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和書 508082 (347)



脳を活かす!必勝の時間攻略法 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

元NHKのアナウンサーが医師の資格を取得し、政治家の秘書をやり、
 このような本を書いている。それが面白い。

 吉田氏独自の理論に基づいた、脳生理学等を駆使した時間活用法、
 記憶術、勉強法、健康維持法など、1日を48時間にするノウハウな
 どが面白く展開。時間攻略は脳の攻略にあり。

 脳作業のときは30分に1回は休みましょう。背伸びをしましょう
 右脳と左脳は切り離せないから、両方うまく使いましょう。
 午前中は左脳中心の理論的作業、夕方は右脳中心に感情的交際や
 人脈つくりといった風にやると効率的。ポストイットのうまい使
 い方で情報整理や豊な発想ができる。
 
 これら、著者の工夫から編み出されたテクニックが盛りだくさん。
 楽しい新書だ。




ハイデガー=存在神秘の哲学 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ハイデガーは病気と戦争により若干20才で聖職者への道を断たれ、死の床をつきつけられたp.39。最終最後の死を実感しp.41、死を極限まで思うメレト・タナト(擬死化の技法)の行を行った彼はこの世に生きて在ることそのことの驚異を経験しp.43悦びにはじけとぶ。この世の存在の法外な凄さに撃たれる存在神秘の体験p.52をした彼は、存在神秘の事実のかたわらをそっと通り過ぎる神を幻視するP.52。 ハイデガーの著書は読む者の変容p.69を通じて彼が体験したその至高の場所への道をたどらせるための道案内。「在るといえるのは、刻一刻の刹那の今ここだけP.175」としての生を我々は直視し、持続する延べ板のような延長状態ではない存在p.178として、いつも臨終状態であり同時に臨生状態でもある生p.127を刻み続けるべきなのだ。哲学というよりは「ハイデガーを用いた詩」の本であり、著者の感動がビンビン伝わってくる。




恥と意地―日本人の心理構造 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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畑村式「わかる」技術 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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わかるという行動には様々な段階があると思う。正確に理解することは生きていく上で間違いなく重要な要素だと思いこの言葉の意味を学びたくて購入、通読。
わかるというアクションが意味する頭の中の動きを解説してくれている。また、わかることを鍛える上での必要な行動、わかることを利用した生活の充実方法なども記載されている。興味をひかれたのはわかるの段階としての「テンプレートの構築」、「思考のショートカット」「逆演算」「定量化訓練」「図と文章の組み合わせ」など面白いものが多々ありました。特に図と文章の組み合わせは、今後の仕事の上でも意識していきたいアウトプットのポイントだと思いました。
わかる、あるいはわからせるためのポイント、仕組みが具体的に記載されている。何かを学ぶ必要がある、あるいは学んだ結果を利用する必要のある人には是非一読してほしい。





客家(ハッカ)―中国の内なる異邦人 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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副題の「中国の異邦人」に惹かれて購入。客家という民族が中国に存在していること、トウ(文字化けするのでカタカナ)小平がその民族出身であること、そして客家料理という言葉もあったなぁくらいの認識しかなかったので、非常に興味深く読むことができた。文章も平易で内容もわかりやすいのでサクサク読めた。「学問の入り口」という新書本来の目的を考えれば充分の内容だと思う。読み物としてもおもしろい。

ただ、客家の関係しているであろう出来事をすべて「客家の民族性」に結びつけようする傾向にあるのは、中国史に疎い私でも疑問符がつく。さすがに全部が全部「血と地」では説明がつかないような気がするのだが・・・。

筆者は中国の統治の歴史を「法治」ではなく「人治」と説明し、趙紫陽、胡耀邦の失脚は中国を「法治」しようとしたからだとしている。本当に彼らの失脚の原因がそこにあったのかは素人の私には判断できないし、私が「人治」という言葉を知らなかっただけで、実はそんなに珍しい言葉でもないのかもしれないが、中国を表現する言葉として非常に新鮮な響きがあった。





発想法―リソースフル人間のすすめ (講談社現代新書 (634))
販売元: 講談社

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 内容的には同じ講談社現代新書の『知的生活の方法』、『続知的生活の方法』に連なるもの。しかも題材(ネタ)が殆どダブっておらず、まさにリソースフル。でもなぜがロングセラーの前著とは対照的。多分、平凡なタイトルで損している。『続々知的生活の方法』としていればベストセラー間違いなしだったろう。

