和書 529056 (69)
パプアニューギニアの社会と経済 (アジアを見る眼 (61))
販売元: アジア経済研究所
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北京からの「熱点追踪」―現代中国政治の見方 (アジアを見る眼)
販売元: 日本貿易振興会アジア経済研究所
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アジアカップ・サッカー騒ぎはなぜ起きたのか―その真相・背景・今後を考える (隣人新書 (09))
販売元: 日本僑報社
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2004年7月から8月にかけて、中国の重慶・成都・済南・北京で開催されたアジアカップ。
周知のように辛くもジーコジャパンは2連覇を遂げた。
毎回ハラハラの試合展開ながらも勝ち続ける日本代表だけでなく、
いわゆる"反日ブーイング"がサッカーファン以外の日本人にもこの大会への注目を集め、
果ては首相が論評、日本人も反中に傾く人が増加し、さらに中国側に反論されるなど
国家間の政治問題にまで発展したスポーツ大会であった。
この作品はこの中国でのこの"反日"騒動を3人の"ジャーナリスト"がそれぞれ分析するものである。
しかし、2004年10月に緊急出版されたタイトなスケジュールだったとしても、
本当に理解を深めるにはこの3人の選定が残念である。
この3人の"ジャーナリスト"はだれも最初のブーイングが起きた重慶には居なかった人たちであり、
彼らは某一般紙の思わせぶりな一面トップ記事やテレビで報じられてから取材をはじめている。
3人の"ジャーナリスト"は重慶が重要な国際大会の開催地となったのはこれがほぼ初めてであることに
誰も触れておらず、一般的にいわれている「共産党政権の愛国教育説」「中国国内の不満のはけ口説」や
「靖国問題説」についていきなり検証が始まってしまう。
大会の最初から最後まで現地の中国人と一緒にスタジアムで仕事をしながらブーイングを実体験した者として、
遅ればせながらもあの騒動に対する書籍が出版されていることを知り、期待して購入したが裏切られた思いである。
この構成ではこの反日騒動について考察を深めるには十分な参考とはならないだろう。
緊急性も大事だが、日中の友好交流を目指す出版社としてはもう少し時間をかけても
読者の考察や判断に役立つ多様な分析を提示するべきだっただろう。
核心を突くような指摘もなく当時の雑誌や新聞の分析とあまり変わらない内容が残念である。
アジアから見たニッポン―東京特派員5000日コラム (徳間文庫)
販売元: 徳間書店
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アジア国境紛争地図 (三一新書)
販売元: 三一書房
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最近海洋資源の問題で領土問題が注目されてきている。
しかしその意見が日本の利益のみに終始するようで、問題がどのようになっているのか分りにくくなってしまっているように思う。
しかし、この本はアジア諸国の歴史、政治、軍事、経済の面から比較的分りやすく書かれていて、アジア諸国の紛争を簡単に知る上ではお勧めできる物である。
アジア新潮流―西太平洋のダイナミズムと社会主義 (中公新書)
販売元: 中央公論社
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アジア情勢を読む地図 (新潮文庫)
販売元: 新潮社
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仕事の関係先がアメリカの2、3の各州にまたがっていた。どんな所だろうと興味がわき、アマゾンで検索して、浅井さんの『アメリカ50州を読む地図』を見つけて、購入して読んだ。
ブック・レビューでみなさんが評するように、50州とワシントンDCが公平にコンパクトにまとめられていて、非常によかった。それで、同じ著者のこの本を買って読んでみた。
上記の図書は、それぞれが歴史的にも違う、個性のある多彩な州の集まりだったとはいえ、アメリカという一つの国の話しでした。この本もこういった調子で、中国、インド、韓国と順にのっていると思っていたが、そういう視点からの本ではなかった。
