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和書 529056 (311)



雅子妃の新しい皇室づくり (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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マンガ 日本人と天皇―近代天皇制とはなにか (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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すさまじい無知と偏見の塊の本である。
皇室制度の悪い点(と筆者が考える事)だけを架空の出来事を交えて論っている。
君が代を薩摩の田舎の唄で有り難味が無い、などと書くその姿勢からは地方差別的な思考すら窺える。個人的には恋歌を国歌にするなんて洒落ているじゃないかとすら思うのだが…
またっ筆者にとって有り難い国歌とは何であろうか?フランス国歌のごとき血なまぐさい物よりよほどよいと思うのだが…
私は皇室がある事でさまざまなメリットが歴史上あったし、これからもそうだろうと思っている。
例えば日本には宗教対立がほとんどない事や、戦中の軍国主義の時代にも独裁者が存在しなかった事は明らかなメリットなのではないだろうか?
そして天皇が戦前、憲法で主権者とされていたことをもってヒトラーのごとき独裁者であったかのような書き方は、筆者が立憲君主制に対して何も理解がないのだという事をわからせてくれる。
昭和天皇は天皇機関説に賛成であり、機関説が弾圧された時明治憲法の精神が死んだと心ある憲法学者たちが嘆いた事を筆者は知っているのだろうか?

また漫画としての面白さにも欠けている。
ゴーマニズム宣言などでは漫画としてみても中々面白い点が有るが、これは漫画としてテンポが悪く、淡々とした絵柄でインパクトにも欠けている。
これを読んで洗脳される人はよほど純粋で無知な人だけだと思うが、これの知識を元に論戦を行うことなどはしないでほしい。
恥をかくだけだろうから…




美智子皇后と雅子妃 秘められた想い (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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無情の宰相 小泉純一郎 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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このところ、小泉時代を総括する本が、あいついで出ている。
これは、その小泉時代のさなかに書かれた本である。
松田賢弥というのは、野中広務への粘り強い取材などで知られるジャーナリストである。松田が書いた野中の評伝を読む限りでは、彼は野中寄りであると思う。
野中に対する視線には、批評眼を失わないながらもバカにしたところが少しもない。そして、当然のことながら、野中を敬する人間が、小泉を敬するようになるわけがないのだった。この本を読んで、その感を強くした。
ということは、松田の目的というのはやはり、小泉に対して一石を投じる、ということであったのだろう。松田は考えた末に、「政治家としての小泉に対する真っ向からの批判」ではなくて、「私生活を暴露して、その人物を貶める」という方法を採用したのだった。
これは、松田にとっては窮余の策であったろう。「真っ向批判」はさんざん他の人がやっていて、しかも何ら国民に与える影響がなかった、というところから取った「最後の方法」ともいうべき搦め手であった。
「まともな頭があれば、小泉など好きになるわけがなかろう」、という常識は、もはや通用しないところまで来ていた。
「Xジャパンをカラオケで歌う」とか、「バスローブ姿の写真集を出す」とかいうよりは、「官邸で不適切な行為をした」クリントンのほうがよほどマシだと思うのは私だけだろうか。
小泉時代の数年間で、国の国民に対する待遇は飛躍的に下がった。これは、シティホテルに泊まっていたはずなのにいつの間にか民宿並みの接客をされていた、というのに等しい。それでも、多くの人がまだ小泉を好きなのだ。
「最後の搦め手」を投じ「みなさん、これでも好きですか」と問うた松田の試みというものは、しかし「小泉を好きな人は松田の本なんか読まない」という厳然たる事実により、あえなく散っていったのだった。それでも、その一石というものを評価したい。




メイキング小泉政権1365日全記録―私だけが知っている (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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本書は以前出版された『小泉政治の正体』よりも書き方がやわらかい。推薦文をテリー伊藤がかいており、表紙に小泉首相の写真を使用している。また、最初3ページにわたり小泉さんの「米百俵の精神」「痛みに耐えてよくがんばった、感動した」「人生いろいろ、仕事もいろいろ、社員もいろいろ」など暴言、妄言録が記載されている。時系列的に書かれており、デイリースポーツのコラムをまとめて編集したのが本書なので新聞記事のように比較的読みやすいといえる。1365日の題名どおり、時系列を詳細におっているので本格的に学びたい人以外はすべてを読む必要はないのかもしれない。手元に置いて気になった箇所だけ読むのもいいかもしれない。

江田さんの本の多くは読みやすく、現場経験があるため説得力があり私もよく愛用している。現場にいない私たちにとって現場を経験した人物が書いてくれるのは、政治に限らず様々な分野において有用だと思う。現場の情報提供を含めて現場の人間が書いてくれることはありがたいことであり現場の人間にもっと積極的に書いてほしいと思わせる一冊になるはず。




