析を行うことか、あるいは抽象的な理論を抽象的なまま為政者に「献上」することだけである。これらを踏み越えて現実の国際政治について論じようとするのは、学者には過ぎた振舞いなのだ。




霊と肉 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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論理分析哲学 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 哲学はドイツで発展していたったが、どうもドイツの哲学は非常に内向的だったと思う。
 ドイツの哲学に親しみはじめると、その後の視点はある程度は東洋に向くようになってしまう。
 しかし、ドイツよりさらに西へ進むと、もはや東洋は切り捨ててしまうのではないかと思う。ヴィトゲンシュタインは「語りえないものについては、沈黙しなければならない。」とまで言い切った。
 哲学への視線は、ある時期から西の知的哲学的世界で、内向性のものから客観的な見方、論理や言語などの分析といったものに話題がうつり始めたようだ。
 そうした西の世界で盛んになった分析哲学というのは何か。
 本書は非常に客観的かつ数学的に、矛盾が出ないように各思想や物事を見る見方を提示するために学者が思考を詰み重ねた末に磨き上げられた「分析哲学の歴史」を、垣間見るような内容である。また、分析哲学の核心に触れる中級レベルの入門書である。
 本書を読めばわかるが、「矛盾が出ないように一対一的に厳密に考える数学」が、「数学」そのものを疑いはじめ、「自家撞着」に陥ったり、論理学はわれわれに「公理的思考の規則」を与える「メタ学問」であったが、論理学をさらに公理化しようと「メタメタ学問化」していく所など非常に悪戦苦闘する世界でもあることがわかる。
 しかし、そんな悪戦苦闘でも、登場する人物、アリストテレス、ヴィトゲンシュタイン、カルナップ、フレーゲ、ムーア、ライプニッツ、ラッセル、ここに登場する知の巨人の問題意識の深さと、超越した感のある分析の鋭さに舌を巻く。
 そして、本書でそれが理解できたときの感動もすばらしい。

 著者のなせる技か、非常に歯切れよく、明解な文章に驚きを隠せなかった。
  




ハッピー星うらない (講談社KK文庫)
販売元: 講談社

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幸福論 ―精神科医の見た心のバランス (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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それを「幸福」と表現するかどうかはともかく、何とも言い難い奇妙で豊かな感覚が沢山拾い集められていて楽しい。楽しいんだからやっぱり「幸福」って言っていいのかな。
ただこのタイトルでは読むべき人との出会いを狭めるのでは?




国際テロネットワーク―アルカイダに狙われた東南アジア (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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著者は世界各国からの情報を「裏をとりながら」集め、現場に深く刺さりこむ学者として分析した内容をまとめる、という姿勢をとっているようですが…。
旅先、或いは、二次資料で得られる情報を、さも、大発見のような口調で強調する自己満足な旅日誌の域を出ていない書物になっている。このような書物が新書として本屋に並ぶことに違和感を禁じえない。
そもそも、著者の立ち位置として、学者なのか、ジャーナリストなのか、曖昧で、ジャーナリストの書く書物としても、目新しい情報はなく、学者の分析視点もなく、いずれにせよ、中途半端な立ち位置から描かれている。
面白そうなテーマのある国に、旅をし、確固たる情報源もなく、聞きかじった内容をまとめるだけなら、居酒屋での酒の肴にでもしていれば良いと思う。



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