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和書 529056 (314)



更年期障害は自分で治せる!―驚異の生物療法!
販売元: 現代書林

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更年期は、第三の人生の出発点―体の変化と上手につきあう知恵 (ゴマブックス)
販売元: ごま書房

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荒廃のカルテ―少年鑑別番号1589 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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三面記事で読むイタリア (光文社新書)
販売元: 光文社

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時津風部屋の兄弟子による新弟子暴行致死事件の報道を見ながらふと、こういうのって多分外国人にはあまり理解されない世界なのかな、と思った。けど、あれは日本人にしたら、「まあこんなことも起こるかもしれないよね」って思わせるところのある事件ではないか。どんな人間にもあると思うけど、日本には、権威への服従を強いる文化があるかもしれない。ミルグラムの実験の悪趣味な再現である。嫌な話だけど。

さて。イタリアにもああいった、傍目から見ると不可解だけれども、イタリア人にとっては、「まあそんなこともあるかな」というニュースがいろいろある。本書はそういうみょうちくりんなニュースをいろいろ紹介しているのだが、そういう珍妙なニュースに意外と民族性が浮き彫りにされていたりすることがあると思う。特に、EURO導入時の混乱の記事がおもしろかった。2002年元旦にイタリアではユーロが導入されたのだが、この年初に銀行員たちがストライキを行い 90%の銀行で2週間業務が行なわれなかった。通貨が入れ替わるときに銀行で両替ができないのである。日本だったら、何て自己中心的な銀行員たちだろう、ってことになるよね。さらに、切替え時に「絶対に便乗値上げはさせない」と時の首相が言っていたにもかかわらず、ほとんどの物価が上昇した(平均で10%くらい)。イタリアの商人はせこい。「ベニスの商人」(ユダヤ人だけど)はシェイクスピアに揶揄されたが、イタリア商人全体がけっこうせこい商売していることが明らかになってしまったわけである。

一方で、イタリア人は世界で類を見ないほどボランティアに熱心な人たちでもあるようで、守銭奴というわけでもないみたいだ。これは、カトリック教会の影響もあるのかもしれないけれども、多分、イタリア人に自立の精神が通底しているからではないかとも思う。「ボランティア」はそのまま訳せば、「自発的な活動」ということである。イタリアは、上からのおしつけとかプレッシャーがすごく嫌いなんじゃないかなという気がする。「滅私奉公」なんて通じないかも。上の、ストライキの話も便乗値上げの話もそうやって考えると納得できるし、時津風部屋事件みたいな事象があまり理解されない国かもしれない。




羞恥心はどこへ消えた? (光文社新書)
販売元: 光文社

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この本を読んで得たことはルース・ベネディクト「菊と刀」に関して知識を深めることができた点であった。そもそもルース・ベネディクトが女性であることをはじめて知った。要するに「菊と刀」というタイトル以外は何も知らなかったのである(恥ずかしながら)。その中では日本は恥の文化であり欧米は罪の文化であるということが主張されているらしい。その二項対立的に日本を一定のパターンにはめ込む考え方を批判する人々も多いということを知れたことが一番の収穫であった。はたしてベネディクトは新概念を研究したのか、それとも日本を欧米流に分析したにすぎないのか、専門外の私にはまったく分からない。




時間の止まった家 「要介護」の現場から (光文社新書)
販売元: 光文社

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少々不満である。それは各ケースに付された文章が短すぎる点である。短いこと自体はよくも悪くもない。しかしこの本の場合、書き手の言語能力の高さにより、読むと、ある人を一瞥しただけで多くを理解したような気分になってしまう。そこが困る。ああそうかわかった、と判断した瞬間にそれ以上の理解の可能性は消える。なにかを説明する際に、エッセンシャルな書き方をしてくださるのは、ありがたいことだ。しかし、短い文章では説明しきれない部分の大きさを、同時に示唆していただけないだろうか。




住民運動必勝マニュアル 迷惑住民、マンション建設から巨悪まで (光文社新書)
販売元: 光文社

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 最近の日本は、周りの迷惑を考えることのできない自分勝手人、迷惑住民などが増えています。
 気に入って借りたマンションで、隣の住人が夜な夜な騒音をまき散らす人だったらどうしますか?
 眺めが良かったのに目の前に高層マンションが建設されることになったらどうしますか?
 こういう場合に、警察や行政が役に立たないことが多いというのは、みなさん周知の事実でしょう(これはこれで変えていかなければならないことではありますが)。
 もちろん、警察や行政が動いて、あるいは動かして解決した例もあります。
 しかし基本は、自分が立ち上がるしかありません。ただし、絶対に1人では闘ってはいけません。
 快適な住環境を守るために、必携のマニュアルといえるでしょう。ただ、くれぐれも、地域エゴを押し通すためには利用しないようにお願いします。





自由という服従 (光文社新書)
販売元: 光文社

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著者の主張は明白で、「(真の)自由は他者との関係に於いては成り立たず、我々が自由と感じるのは権力(若しくは共同体)に服従していることと並列である」といったところです。
とどのつまり「人間は自由の鎖につながれている」・・・と。あれ、どっかで聞いたことがあるような・・・。
例示があまりにも限定的過ぎて、自由という概念を捉え切れているとは到底言えないですし、ゲーム論的アプローチも単純化されすぎており、説得力を持つ次元には達していません。

ただ、タイトルだけを見て購入したので、かなり堅い内容、文体の著作であることを想像していたのですが、全くそんなことはありませんでしたので、中高生くらいの年代の、「自由って何なんだろう」と悩む年頃の方は読んでみる価値はあるかもしれません。




人生相談「ニッポン人の悩み」 幸せはどこにある? (光文社新書)
販売元: 光文社

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とても優秀な、けれどいまひとつ個性のない若い学者さんが、これまでの研究成果を一般向けに発表させていただきます、といったところ。少なからぬ資料を立体的に配置していく手際のよさ、問題の社会的背景を、統計的データも駆使しながら考察していく視野の広さ、大した能力であると思う。が、社会史的な知見もふくめて「社会学」をある程度すでに学んでいる人間が読むと、学問的に常識的すぎて、退屈きわまりない話が多いように感じられる。まあ、最近の「人生相談」は、「問い」がマニュアル化され、「答え」が相手まかせになっていて、マンネリかも、という指摘にはけっこう納得したのだが。
以前、小谷野敦氏が、『大正時代の身の上相談』(ちくま文庫)の解説で、編者のコメントには、あまり感心しない、と述べていたが、それを想い出したのである。事例としての「悩み」、これは文句なしにおもしろい。が、その社会学的な切り方には、何だか余計だなあ、と感じさせてしまう冗長さがある。って、この本の趣旨を否定しているようなものだが。中島らもの「明るい悩み相談室」は、「パターン化されつつある人生相談に新鮮な風穴を開けた」とか書かれているのを読むと、うーん、ガクモンだあ、と、ひいてしまうわけだ。何か斬新で興奮するような、「人生相談」の二次創作の方法はないのだろうか。




スティグリッツ早稲田大学講義録 グローバリゼーション再考 (光文社新書)
販売元: 光文社

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IMFの事例を中心にグローバリゼーション、市場原理主義に警鐘を鳴らすスティグリッツ教授の公演は、
経済学を深く知らなくとも平易な言葉で語られており、非常にわかりやすい内容である。
1997年ごろに起きた金融危機がどうして起こったのかということ、そしてこれから同じような過ちが起き
ないようにするための国際金融機関の役割を明快に理解することができる。

教授はノーベル賞経済学者ということで、これまで私からは縁遠い感があったが、これを機に他の著作に
触れてみたいと感じた。


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