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和書 529056 (299)



田中角栄研究―全記録 (上) (講談社文庫)
販売元: 講談社

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政治といえばとかく情で語られる事が多いが、田中角栄が行ってきた事を科学的手法を駆使して、証拠を積み上げ、そこから「これ以外に真実はあり得ない」と感じざるを得ない推論へ落とし込む手腕に、若手ジャーナリスト(当時)の躍動感を感じる。田中角栄が政治の世界でどのような活躍をしたのか、その実績はどうだったのか、などはいくらでも他の本から知る事が出来る。それとは正反対の暗部を、これほど論理的にさらけ出したのは本書が最初であろう。




田中角栄研究―全記録 (下) (講談社文庫)
販売元: 講談社

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著者が文芸春秋に「田中角栄研究」を発表したことが契機となり、田中角栄は退陣に追い込まれる。田中側は権力を利用し、総理府公報の月刊誌、週刊誌(特に新聞社系)への宣伝費を増やし、著者を追い詰めてゆく。そして「ロッキード事件」が発覚。著者は発表の場を次々と変えながら、金脈とロッキード事件の追求論文を様々なメディアを使って発表する。著者は、週刊ポストや現代のような独立系の週刊誌が誌面を与えてくれたと感謝している。ロッキード事件は、日米おろか世界数十カ国に跨った汚職事件で、田中角栄ばかりかCIA、児玉機関などが登場して日本の深い闇が姿を現す。今に続く日本の政治の姿が国民の前にはじめてあばかれた。この作品は、色々な場所で発表した一連の論文を整理しなおしたものだが、権力に挑む立花隆の執念にただ敬服する。




田中角栄・真紀子の「税金逃走」 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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田中角栄研究という意味では、立花隆氏のものが有名ですが、本書も取材の深さという意味ではそれに劣っていません。本書では、この父娘がどのように税金を逃れてきたのかが丹念に取材されています。税金を取る方のマルサから見れば、彼らは政治力を使って税金逃れをした許し難い父娘で、そんな彼らが一矢報いるために掘った落とし穴が見事です。角栄死後、これにまんまと嵌ってしまった真紀子女史の悔しさが読み取れ、読み物としても楽しく読める一作になっています。




代議士秘書―永田町、笑っちゃうけどホントの話 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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エピソードがたくさん盛り込まれており、単純に楽しめる本だと思う。
逆に代議士秘書の役割について政治学的に分析した本を読みたい人には(当然ながら)向かない。
文章を書きなれていないのか、口調に違和感を感じる場所はあるものの、臨場感ある内容に引き込まれて一気に読み終えることができるだろう。




大地の教え (講談社文庫)
販売元: 講談社

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脱日本のすすめ―’90年代の日米関係を読む (講談社文庫)
販売元: 講談社

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誰とでも話してやろう―私の海外レポート (講談社文庫)
販売元: 講談社

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団塊サラリーマンの生き方 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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手錠―ある警察官の犯罪 (講談社文庫)
販売元: 講談社

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結婚披露宴の司会を165回も行い、PTA会長まで引き受けた元警官の澤地。それがなぜ、死刑囚となってしまったのか。
彼の転落の軌跡の詳細が分かるが、あまりの速さについていけない。
決断が早く、実行力がある。これは素晴らしいことだが、欠点でもある。全く計画性がない。「何とかなる」で日々を過ごしてこれるうちはいいが、「何ともならなくなった」自分に気づくとき、最悪の結果を招くこととなる。追い詰められた人間にとって、決断が早く、実行力があることが如何に不幸なことか。
そして、彼の周りはその不幸の臭いを嗅ぎ付けて、様々な誘惑が舞い込むことが、彼を一層不幸にしている。
中身は濃いが、若干澤地サイドに立った感がある。





出ようかニッポン、女31歳―アメリカ・中国をゆく (講談社文庫)
販売元: 講談社

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ベトナム人 政治難民、メキシコ人 経済難民、
日本人30歳前女性 社会難民
社会難民となったひとりの女性の打破のしかたを綴った本である。
外国暮らしで辛酸を嘗めた彼女の姿は、不器用ではあるが、底辺
から見た英国や米国が見えてくる。
「あぁ、あるある私にもこういう気持ちだった時がある」と思え

た本である。年齢の縛りから開放して自分探しの終点がより確実
になっていく段階が人それぞれではあると思うが、その過程の共
通点を共感できる人が私の先を歩いていたと思えた本でした。
さて、彼女の第2ラウンドはどうなっているのだろうか?


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