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和書 529056 (357)



上海時代―ジャーナリストの回想〈中〉 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

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上海特電―アジア新世紀を読む人脈と金脈 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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社会学入門 (有斐閣新書 C 35)
販売元: 有斐閣

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社会学のあゆみ (有斐閣新書 C 52)
販売元: 有斐閣

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冒頭の社会学前史を除くと、小著なのに、ウェーバー、ジンメル、デュルケームの古典から、マルクス主義社会学、さらにアメリカの社会学諸派、からパーソンズ及び70年代以降の社会学まで鳥瞰できる。ことに、ウェーバー、ジンメル、デュルケムの論述は纏めていながら論点はかなり的確に押さえられており、パーソンズを中心とした現代社会学の説明も申し分ない。良い点は、原典に沿いながらも上手くまとめている所。これだけマスターしていれば、まず学部の社会学史は問題ないという程度。パート2も出ているが、やはり本書のほうが格段に成功していると思う。ただ社会学前史において、ヘーゲルの「法の哲学」について、家族、市民社会、国家を、時間的な推移として説明しているとんでもない箇所があった。基本的には、社会学はヘーゲル哲学を迂回することで成り立っている学問だとは言え、フランクフルト学派を社会学の流派に数えるなら、ヘーゲル哲学の理解抜きには、皆目理解は及ばないし、カント哲学を無意識に前提にしている社会学そのものの批判的検討もできなくなると思う。とはいえ、入門書としては、相当成功していると思う。有斐閣は、或る時期「リヴァイアサン」や「市民政府二論」「法の哲学」その他の社会思想の名著の優れた解説を出していた。「存在と時間」も新書版ではなかったが良く出来ていたと思う。本書も趣向は違うが、その一つだと思う。




集団的自衛権と日本国憲法 (集英社新書)
販売元: 集英社

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驚くほどの素朴な「護憲」主義者。

米国の意図は中国に対する軍事的対抗と規定し、米国を自明の悪とみなしている。そのうえで、その悪の米国に追従する日本が、歴史的にいかにその平和憲法の解釈を歪めてきたかと批判する。一方、中国は、「日本にあるアメリカ軍の基地に対しておこなう攻撃は、アメリカ軍の猛攻を食いとめるためのやむにやまれぬ選択」をとるだけの国であり、「台湾が中国を怒らせる独立宣言などの動きにでてしまうことこそが、問題の発端になる」と説く。これほどの中国追従の論法をあからさまに展開する人物が日本の外交を担う立場にあったことがこの国の外交の貧困と混迷を象徴しているような気がする。

衆参ねじれとテロ特措法をめぐっての自民、民主のかけひきで、やや忘れかけた、集団的自衛論や国連主義、日米同盟と安全保障などが大きな国政上の争点になってきた。紛争と国際政治の現実から目をそらし続けた日本の戦後外交政策が、今からプリンシプルを取り戻していくうえで、本書のような主張も点検しておくべきだと思う。





少年サバイバル・ノート―家族の中で「生き抜く」ために (集英社新書)
販売元: 集英社

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サブタイトルにある「家族の中で生き抜くために」という言葉で、何か感じるものがあれば、今という現象が見えている人であろう。家族は、決して自分自身の生を妨げる存在ではないが、場合によってはそうなりえることもある。だが当の本人でさえその「生きにくさ」が具体的に何が原因となっているのか解らないときがある。そして、社会そのものが自明ではない、不可解な海を今日も迷走し続けているのである。




性同一性障害―性転換の朝(あした) (集英社新書)
販売元: 集英社

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ちょっとでも「そうかも」と思う人は、
「やっぱりちがうや」と言う前に読んで欲しい一冊です。




戦場の現在(いま)―戦闘地域の最前線をゆく (集英社新書)
販売元: 集英社

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 著者は,高校生のころから戦場に行きたいと思い続け,その手段としてまず建設会社に入社しましたが戦場行きを果たせず,次に戦場ジャーナリストになり,今に至るという,ちょっと変わった動機と経歴を持った方です。

 内容は,チェチェン,イラク,旧ユーゴ,中米,アフリカ等の戦場における実体験を綴ったものです。もともとジャーナリスト志望の方ではないためか,文章・構成がそれほど練られているわけではありません。単なる個人の日記と言ってもいいかもしれません。

 しかし,単なる個人の日記ゆえに,自らが戦場に身を置いているような感覚が追体験できると思います。一個人が戦争に巻き込まれ,それが進行しているときは,歴史書やマスメディアで語られるように戦争を大局的な目で見ることは不可能です。自分の周囲何メートルで起きることしか認識できません。この本は,一個人で捉えられる範囲でのみ戦争・戦場を語っているため,逆に実感が伴うという形になっていると思います。
 また,砲撃の音の種類で危険度が察知できるという話や,戦場国でのパスポートの没収の話等,実体験をした者にしか分からない体験・事態の推移の仕方に非常に興味を覚えました。

 本質的なテーマは非常に重いはずですが,分量としてはさっと読める本なので,読んでみても損はないと思います。




台湾革命―緊迫!台湾海峡の21世紀 (集英社新書)
販売元: 集英社

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台湾 したたかな隣人 (集英社新書)
販売元: 集英社

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 本のタイトルの付けかたがうまく、何気なく手にとって買ってしまう人もいるかもしれません。
 しかし、買ってはならない本、読む価値のない本と言っておきましょう。

 他の方のレビューにも少々匂わせる記述がありましたが、著者は自身の脳内で作った結論を、ある一定の脅迫的な言葉遣いを用いながら、納得のいく理由を示すことなくその認証を迫ってきます。
 「すべて」だの「べきだ」だの、いったいその根拠はなんだろう、と読みながら疑問を感じずにはいられない表現も散見されます。

 しかも著者は、自分が実際に台湾に住み、言語を操り、といったことを基にいかにも自分の言動に根拠があるかのようなものいいをします。
 しかし、台湾人の私からすると、残念ながら彼の事実を把握する能力は現実から激しく乖離しているといわざるを得ません。
 おそらくどこに住んでいようと、中文、台語ができようとできまいと、結果は同じでしょう。
 ですから、台湾ビギナーの方は注意なさってください。

 もうおそらく酒井氏の本がこの先、出版されることはないでしょう。
 その意味で突っ込み所満載の叩き台としての利用なら可能かと思いますし、手元においてもいいかもしれません。
 マーケットプレイスなら安く手に入ることですし。


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