和書 529056 (350)
知っていそうで知らない台湾―日本を嫌わない隣人たち (平凡社新書)
販売元: 平凡社
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台湾旅行をしますので、それの参考にと購入した本でしたが、内容は台湾の置かれている政治情勢に深く言及したもので、目からウロコとでも言うべき示唆に富んでいました。
前の総統李登輝氏の来日にあたって中国政府が相当牽制していましたが、複雑な中台関係を考えますと、深い意味があったのをあらためて感じました。陳水扁総統時代に入り、新たな関係構築へと移っています。本書では李登輝時代と陳水扁時代の違いや継続性についても詳しく述べられています。
中台関係の政治の緊張関係は依然続いていますが、貿易を中心とした経済と文化交流は盛んです。チャイニーズという出自の共通性が政治体制を越えて、ものの考え方と嗜好に影響を与えているのでしょう。
歴史的な背景を考えながら、日本と台湾とのこれからの関係も大切になってきます。本書では過去の歴史にも触れながら、戦前日本の植民地時代の影響力の大きさを丁寧に記しています。
個人的にはもう少し台湾の文化や風俗、社会のエピソードを多く書いてもらうと一般的な興味を惹いたのではないかと思いました。
ハンディな体裁ですが、この分野について詳しい書籍があまりありませんので、その意味においても有用な書だと言えるでしょう。
知っていそうで知らないフランス―愛すべきトンデモ民主主義国 (平凡社新書)
販売元: 平凡社
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九五年七月から九九年三月までパリ特派員を務めた時事通信・記者の本。日本人から見たら奇異に見えるフランスの実態を告発した書で、フランス政治・社会を知る上での基本書にもなっている。
知っておきたい「女性のからだ」「女性の病気」―これで安心!「気になること」がすぐわかる (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)
販売元: 三笠書房
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失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
販売元: 中央公論社
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戦争時失敗した6つの作戦の敗因を分析し、
失敗に繋った共通事事項(失敗の本質)を
明らかにすることで、今の自分自身や勤めている
会社が同じ轍を踏んでいないか考えさせてくれる本。
約400ページある長い本だが、第2章「失敗の本質」と
第3章「失敗の教訓」を読めばエッセンスを掴める。
内容としても日本軍の敗因となった「明確な戦略目的の欠如」
「過去の成功体験に縛られての過ち」「組織の硬直化」など、
今の職場でも頻繁に見られることが書かれていてドキッとする。
日本軍が犯した誤りを60数年たった今でも多くの企業が
犯していることを考えると日本人は戦争を起こしたことに対する
反省はしても敗因に対する反省はできていないと感じた。
この本の内容を自分の周りで起こっている事柄に当てはめ
熟考することで、どんな人でもたくさんの学びを得られると思う。
湿原―成長する大地 (中公新書)
販売元: 中央公論社
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湿原生態系―生き物たちの命のゆりかご (ブルーバックス)
販売元: 講談社
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幣原喜重郎とその時代 (PHP文庫)
販売元: PHP研究所
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いつの世にも対外的に強気の外交は
いわゆる協調外交よりも評判が良いものらしい。
そういう意味でポピュリズム的には
人気の無かった幣原外交を、
好意的に採り上げて解説しているのが本書である。
(筆者自身が垢抜けた外交官であるという点も
要因としては大きいだろう)
現在の日本外交を考えるに、
近隣において協調外交とは言い難く、
本書などを読むと、後世の評価を仰いでみたくなる。
紫電改びっくりデータ99の謎―最強機のすべて (二見文庫―二見WAi‐WAi文庫)
販売元: 二見書房
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死闘の駆逐艦 (新戦史シリーズ)
販売元: 朝日ソノラマ
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篠沢教授の「大丈夫だぞ、日本人!」 (小学館文庫)
販売元: 小学館
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