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和書 529056 (207)



韓国の軍隊―徴兵制は社会に何をもたらしているか (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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韓国に徴兵制があることは前々から知っていましたが、
それがここまで韓国国民の心象に影響を与えていたとは、
本書を読むまで気づきませんでした。
そういう意味で、韓国に対する見方が、ガラッと変わりました。
韓国民は徴兵制を通して、分断国家の現実を思い知らされているわけです。
また、成人男子の殆どが軍隊生活を経験しているという、
日本では考えられないような制度の下で、韓国社会は成り立っているのです。
「この現実を知らずして、韓流ブームを語るな」とも言うべきでしょうか。




韓国の族閥・軍閥・財閥―支配集団の政治力学を解く (中公新書)
販売元: 中央公論社

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韓国の友人がおり、「アジアでの大国は中国は横に置いて、やはり日本というのは近隣諸国から魅力の国だ」というコメントをもらった。そこで、はたと気になってレビューしたくなり、当著書を購入した次第。気になったのは韓国人が過度に猜疑心が強いというあたりの記述は、今後、韓国系の方と接するときの参考になった。まあ、近代歴史が歴史だから仕方がないとは思ったけれど。。。感謝!




韓国のデジタル・デモクラシー (集英社新書)
販売元: 集英社

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一読して、どうしてこのひとは韓国のナショナリズムを相対化できないでいるのかという疑問が頭をもたげた。もちろん、批判しなければならないとは思わないが、あまりにも単純に韓国のナショナリズムを謳歌してしまっているのが気になる。それよりもっと気になるのは、この本を絶賛する日本のジャーナリストたちだ。日本のナショナリズムは批判するけど韓国のナショナリズムは批判しなくていいという中途半端な態度は、もう20年前には反省されるべきものだったはずだ。もちろん、韓国大統領選挙の流れなど、概説書としての意味はあるが、それ以上の意味はない本だといわざるを得ない。




韓国の日常世界―生活・社会・文化の基礎知識 (ベスト新書)
販売元: ベストセラーズ

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 本書の内容は副題に記されているとおり韓国の「生活・社会・文化の基礎知識」を記したもので、前書きにも現代韓国の生活・社会・文化・精神世界・自然環境の領域について記したと記載されている。
 著者が意図したとおり、ひとつひとつの項目が短く大変読みやすい構成となっている。また、著者がネイティブであるためか、取り上げる項目が観光ガイドや韓流ブームにのって出版された解説書とは視点が若干異なっている部分があり興味深かった。多少、韓国人ならではの自負が過剰な解説があるので好き嫌いが分かれる部分もあると思うが、全体を通しては広く浅くで興味を持った部分の糸口を見つけ出すには良い内容になっていると思う。
 帯に記されているとおりリファレンスブックであり、韓国を理解するのには有効な書籍のひとつであると感じた。
 蛇足ではあるが、動きの激しい韓国社会であるので数年するとおそらく改版が必要な内容もあった。
 あと200円アップでも良いからカラー化してもっと図版などを多く用いてくれたら尚内容がわかりやすくなると思うのでこの部分減点して評価を4としたい。 




韓国は一個の哲学である―「理」と「気」の社会システム (講談社現代新書)
販売元: 講談社

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一見すると小項目がたくさん並んでいて百科事典風だが、その内容は韓国で儒教哲学を学んだ著者ならではの深い洞察に貫かれていて、読み進めるうちに韓国人のメンタリティの特徴が浮き彫りになっていく。キーワードは「理」(論理・理屈)と「気」(感情・人情)のスイッチ。例えば、韓国人の「反日」感情は、実は「気」(感情)ではなく「理」(理屈)だという箇所を読むと、日本人の「嫌韓」感情とはかなり質的に違うものだということがわかる。日本と韓国との相互交流が増加して、互いに「気」が合い「気」を許してつきあっても、本質的な部分で互いに「理」解はできていないという著者の言葉には瞠目させられた。




韓国は変わったか?―ソウル便り10年の記録 (徳間文庫)
販売元: 徳間書店

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産経新聞名物支局長、黒田勝弘氏が毎週土曜日掲載している。
「外信コラム ソウルからヨボセヨ」の1993年から2003年分をまとめたもの。(連載は現在も継続中)


政治・経済・歴史・生活・社会風俗の変化・庶民の本音・北との関係・日本との関係・飲と食、ありとあらゆる韓国について触れられている。
キムヨンサンから始まり、キムデジュンとつづき、2003年の暮れノムヒョンが政権についた4年前で終わるが、そこからの違いの大きさもさることながら、本書に掲載されている10年間の動きの大きくダイナミックなことにも驚かされる。

