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和書 529056 (112)



ゾルゲ追跡〈下〉 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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湛山除名―小日本主義の運命 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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同盟漂流〈上〉 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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日本の軍隊 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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反憲法法令集 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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さすが岩波、それだけである。『反憲法法令集』こんな題名の本を恥ずかしげも無く出版できるのは今や岩波書店だけだろう。まともな出版社なら。未だに共産党の影響が相当残っているようだ。今や、参議院四議席の政党なのに。最後まで頑張ってくださいとエールを送らせてもらう。




醜い日本人―日本の沖縄意識 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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数年前、高校野球大会で沖縄の高校が初優勝した閉会式をTVで見ながら私はメキシコオリンピックの陸上200mの表彰式での「事件」を思い出していた。無論、沖縄球児は満面の喜びでいっぱいだったけど。
私は私たちが沖縄の人々に恐ろしい犠牲を過去に与え、今も与え続けていることをそれなりに理解しているつもりであった。
だが、沖縄の人々には「日の丸」に他の意味があることに最近気づき、遅まきながら本書を読んだ。

本書は「返還」前の69年の著作で、第4部のみが書き換えられた「新版」である。内部に30年というギャップがあるが、それは全く問題にならない。
私の拙い能力では「沖縄」の苦悩への理解はいまも不十分だろうけど、本書は確実にそれを向上させてくれた。
著者に深い感謝とお詫びを申し上げる。
そして心ある方が一人でも多く、本書や沖縄の人々の歴史を綴った書を読まれることを願う。

古代、自分の目では見えぬ自らの姿を映し出す「鏡」に「怖れ」を感じ、やがてそれは「権威」の徴となった。
写真の発明や最近の技術進歩で自らの顔を知るのは当然になったし、その「動き」も容易に見ることが出来る。だが、自らの内面を映し出す「鏡」は愚見の限り今も存在しない。

が、本書は私たちが殆ど気づかずにいる「日本人の姿」を明確に示す貴重な「鏡」だと愚生は思う。
それは書名に明らかだが、本書にはもっと的確な言葉があり(レヴューの趣旨からあえて引用は避ける)、全部を読むとその言葉の正しさは確実になる。
このこと自体は「沖縄」の問題に限らず、ほぼあらゆる面において今の日本人の姿だと思う。
だが、高度成長に酔っていた40年前にすでに著者らが見抜いていたことに正直、驚き、怖れを感じた。

あと、一部の輩が起こした「名誉棄損訴訟」だが、何故彼らは本書を対象にしないのだろう?
これは、今の私たち「日本人」が無神経で恥知らずなだけでなく臆病でかつ極めて卑怯である事を示している。






役人学三則 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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 大正デモクラシー期に存在した、天皇の官吏でもなくましてや幕臣でもない、帝大法科出身者に贈られた御伽噺と言っては末弘厳太郎先生と平成の御世に本書を復活させた佐高 信さんには酷だろうか?
 本書の価値は、末弘の論点と現代の官僚の類似点を言い立てることには無く、あくまで歴史的限界を含む末弘厳太郎先生を対象化するに際しての基礎資料として優れている点にある。




征きて還りし兵の記憶 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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戦後間もないころのベストセラーに「極光のかげにーシベリア俘虜記」という本があった。この一風変った題名は少年であった私の記憶に残った。私が実際にそれを読むのは1991年の再刊を待ってのことであった。著者は「社会主義の祖国」ソ連での俘虜記を出版したために「政治的つるしあげ」を受けなければならなかった。ソルジェニーチンに遥かに先んじた同書の再刊はソ連邦の崩壊と時を一にしている。
その後、矢継ぎ早に出版された「スターリン体験」、「シベリアに眠る日本人」はあれからの半世紀の間シベリアと共にあった著者の人生記録である。本書『往きて還りし兵の記憶』にはこれらすべての著書の最後をかざり、またそのすべてをなお圧倒する誠実この上ない人生の軌跡がある。




インドで暮らす (岩波新書 青版)
販売元: 岩波書店

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権威と権力―いうことをきかせる原理・きく原理 (岩波新書 青版 (888))
販売元: 岩波書店

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「権威」と「権力」と聞けば、はじめに政治学の専門分野と捉えてしまうかもしれないが、本書は、権威と権力を親子関係といった普段の生活意識に基づくものから、職業やメディアそして政治までを巻き込み、幅広く身近に見つめなおそうと試みている好著だ。
高校生と医者の二人の対話という設定で議論が進んでいき、医者がやさしく諭しながら話しをリードしていくので、初め「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎著)的雰囲気が頭に浮かんだが、後半に進むにつれて高校生の質問や考え方もかなりしっかりしてきて、こと後半の政治に関することでは、その内容による時代背景の違いにやや戸惑うかもしれないが(1974年初版)、ほぼ対等に議論を交えることに驚きを覚える。

とはいってもやはり、本書の魅力は、権力と権威をずっと身近に感じて考えることだ。
「〜の権威が失われた」と簡単に耳にするが、それを回復することとは?
「海外は〜だから、日本も〜するべきだ」といった言葉に潜む権威やそれに対してどう考えればいいのか?
人が権威を信仰してしまう心理的背景とは?

個人的に印象に残ったところは、「組織は感情もなく意思もない」と語られた部分。つまり組織や集団を擬人化するのではなく、「組織の意思は個人の意思」と客観的に考える視野である。情報過多の時代だからこそ、権威や権力によって自分を見失うことなく生きていくために、本書を是非多くの人に勧めたい。


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