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和書 529056 (78)



アメリカの巨大軍需産業 (集英社新書)
販売元: 集英社

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アメリカの軍需産業と政府との癒着関係を,上司部下,血縁,婚姻,友人,商売,ありとあらゆる角度で,つなげてつなげてつなぎまくった一冊。
広瀬節炸裂。「AはBの上司で,BはCの兄,CはDの妻で,DはEとF社を共同経営している」みたいな文が大半を埋め尽くしている。一つ一つは,知ってる人は知ってることだが,日本のメディアではほとんど出てこない事項であるし,また,ここまでつなげまくって見せられると,さすがに呆然としています。
数字の解釈には不思議なところもあるが,話の大筋の出典は元をたどればパブリックなもので決して嘘偽りの話ではない(が,可能な限り出典は書いて欲しい。自分の取材と新聞・雑誌・公文書からの情報とが明確に区別されないのは,広瀬本に共通した胡散臭さの元になっている)。
情報を整理せず大量に公開することで問題の本質を見えなくする,アメリカ式戦法には,こうして時々話をつないでくれる人がいるのはとてもうれしい。




アメリカの逆襲―宿命の対決に日本は勝てるか (光文社文庫)
販売元: 光文社

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例によって小気味よい小室節だが、記載内容の信憑性には疑問符がつく。小室氏は、日本海軍が戦艦大和・武蔵の建造にあたり艦をさらに大型化してアウトレインジ戦法を徹底できるような戦備を整えておれば、太平洋戦争に戦わずして勝てたと述べている。しかし実のところ、元連合艦隊参謀であった千早正隆氏は実際におこなわれた海戦の名まで挙げて、アウトレインジ戦法が実戦で役に立たなかったと明言しているのである。小室氏はどういうところからこんな不正確な軍事情報を得ているのだろうか?




アメリカのグローバル化戦略 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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 本書は2003年3月のアメリカによるイラク攻撃直後に書かれている。国連決議もなしに強行されたこの愚挙には当時からすでに批判が強かったが、これを軍事面だけではなく、筆者の専門分野である経済的面からも批判を加えているところに本書の特長がある。そういう意味で、ブッシュ政権に露骨なまでに現れた超大国アメリカの姿を、バランスよくコンパクトにまとめていて(アラブ・イスラム諸国の動向まで目配りされている)、現況を概観するのに、分かりやすい解説になっている。
 圧倒的な軍事力に物を言わせるアメリカのやり方は、ブッシュ政権に至って極みに達したといってよいが、筆者はそれを9・11テロからちょうど1年を経た2002年9月のブッシュ・ドクトリン(安全保障戦略)に見ている。(第1章)そこには強引な先制攻撃論のような軍事面ばかりではなく、中東の政治・経済さらには教育までも改造しようとするアメリカの独善的政策が示されている。(第2章)
 こうしたアメリカの独善性には宗教的な性格が反映していることは夙に指摘されていることだが、今更ながらかつてニーチェが『ツァラトゥストラ』のなかで、人間の未来にとっての最大の危険を「善にして義なる者たち」に見たことの的確であったことがわかる。 
 筆者は最終章で、今後予想される展開を4つのシナリオとして描き、ブッシュの政策が大失敗かもしくは失敗に終わるだろうとしているが、それから4年経過した現在、筆者の予想通りになっていることは、当然とはいえ、評価されてよいと思う。
 本書は、末期症状にある今日のブッシュ政権のあり様を再確認するうえで、よい案内書になっている。




アメリカの軍事戦略 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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アメリカの心 日本の心 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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アメリカの深層を読む (丸善ライブラリー)
販売元: 丸善

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アメリカの素顔―文化に見るモザイク模様 (丸善ライブラリー)
販売元: 丸善

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アメリカの制裁 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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アメリカの大罪 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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この本のベースの部分はあとがきに書かれてあるように、対米大敗戦のトラウマから抜け出せないでいる状況を白日に晒すことによって「開かれたナショナリズム」を示すことであったと思う。
一貫して書かれてあるのはアメリカへの隷属的追従の危険と国民の歴史の中から生まれる伝統精神の尊重である。ボリュームはさほどでもないが中身は濃く、とっつきにくいかもしれないが、書いてあることは真っ当である。最後に小林よしのり氏の「戦争論」批判への総批判が載っている。




アメリカの対日依存が始まる―日米関係の真実 (カッパ・ブックス)
販売元: 光文社

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