コラム一つ一つが500文字程度で短くまとめられているので、非常に読みやすい。続刊を心待ちにしております。

しかしながらちょっと古いので、星4つ。
2008年版を心からお待ちしております。





韓国が危ない (PHP新書)
販売元: PHP研究所

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反共国家だった韓国が、金大中政権の「太陽政策」を経て、今や盧武鉉大統領の左派政権の下で、北朝鮮への警戒感をなくしており、北が南を併合する政治的危機にあることを警告している。そうすれば、日本も影響を免れない。例えば大量の難民が日本に漂着する可能性があるからだ。
著者は韓国滞在経験が豊富で人脈もあり、韓国の歴史にも詳しいため説得力がある。本書を読んで、民主主義国家のもろさも感じた。





韓国式発想法 (生活人新書)
販売元: 日本放送出版協会

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“韓国人と韓国をどのような見方で認識したらよいかという指南書”といった感じがします。現在の韓国人と韓国についての状況とその背景・理由がよく理解できます。著者の長年の豊富な知見と分析に基づいており、色んな視点からバランス良く知識がカバーされております。小生は、5回ほど仕事でソウルに行ったことがあります。それらの断片的な体験はあったので、この本は、興味をもって、実にスムーズに読むことができました。その断片的な知識を包んで全体的に埋め尽くしてくれたという感じがします。韓国式人間関係、韓国人気質、知っておきたい韓国のしくみの各章は、とても参考になる内容です。




韓国人から見た北朝鮮―独裁国家のルーツ (PHP新書)
販売元: PHP研究所

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北朝鮮のルーツは李朝の恐怖政治にあり、さらに、チュチェ思想は儒教の社会主義版であるという著者の主張は、井戸端論議としては面白いが、一般的ではない。
北朝鮮のルーツはスターリン主義であり、それが儒教などと結びついて土着化されたというのが常識的な考え方であろう。
抗日パルチザンの英雄であった金日成は30年代に死亡し、我々が知っている金日成は偽物とか、反共時代の韓国ではやった説を無批判に紹介するなど、著者の北朝鮮理解は現在の韓国人一般のそれとは大部異なる。

著者に行ったこともない北朝鮮の内面的分析を期待するのは土台無理な注文だ。
同じ民族だから伝統文化を南北が共有しているのは当たり前のことで、肝心の北朝鮮の政治の特質が理解できていない。
そのため、韓国人は文化的に共通しているから北朝鮮を恐れていないとか、融合的な太陽政策を支持するとかいった短絡的な結論に陥ってしまう。
韓国人の多くは北朝鮮の核を恐れている。それゆえに南北対話を進めて緊張を緩和しているというのが、常識的な考え方だ。
アンケート調査でも、米国が自国の利益を優先させ北朝鮮との緊張緩和努力を怠っていると大多数が考えている。

本書は親日派韓国人の北朝鮮観、という程度に考えたほうが無難と思う。
それ以上のことを求めるのはないものねだりになる。




韓国人とつきあう法 (ちくま新書)
販売元: 筑摩書房

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 著者は韓国語もほとんど出来ず、韓国に長期滞在した経験もないらしい。そのような人物が韓国に関する専著を書いてよいのか、という気がするが、それ以前の問題として、本書には単純な誤りが非常に多い。

*「日本における『韓国学』の本格的研究者は少ない」(p11)→著者がどのような規準で「本格的研究者」といっているのか不明だが、政治・経済・社会・人文学などの分野で、朝鮮半島を研究する研究者の数は軽く100人を越える。
*「朝鮮総督伊藤博文」(p45)→伊藤博文は韓国統監。
*「『チョッパリ』とは豚のこと」(p55)→正しくは豚の足のこと。
*「(韓国語には)謙遜・謙譲の構文はなくその感覚がない」(p60)→韓国語にも謙遜・謙譲の構文はある。
*「(韓国の女性は)族譜の上では名前すら書かれない。ただ単に女と書かれるだけである」(p168)→これは戦前の話で現在は普通、名前を書く。

 もうひとつ驚かされるのが、巻末の参考文献だ。ここに挙げられているのは、一般向けの入門書や通俗書ばかりで、専門書・論文はほとんどない(もちろん韓国語の文献はひとつもない)。先に見た誤りの数々からすれば、読者のための参考文献として、わざと易しい本を挙げているとは到底思えない。筆者が本書を執筆する上での、本当の参考文献だったのだろう。(歴史的事実の参考文献として、角田房子や梅原猛を挙げているのには驚かされる)

 なによりタチの悪いことは、筆者が本書を「研究」(p177)と自賛している点である。研究と銘打つからには、研究対象に対する徹底したリサーチが求められるこというまでもない。この、通俗書を参考に書いた、誤りだらけの杜撰な本は、断じて「研究」などではない。著者(東京経済大学教授)に研究者としての矜持はあるのだろうか。


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