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和書 529056 (127)



帝国を壊すために―戦争と正義をめぐるエッセイ― (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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僕は、アメリカ式のやり方が嫌いです。特に息子ブッシュ政権の行動に強く反対したいです。
この本は、そんな僕の気持ちをすっきりと表現してくれます。

アメリカの帝国主義・経済優先主義には、多くの第三世界の人々が苦しみられていると、はっきりと、具体的に、とても印象的な表現力でアピールされています。

何でもかんでも大量に消費する国、広告ばかりの巨大メディア、小さな店を踏み散らす巨大企業、なんでもかんでも強欲すぎます。

アメリカの時代は、いつか終わるでしょう。それまでにできるだけ、世界がこのお化けの犠牲にならないように、よく考えましょう。歴史を振り返り、自分たちでよく考えましょう。
そんな時に、きっとこの本が役に立つと思います。

著者のロイ女史は、インド人の小説家で活動家。イギリスのブッカー賞を受賞しています。 表現力がすばらしい作家です。




定常型社会―新しい「豊かさ」の構想 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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先行研究を引用しつつも、筆者独自の社会観や社会変動観が提示されており、非常に興味深く読むことができました。

資本主義を、共同体からのテイクオフと捉え、現代は再び共同体へとランディングすることが必要であるという4章の部分は特に目を引きました。共助の重要性が説かれている本はあまたありますが、ある種の原点回帰の時期に来ているという筆者の主張は斬新だと思います。そこから、成長および欲望の無限拡大から、『定常型社会』への転換の必要性を説くところは、非常に明快でした。

物質的な消費を抑制しつつ、量的拡大を目指さず、変化しないということに対して評価を与える社会。そしてそれは、決して単純な禁欲のような倫理によるものではない。『定常』であるということは、創造性を失うということではなく、持続可能な創造社会である、私はこんな風に読みました。




テロ後―世界はどう変わったか (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 新聞、雑誌に書かれているようなレベルの評論しかないのは残念だ。ブッシュの勘違い、アメリカ国民の勘違い、単独主義をあらためて説明しても9.11の衝撃を説くことにはなっていないような気がする。9.11に関しては多くの書が出ている。新しい視点を提供している評論に出会いたいものだ。




転換期の国際政治 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 というのもイスラム原理主義について書いてある本で、夏休みの課題の題材に選んだのでが、その夏休みに9・11事件が起こった。
 ショックであるとともに忘れられない本である。

 国際政治の移り変わりや今について、少し前の本ですが参考になると思います。 





天皇の肖像 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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写真や錦絵、軍服姿の肖像画の天皇の肖像が、どうやって、形成されてきたか、を前半で述べています。初めは姿を描かず、天皇を意識させ、次第に、直接天皇を描き、西洋化、軍国化とともに、それに呼応するような天皇像に修正されていったかを、写真や絵を見せながら述べています。後半は、肖像が、日本全国に、配られ、肖像自体が、天皇と同一視されていく経過を述べています。この本では、明治天皇のことが書かれています。天皇中心の国家がいかにして形成されていったかを肖像を通して、語られています。硬い内容の本ではあります。




デモクラシーの帝国―アメリカ・戦争・現代世界 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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本書の価値を著しく減じていることがある。
それは、現在のアメリカを、もはや歴史に属しているものと考えられてもよい「帝国」と定義
づけることが意味することをほとんど示していないことである。
「帝国とは、政府や政策の評価ではなく、現代世界における力の分布と力の行使を捕まえる観
念」であり、「帝国という用語は、もうそれだけで価値判断や偏見を伴うことが多い」が、著
者の目的はアメリカの「帝国ぶり」をなじることにはない、と述べているだけになおさらである。(3頁)

なぜ今のアメリカを説明するのに「帝国」という概念を用いるのか。それが説明されていない
と、やはりそこには何らかの隠された「意図」を感じてしまう。

アメリカが「唯一の超大国」である国際関係と、「帝国」である国際関係の大きな違いは、ア
メリカの「意図」にある。パワーの分布は基本的には変化がないだろう。
そして、「唯一の超大国」から「帝国」へと変貌を遂げた大きな要因が、9・11だと説明する。
本当にそうだろうか? 本当にアメリカは変わったのだろうか?
ある地域へと影響力を行使しようという「意図」は、9・11前はなかったのだろうか?
冷戦終結によって、影響力が行使できる範囲が広がったことは事実だろう。だが、冷戦中のア
メリカは自国が持つ影響力をそれが及ぶ範囲の地域や国に行使しようとしてこなかったのだろ
うか?
9・11によって世界は変わったのかもしれない。だがそれをアメリカの「帝国化」という変化に
よって説明するのは、本書を読む限りでは無理があると考える




トウ小平の遺産―離心・流動の中国 岩波新書
販売元: 岩波書店

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統一ドイツのゆくえ (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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東欧革命―権力の内側で何が起きたか (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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東欧 再生への模索 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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出版されたのが1995年。既に10年以上経過。
よって、この本も既に過去の歴史の記録となりつつある。

しかしながら、内容は素晴らしい。
出版当時に読んでいれば、もっと、ベルリンの壁崩壊直後の頃の複雑かつ混乱の
東欧の状況を、その民族的・歴史的・地理的背景を踏まえて非常に良く
理解できたに違いないと思うと、この本に出会わなかったことが残念でならない。

今読むと、この10年の間に変わったもの、変わっていないもの等々いろいろあるが、
著者の過去の指摘はほぼ全て正しいと言える。
なるほど、もともとこの国はこのような国で、10年前の時点でこんな感じで、
それで今こうなのだなぁ、と非常に参考になった。

東欧各国はそれぞれ大きく飛躍しており、経済的にも困難をいろいろと
克服しつつある状況であるが、是非、そんな現代の東欧諸国の経済状況を、
この著者のルポを基に「2006年版 東欧 再生への模索」として出版して頂きたいと思う。



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