 森鴎外vs坪内逍遥論争勝敗の理由、江戸川乱歩、清水幾太郎、内藤湖南らの豊穣な生産力の原点、などについて興味深く、師が弟子に説くように述べてある。読むと必ず学問に対してやる気が湧いてくる。




パズルとパラドックス (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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「もともと論理学というもの自体が難しいので会話形式にしている。たまにはこういうものが講談社現代新書の中にもあってはいいのではないか」というようなことを書いていたが、キャラクターが妙な関西弁で話しているので関西出身の僕にはいらいらして、特に後半では内容の難しさにも頭が混乱してよくわからなくなってきた。多分、実際中身はわかりやすく書いてると思うので関西出身以外の方にはおすすめします。




ヒトラーとユダヤ人 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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 ヒトラーの過剰といえるまでのユダヤ人に対する憎悪は、今では誰も否定しないだろうが、結局は彼がなぜユダヤ人をそこまで憎悪したかに関しては、ヒトラー自身も実はよく理解していなかったのではないか?ヒトラーの青年時代にだって、ユダヤ人の友人や知り合いはいたはずだし、特にユダヤ人からひどい仕打ちを受けたというわけではないのである。
 こうなると、なぜヒトラーがユダヤ人に対する憎悪を燃え上がらせたのかという謎は、どれだけナチスに関する文献や資料を集めようが、永遠に解明されることはないのではないかと思う。したがって、本書ではそこまで解明し切れていないのも、仕方がないといえる。
 まあ、だからこそ我々には狂気としか表現できないのだろうが。




秘密の心理 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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「あの人は、口が堅い」とか、「あの人は、口が軽い」という言葉は、「秘密を守る力」を表現しています。
秘密の共有化が、その対人関係の距離の親密さでもあります。

ある子どもに、「これは、秘密のプレゼントだからね」と言ったら、ほとんどの子どもは、「トムさんが、秘密だって言ってくれたよ、お母さん」と、母親の前で話していることに、多くの人も体験されているように思います。

p15〜19 秘密は対人距離を決める
秘密を誰に語り、誰に語らないかは、誰が内輪になり誰が外になるか、お互いの境界をつくり、心理的距離をきめる。

秘密を守ることでわれわれは他人の心と自分の心に境界を設定し、それを保つことができる。

p22〜23 家族だけの秘密
秘密を共有しながら、外にはなるべく話さないようにするという気持ちが、同時に、その家族メンバーがお互いに家族だという内輪意識、あるいは家族としての連帯感を形づくっている。

p37〜38 何が本当の親離れなのか。ただ物理的、空間的に親と離れ距離を置くことが親離れなのではない。むしろ心の中での親離れとは、親に言わないいろいろな悩みやひそかな楽しみを、自分ひとりの心の中に秘密として持つようになって親に知られない自分だけの世界をつくり上げていく心のプロセスのことである。
親離れと自立。それは子どもにとって、最も重要な精神発達上の課題であるが、この課題は、親と自分の間に、しっかりした自他の境界を確立する心のプロセスによって達成される。

秘密が、僕らの生活に、どんな役割と社会生活に影響しているかを、とっても具体的に解き明かした小此木啓吾の名著である。




ヒンドゥー教―インド3000年の生き方・考え方 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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本書は、ヒンドゥー教の歴史と教義についてヴェーダ文献から現代インドまでを視野に入れて包括的に解説したものである。

既に他のレビューにもある通り、「ヒンドゥー教に対して予備知識を持たない一般の読者」を念頭に書かれているため、なるだけ簡潔かつ分かりやすく説明しようという努力が随所に見られる。

また、本書がインド人、つまりヒンドゥー教徒によってものされている事も特筆すべき点である。新書レベルでの「ヒンドゥー教徒によるヒンドゥー教の概説」は例を見ず、実際に信仰を持つ者の視点がどのようなものかを知る上で重要である。更に、中世北インドの神秘主義や民衆の聖者にかなりの分量を割いているのも大きな特徴である。これらは、従来殆ど日本語ではその実態を知ることが出来なかったので、こういう廉価な形で貴重な情報を得られる事はありがたいと思う。


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