燃えて尽きたし… (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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野望の系譜 闇の支配者 腐った権力者 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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竹下登が総裁指名を受けた二週間ほど前、彼は田中角栄邸を訪問し門前払いされるが、それでもそれを境に日本皇民党の竹下に対する「ほめ殺し」の街頭宣伝はピタリと止むのである。皇民党の街宣活動の根底にあったものは義侠心で、裏社会の人間たちが必ずしも金だけで動くタイプでないことが本書からわかる。そして表社会の秩序維持のため、表社会が裏社会を利用してきたことも事実で、「表=善、裏=悪」と単純に割り切れるものではない。一人一人の人間に裏と表がある限り、社会の裏と表が無くなることもないだろう。




闇将軍―野中広務と小沢一郎の正体 (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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私は野中広務氏を深く尊敬する者である。
そして、著者の松田も野中広務を敬する気持ちを抱きながら、批評眼を失わない取材を続けてこの本を書き上げた。それは小泉純一郎を書いた著作と比べても明らかである。
松田が当初から野中寄りであったとは思われない。夜討ち朝駆けの突撃取材時の、野中との鬼気迫るやりとりから、やはり松田も野中の人柄に圧倒されたひとりなのではないか、と思う。
松田が、敬する野中の変節や弟の件を問うたのは、あっぱれな態度である。
この「変節」を解き明かすためには、ぜひとも小沢一郎を並べて書くことが必要だった。
いわば、小沢を書いたのは野中のため、なのである。ここにも著者の野中への思い入れの深さを感じる。
野中はむろん理想家ではない。理念がないなどと常に批判されてきた。
それは、松田の取材に詳しいように、理想をやっている余裕などなかったからである。常に満員のシートに尻をこじ入れて座るような、無理をしなければ道が拓けなかったのだ。しょせん、理想をやるのは坊ちゃんである。
その野中はいつしか「調整」や「事後処理」にすぐれ、坊ちゃんがやりたがらない汚れ役もこなすツワモノになった。
この人の行き方からすれば、当然の流れである。
ツワモノになってさえ、野中は「満員のシートに尻をこじ入れ」続けなければならなかった。
野中は確かに先をみはるかす千里眼をもたない。だから常に「事後処理」をしてまわる。
でも、考えてみてほしい。「千里眼をもつ人」も必要だが、「事後処理」を確実に行う人間というのも、同等に価値があるではないか。
それをやる人がいなかったら、いたとしても、的確に行わないとしたら、どうなるのか。
今のように、なるのである。今という時代は、「野中」のいない日本、なのである。
私は今こそ日本に住む誰しもが、「事後処理のプロがいない国」=「野中のいない日本」というものをかみしめてもらいたい、と思っている。




ヨーロッパの世界遺産〈1〉イタリア・ギリシア (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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世界遺産とりわけ文化・芸術に関する遺産の宝庫というべきヨーロッパ各地の世界遺産を、国別に紹介した5冊からなるシリーズの第1巻で、イタリア・ギリシャが紹介されています。
この種の本では、掲載写真の美しさが重要かと思いますが、発色はもとより、アングルが非常に良いので、遺産の特徴が良く分るようになっており、楽しめます。また、本の構成が、その物件のある地域について、「風土の魅力」「見どころ」「ここをチェック」といった共通項で説明されていますので、遺産のある地域の特徴がわかりやすく、ガイドブック的に使えるのも便利です。
オールカラーなので、文庫本としては価格が高めですが、見て、使って楽しめる本です。




ヨーロッパの世界遺産〈2〉フランス・イギリス・ベルギー・アイルランド (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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ヨーロッパの世界遺産を国別に美しい写真と文章で紹介する全5冊からなるシリーズの第2巻で、フランス・イギリス・ベルギー・アイルランドの4カ国が紹介されています。写真については、前巻同様、発色がいいのはもちろんですが、アングルも良く、とりわけセーヌ河やテムズ河といった世界遺産が集中した地域を空中から俯瞰した写真は、個々の遺産だけでなく、それがどんな風に街にとけこんでいるかがわかり楽しめます。また、文章についても、各地域が「風土の魅力」「この人に注目」「見どころ」といった項目別に、ほぼ写真と対比する形で紹介されていますので、分りやすいのに加え、地域のガイド本としても使えます。
世界遺産の中でもとりわけ美しいヨーロッパの宮殿や城、街並み等を見ていると、気分も癒され、楽しめるシリーズです。


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