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和書 529056 (158)



大川周明―ある復古革新主義者の思想 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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第三世界が日本を見る眼には三つあると思う。中国や朝鮮の人々にとっての「東亜版帝国主義国家」。東南アジアの人々にとっての「独立の機会を与えてくれたが、同時に悲惨な戦争の惨禍に巻き込んだ二つの顔を持つ国」。そしてインド、アラブ諸国、トルコ等ににとっての「日露戦争で欧州に勝利を収めた希望の国」。北一輝とともに社会主義の圧倒的な影響を受けながら国家主義者に変身した大川周明の思想の矛盾は、近代日本の矛盾である。朝鮮や中国に対しては日本の優越性を強調して覇権的態度を取りながら、インド独立運動家からは尊敬され、さらに『回教概論』を著しイスラームに対する先駆的理解者であった。大川は相手によって全く異なった顔を見せる。彼の思想に首尾一貫性の欠如を見出すのは実に簡単なことである。しかしそれは近代日本の首尾一貫性の欠如と同義でもある。彼の提起した問題は未解決である。彼の思想を省みることは、日本人自身を省みることにつながるだろう。




大蔵官僚―超エリート集団の人脈と野望 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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大蔵省―官僚機構の頂点 (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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大蔵省権力人脈 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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大蔵省の官僚の生態がよくわかる本です。国家財政を握る、省庁の中の省、大蔵省のことがよくわかります。特に人事や人脈について詳細に書かれています。ある意味、最強の権力を握っていると考えられる大蔵官僚について、学ぶのに良い本だと思います。




大蔵省権力闘争の末路 (小学館文庫―「21世紀への論点」シリーズ)
販売元: 小学館

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大蔵省主計局 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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大蔵省主税局 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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大蔵省の危機 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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大蔵省元相談官「酷税驚愕のしくみ」 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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 最近のデフレ傾向は、この本が出た時に比べて「規制緩和」が進み、著者の言う「隠れ税金」がなくなってきたためでしょう。ただ、この「隠れ税金」がなくなったことにより、多くの人が収入減に苦しんでいます。この収入減に苦しむ人をどうやって救済するのかが、今後の課題ですね。




大蔵省はなぜ追いつめられたのか―政官関係の変貌 (中公新書)
販売元: 中央公論社

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 戦後成長経済でなら巧く機能したゴーマニズムも、高齢化後の新しい単細胞的圧倒的ゴーマニズムを制御することはできなかった。金融と財政の両方を握っていた旧来のゴーマニズムを新しい大衆のゴーマニズムが殆ど生理的に破壊した過程である。
 経済的アウシュビッツと言ってよいバブルとその崩壊以降、既に正常な立ち直りのきかないところまで落とされた半分の地方と半分の若者は旧来のゴーマニズムの再建につき合う気もその精神的余裕もなく、市場(中央)が外国から戻ってきた金持ちのお金で何か回復するように見えることがあるにしても、一旦経験した傷害から真に精神衛生上立ち直れるとは私は思わない。旧来の露骨なゴーマニズムが少々清潔に簡潔に見えるようになったとしても一度地獄を見た後に新しくゴーマニズム化した人々がそれを再び受け容れられるようなものになるとも思えない。


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