アジアは、それぞれ歴史的にも地域的にも絡み合う上、政治体制も異なるため、一ヶ国づつぶつ切りにして解説したところで、正しい理解はできないと思われたのか、テーマ別に関係する国々を一緒に解説している。これが、おそろしく広い視点である。しかも、これを一人でやっているところが驚きである。だから、文章も最後まで変わらない。そのため実に読みやすかった。
知ってるようでいて、あまり深く考えなかったアジアって、大陸があり、たくさんの島があり、面積はこんなにも広かったんだ! これだけの民族、国・地域、宗教、歴史があって、それぞれのかかえているお国の事情が違う……。もう、頭がクラクラした。これがヨーロッパやアフリカ、南米だったら、「そりゃいろいろあるさ」ぐらいで他人事のように読めるけれど、日本が属するアジアの事情となると、そうも言っておれない。
その中で白人国家のアメリカが、なぜかくもハワイからフィリピン、グアム、はては中国と、太平洋から続いてアジアへとどんどん介入してくるのかと以前から不思議に思っていたが、実はアメリカの「西へ、西へ」という西部開拓の延長線上に、アジア・太平洋があるという指摘には新鮮な感じをうけた (アイジアに噴出したアメリカの「西部開拓」の章)。
インドと中国、日本と中国、台湾と中国、どんな重たいテーマの話しでも、あまり注目されない国や地域の話しでも、公平に1つのテーマに、地図を入れて、きっちり7ページで紹介している。
新聞記者のご出身だけあって、どの章も浅井さんの他の本と同じ、感情をまじえず淡々とした文章です。人によっては、このあたりを、物足りなく思うかもしれませんが、テーマによっては、こういう書き方の方があっていると思います。
「これがアジアだ!」とばかり、自分の小さな体験を声高につづる本がゴマンとある中で、客観的にアジアを紹介するこのような本の存在は貴重です。アジアのことを勉強してる学生にも役立つと思います。
アジア政治を見る眼―開発独裁から市民社会へ (中公新書)
販売元: 中央公論新社
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1949年生まれの現代アジア政治経済学研究者が2001年4月(9・11テロ直前)に刊行した230頁ほどの新書本。韓国・台湾・インドネシア・マレーシア・シンガポールといった現代アジアの諸国家は、それぞれの個性を持ちつつも、大きく見れば共通した戦後史をたどっている。それは1940-60年代の脱植民地化と国家統合の時代から、1960-80年代の開発独裁の時代を経て、1980-90年代の民主化の時代に至る歴史である。著者はこの内、開発独裁=国家優位から民主化=市民社会優位への転換(マレーシア・シンガポールでは未だ変化が小さいが)に特に注目し、その過程・要因・程度・課題等を各国別に分析している。この転換の根本的要因は、開発独裁下での輸出志向型の経済発展が中間層とNGOの台頭をもたらし、開発独裁の基盤を掘り崩すというものだが、その際韓国では対北朝鮮関係が、台湾では外省人対内省人の対立が、インドネシアではイスラムの台頭や華人政商とスハルト体制の癒着が、マレーシアではブミプトラ政策の動揺(種族政治の再編)とイスラムの台頭が、シンガポールでは小国であること、英語教育中間層と選挙制度の問題が、それぞれ影を落としている。またアメリカの人権外交の影響についての指摘も興味深い。5カ国を比較しているためか、やや議論が錯綜して分かりにくい感はあるが、概して本書の内容には教えられるところが多い。ただ、アジア全体の中でのこの5カ国の位置付けはいまいちはっきりしない(フィリピンの分析も欠如)。また本書は一部にグローバル化についての指摘もあるものの、基本的には「一国主義的」な「政治史中心」の「モデルの比較分析」であり、ないものねだりかもしれないが、国際経済史の視角や「地域」単位での分析が欲しいところである。
アジアに共に歩む人がいる―ヒ素汚染にいどむ (岩波ジュニア新書 (521))
販売元: 岩波書店
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アジアの大常識―みんなが知りたがる101の疑問 (講談社文庫)
販売元: 講談社
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