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和書 529056 (130)



日本の自治・分権 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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日本の対外構想―冷戦後のビジョンを書く (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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日本の渚―失われゆく海辺の自然 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 渚とは海と陸が接する場所のことである。そういう特殊な環境のため、ほかでは見られない豊かな生態系が形成されることになる。しかし、それゆえに簡単に壊されてしまうことにもなる。人間の自然破壊がもっとも目に見える形であらわれる場ともなっているのである。
 本書には6種類の渚が取り上げられている。河口、干潟、藻場、砂浜、サンゴ礁、ヒルギ林(マングローブ林)の6つである。そして、それぞれに見られる生物と生態のバランスが語られる。多様な生物が互いに支え合うことで、渚の環境が成立していることが示されるのである。
 日本の現実の渚はものすごいスピードで失われつつある。農薬による汚染、リゾート開発による破壊など。本書では渚のもろさが強調されている。どうにかしなくてはいけないと感じさせられる一冊だった。




日本語と外国語 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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日本語と外国語を比較すると、それぞれの文化の違いも見えてきます。
この本では、太陽を黄色という国、虹が6色だという国など、ちょっとした発見を楽しく読めました。
これって、海外旅行に行って郵便ポストの、あるいはバスやタクシーの色や形が日本と違うことを発見して、面白く感じるのと少し似ている気がします。
なので、海外旅行が好きな人なら楽しく読めて、かつ日本語や日本文化に対する興味も増すのではないでしょうか。

後半の漢字に関する記述も含め、分かりやすく書かれているので
ことばや文化に興味のある人の入門書としても良書だと思います。




ネットと戦争―9.11からのアメリカ文化 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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ネットというものがIT革命の大号令でわが国に広まってから久しい時間が過ぎました。
その後、わが国にネット文化というものは広まったのか、
根付いたといえるのか、そのことを改めて問われたよう
な気がします。
冒頭のオーデンの詩。そして暗黒面をかいま見せさせた
扉9.11の模様。即日環境のネットのありがたみと恐さを
まずは感じさせる。
そして戦禍の広まりに抵抗するアメリカネットのジャー
ナリズム。ニュースで知られないアメリカ。そこにはネ
ットという<自由解放区>がある。そして左右両翼の歴
史認識を伺わせる文化史アーカイヴの世界もある。
日本にはそのネット=自由解放区=歴史認識の保存=戦
いはあるのか?そういう問いかけが青山南氏の文章から
滲んできます。




ハイテク汚染 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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バリアフリーをつくる (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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著者の北欧における生活・経験にもとづき、日本の福祉社会の問題点を明らかしていく過程は、福祉業界への入門書としてオススメの一冊です。

著者はシーティング業界のビッグネームであり、知らない人はモグリといっていいくらいの知名度があります。

簡潔な文章の中に、シーティング技術やユニバーサルデザインの基礎にかかわる、重要なエッセンスがいくつも入っています。
感覚統合など、きわめて理解のむずかしい領域がこのように楽しく書かれているのには驚きました。
このような点では、単なる福祉入門にとどまらず、一定以上のスキルをもつ人には、かくされたノウハウを手に入れることができる技術書でもあります。

発行年月からいえば、介護保険よりかなり以前に書かれた本です。
それゆえにかえって、日本の福祉の現実が、筆者の理想からどれほど遠いかを感じることができます。
本書を通じて、より多くの人々が高い意識をもって福祉にかかわるようになれば、高齢化社会も不安なものではなくなるかもしれません。




東アジア共同体―経済統合のゆくえと日本 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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この本は日本が東アジアの地域統合の中核として歩むことが、日本とアジアの安定・発展につながるものと考えて、「東アジア共同体」の重要性について書かれています。さらに「東アジア共同体」を構築するために、たくさんの政治的問題を解決して、「共同体意識」を芽生えさせることが必要不可欠であると書かれています。

また、この本の内容のほとんどが 1、地域統合への障害は何か 2、「東アジア経済共同体」の経済的メリット 3、「東アジア経済共同体」の成立のために、という3つのテーマについて丁寧に、たくさんのページを使って説明しています。これらの事がたくさん書いてあるのは良いのですが、「東アジア共同体」が必要な理由や、デメリット、EUとの比較などがかなり少なかったように思います。特に、どうして「東アジア共同体」が必要なのか、FTA(自由貿易協定)締結や地域協力だけではダメなのか、という内容があまり書かれていなかったので、共同体まで創らなくてもFTAや地域協力などで十分なのでは、と思ってしまいました。ただ、逆に考えてみれば、「東アジア共同体」のメンバーであるASEAN+3(日中韓)の国々の協力が最も大切である、という内容の事がたくさん説明されているとも言えます。特に日本と中国の間での協力がとても大切で、解決しなければいけない多くの問題があると書いてあります。具体的に言うと、環境破壊のひどい中国に日本が環境にやさしい技術を提供したり、日中で競争して取り合っているエネルギー資源を共同開発するなどして、これらを協力しながら解決していかなければいけないということが、他の分野についても詳しく書いてあります。

「東アジア共同体」を創ったときのメリットばかりで、デメリットがほとんど書かれていなかったので、この共同体を創る事が良いのか悪いのかは置いといて、東アジア各国の協力の必要性や、どのように協力していけばいいのかをしっかりと知ることができる良い本だと思います。





人びとのアジア―民際学の視座から (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 本書は、1938年に生まれ、東南・南アジア各地を「歩き、見、聞き」、在日外国人の権利擁護にも奔走し、海外研究者、エビ研究会、ネグロス・キャンペーン、PP21等とも親交のある、声帯を切除した地域経済論研究者が、具体的な事例からアジアと日本との関係を考えるために、1994年に刊行した新書本である(本書の成立経緯については「あとがき」参照)。アジア人花嫁の「商品化」という形での日本の過疎地からの国際化とその問題点、滞日外国人の医療保障問題や自動車解体問題、戦後責任問題、南北問題と過剰開発・臓器売買・環境問題・人口問題、PKO問題、標準時の問題、日本の戸籍制度の問題性等が、本書で扱われる具体的な事例である。それらを踏まえた上で著者が提唱するのは、近代国家の枠と客観性神話を前提とする西欧近代科学に対する批判である民際学(193頁以降に具体的な説明がある)であり、また循環性の永続、多様性の展開、関係性の創出を重視する世界の構築、生命系と地域自立の時代の構築である。提言はやや楽観的・抽象的にも感じるが、方向性としては決して間違ってはいないと思われる。特に民際学の具体的内容については教えられる面が多いが、改めて身体知と言葉の知との関係、研究者とその他の人びととの分業のあり方について考えさせられた(研究者はアカデミズム外と離れすぎるのもいけないと思うが、密着しすぎると存在意義を失うのではないか?等)。






ビルマ―「発展」のなかの人びと (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 ビルマの歴史、政治状況を知るために、これほどわかりやすくコンパクトにまとめられた本はないと思います。何をさておいても必読書!
 アウンサン将軍以降、複雑に絡み合いつながり合う現代政治史部分は、関心の薄い人にはちょっとややこしく面倒かもしれません。まその場合は、飛ばし読みという手もあるでしょう。
 なぜか東京・高田馬場にはビルマ料理店が多いなぁと思った人は、まずはこの本を手に取ってみましょう。



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