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和書 508082 (340)



集中力 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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集中力とは何か、について科学的に分析されています。
集中力について、体系的に学習したい方や
ちょっと自分の集中力を高めたい方に勧められます。
単なる、How to本ではないので、読み応えがあります。
集中力の基本について理解ができる本です。




シュタイナー入門 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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 私自身、シュタイナーという人についての知識はほとんど無く、そのような状態で本書を読んだわけであるが、前半を除いて彼の思想について理解できた事は少なかった。その原因は単に読解力不足という点もあろうが、それ以上にシュタイナーの宗教観、哲学、思想が独創的であった点にもあるであろう。

 シュタイナーの人間関係など、影響を与えたであろう人々については良くまとまっているという印象も受けたが、やはりよくわからない。シュタイナーという人物については、一つ一つ深く掘り下げてゆく必要があるように思え、筆者自身も危惧しているように、せっかく教育の実践において偉大な実績を残しているであろう人が、単なるオカルティストとして受け止められてしまうのは、惜しい気がした。

 しかし前半部分のシュタイナー学校の実践例は別であった。現代の教育において、参考にすべき、足りていない部分を十分に補いうる素晴らしいものであった(日本で実行可能かどうかは別としても)。芸術性を豊かにし、教師への畏敬の念を深め、時間をかけ、「忘れる」という事を大事にする・・・現代の教育に欠けているものを持っているような雰囲気を感じたものであった。




須弥山と極楽―仏教の宇宙観 (講談社現代新書 (330))
販売元: 講談社

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本書は、仏教宇宙観とその変遷を踏まえた上で、仏教思想の核である輪廻・解脱が
どのような人生観を前提として築かれているのかが述べられています。
また、過去の遺物として捉えられがちなこうした仏教宇宙観の今日的意味について
著者の考えも述べられています。

前者の仏教宇宙観や、輪廻・解脱の概説はたいへんわかりやすく、
仏教の知識を持ち合わせない私でも、理解しやすかったです。
極楽や地獄の説明も詳しかったです。
本書のほとんどがこれに割かれています。

後者の仏教宇宙観おける今日的意味は、本書の末尾にちょろっと書かれているだけで、
ぜんぜんメインではありません。

全体的には仏教宇宙観について親切な説明がなされており、
仏教の知識に乏しい私にもよく理解できました。




食文化の中の日本と朝鮮 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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この本の構成は、日本語に見られる食に関することばのうち現代朝鮮語に似たものに着目、検証プロセスを一気に飛び越えて朝鮮由来とするもの。著者も検証しなくては と考えてはいるようで、世にあふれる俗説学説さまざま引用して(コピー&ペースト)自説にあうものを掲載、李御寧の仕事にも似る。要するに学問でなく「講談」。相関関係と因果関係の区別がない。半島には古来さまざまな民族が入れ替わり立ち代り入植してきた上王朝も幾度もかわり記録も破棄散逸、なかなか実態がつかめない。この事情を逆手に取りその”ブラックボックス”から何でも取り出す手品方式である。史書にあるように古代半島は倭人の生活の場でもありさまざまの倭人風俗が色濃く残っているのは至極当然のこと。ただこの著作が生まれる背景に、日本側の、よきもの珍物を外部からきたとハク付けする奇習が与っている点、著者に同情する面もある。しかしながら、誰もが考え付く低レベルの発想を、これは私が初めて考え付いた式に「権利」のようなものを主張する行儀の悪さは救いがたい。




新・学問論 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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新宗教と巨大建築 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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江戸時代以前の伝統宗教による宗教建築は芸術であり、文化である。
明治時代以降の新宗教による宗教建築はいかがわしい。
そんなステレオタイプが強固に存在すると思う。
神社や寺院も明治以降に建てたり、直したりしたものは多いし、正直「なんじゃこりゃ」「いかがわしい」と思うようなものも多い。
この書は近代建築という視点から新宗教による建造物を捉え直してみようという試みである。

新宗教の代表といえば天理教・大本教・金光教といったあたりであろうか。
まず冒頭に天理教が取り上げられている。質・量とも天理教についてのものが一番である。
他の新宗教の建造物についても天理教との比較が多く言及されている。

天理教は建築や都市計画といった空間プランやこだわりがあり、地上での実現に向けての力を注いでいる。故に論及の対象として適切なのであろう。大本教や金光教のようにあまり場所や建物にこだわりがない宗教となると独自性への論及が弱くなってしまう。
戦前の弾圧や神社・仏閣との共通性や影響関係といった話になってしまっているのは仕方ない部分もあろう。

個別的な話が中心となって宗教、とりわけ新宗教がどのように建築を捉えていたかという所まで踏み込みきれていない印象を持った。そもそも共通点などはないのかもしれないが。
また、それぞれの新宗教の歴史や教義について頁を多く割きすぎているという感もなくはないが、新書という性格上、概説的な部分が含まれるのもやむを得ないのではないか。

戦後の新宗教の章では特に顕著であるが、文章で取り上げるも図版がない建造物がいくつか見られる。実物を見たこともないのでイメージが今ひとつわかない。小さくてもよいので図版の種類がもう少しほしかった。

論述については色々思うところもあるが、新宗教やその建造物についての興味が増したのは確かである。これまではグロテスクとかいった印象しかなかったが、多少は見る目も変わった気がする。天理くらいは一度行ってみようか。




新宗教の神々―小さな王国の現在 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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神秘体験 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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この本は、師匠が兄弟弟子に「この本は読んでおいた方が良い」とアドバイスしていたのを盗み聞きしたので購入しました。

もう絶版になっているということで、いろいろ古本屋を探しましたが、なんとアマゾンにこんなに簡単に見つけられるとは!

変性意識下では、”蝶”がある象徴として見えるという話を聞きましたが、その答えがこの本にありました。

瞑想やヨガ、何かやっているあなたにはヒント満載の本ではないかと思います。




心理テスト―人間性の謎への挑戦 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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時間を哲学する―過去はどこへ行ったのか (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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野矢茂樹氏の『無限論の教室』を読み、時間についての哲学にはまってしまいました。
その次に読んだのがこの本でしたが、読む前にタイトルから想像していたのに比べ、正直期待はずれでした。

また、ときに彼の主張している内容が間違っているのではないかとさえ感じられました。
例えば第3章で提唱されている「印象時間」の概念についてですが、1時間に感じられた30分と1時間に感じられた2時間では、「客観的時間」こそ違えど「印象時間」では同じ「1時間」であると彼は主張します。そしてこの2つの時間の感じ方は長さとしては同じだとして平面グラフ上の同一軸に描くことができるとしています。しかし本当にそうなのでしょうか。前者(30分)と後者(2時間)は、どちらも同じく「1時間」であるように感じられたとしても、その2つの感じ方まで同じなのでしょうか。「これが1時間だ」と思う感覚それ自体もときに変化しうるもので、同じ「印象時間1時間」でもその感覚までも同じであるとは言えないのではないのでしょうか。感覚にはものさし(単位)がないのでそれを比較することは不可能なのではないかと思いました。仮にその感覚を「印象時間」の単位に置き換えたとしても、その置き換え方が違えば複数の感覚を比較することはできないと私は思います。

他にもいろいろ述べられており、私個人としては彼の主張に対しときに賛成、ときに反対できるといった感じでした。
彼の考えを学ぶ、というよりは彼の考えから学べた、という意味で読んだ価値はあったかもしれません。


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